(PHP 7 >= 7.2.0, PHP 8)
imageresolution — 画像の解像度を取得/設定する
imageresolution() 関数は、
画像の解像度を DPI(dots per inch) 単位で取得/設定します。
オプションのパラメータが null
だった場合は、
現在の解像度を配列で返します。
resolution_x
だけが null
でない場合、
垂直/水平方向の解像度がこの値に設定されます。
オプションのパラメータが両方指定されると、
垂直/水平方向の解像度がそれぞれ指定された値に設定されます。
この手の情報をサポートしている画像フォーマットを読み書きする場合(現状、PNG と JPEG)に、 解像度情報はメタ情報としてのみ使われます。画像を描画する操作には一切影響しません。 新しい画像の解像度は 96DPI です。
image
imagecreatetruecolor()のような画像作成関数が返す GdImage オブジェクト。
resolution_x
水平方向の解像度をDPI単位で指定します。
resolution_y
垂直方向の解像度をDPI単位で指定します。
getter として使う場合、
水平方向と垂直方向の解像度を成功時には返します。
失敗した場合に false
を返します。
setter として使う場合、
成功時には true
を返し、失敗した場合に false
を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
8.0.0 |
resolution_x と
resolution_y は、nullable になりました。
|
例1 画像の解像度を取得/設定する
<?php
$im = imagecreatetruecolor(100, 100);
imageresolution($im, 200);
print_r(imageresolution($im));
imageresolution($im, 300, 72);
print_r(imageresolution($im));
?>
上の例の出力は以下となります。
Array ( [0] => 200 [1] => 200 ) Array ( [0] => 300 [1] => 72 )