db2_conn_error

(PECL ibm_db2 >= 1.0.0)

db2_conn_error 直近の接続から返された SQLSTATE を含む文字列を返す

説明

db2_conn_error(resource $connection = ?): string

db2_conn_error() は、データベースへの直近の接続が 失敗した原因を表す SQLSTATE を返します。接続が失敗した場合には、 db2_connect()false を返します。 この場合、SQLSTATE の値を取得するために db2_conn_error() に何もパラメータを渡す必要はありません。

しかし、接続は成功したもののその後に無効になった場合は、 パラメータ connection を指定することで 特定の接続についての SQLSTATE を取得することができます。

SQLSTATE の値の意味を調べるには、DB2 コマンドラインプロセッサのプロンプトで 次のコマンドを発行します。 db2 '? sqlstate-value' また、db2_conn_errormsg() をコールして、 明示的なエラーメッセージと、それに関連する SQLCODE の値を取得することも可能です。

パラメータ

connection

当初は成功したものの、その後に無効になった接続に 関連付けられた接続リソース。

戻り値

失敗した接続試行の結果を表す SQLSTATE を返します。 直近の接続試行に関連するエラーがない場合には空の文字列を返します。

例1 失敗した接続試行からの SQLSTATE の取得

以下の例では、db2_connect() に わざと無効なパラメータを渡し、SQLSTATE を取得しています。

<?php
$conn 
db2_connect('badname''baduser''badpassword');
if (!
$conn) {
    print 
"SQLSTATE の値: " db2_conn_error();
}
?>

上の例の出力は以下となります。

SQLSTATE の値: 08001

参考

関連キーワード:  接続, SQLSTATE, 直近, conn, 取得, 失敗, errormsg, パラメータ, 試行, エラーメッセージ