getcwd

(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

getcwdカレントのワーキングディレクトリを取得する

説明

getcwd(): string|false

カレントのワーキングディレクトリを返します。

パラメータ

この関数にはパラメータはありません。

戻り値

成功時はカレントのワーキングディレクトリを返します。 失敗時は false を返します。

いくつかの UNIX の派生系では、親ディレクトリが読み込めない、 もしくは検索モードが設定されている場合、カレントディレクトリが可能だとしても getcwd()false を返します。 モードと権限についての詳細は、chmod() を参照ください。

例1 getcwd() の例

<?php

// カレントディレクトリ
echo getcwd() . "\n";

chdir('cvs');

// カレントディレクトリ
echo getcwd() . "\n";

?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

/home/didou
/home/didou/cvs

警告

PHP インタプリタが ZTS (Zend Thread Safety) を有効にしてビルドされていると、 getcwd() 関数が返した現在のカレントディレクトリは、 オペレーティングシステムが返すそれとは異なる可能性があります。 この振る舞いは、カレントディレクトリに依存した (FFI を通じて呼び出される) 外部ライブラリが影響を受けます。

参考

  • chdir() - ディレクトリを変更する
  • chmod() - ファイルのモードを変更する

関連キーワード:  ディレクトリ, カレント, ワーキング, 取得, getcwd, モード, 関数, didou, chmod, 変更