is_uploaded_file

(PHP 4 >= 4.0.3, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

is_uploaded_fileHTTP POST でアップロードされたファイルかどうかを調べる

説明

is_uploaded_file(string $filename): bool

filename という名前のファイルが HTTP POST によりアップロードされたものである場合に true を返します。 悪意のあるユーザーがスクリプトをだまして、 本来見られてはいけないはずのファイル (/etc/passwd など) にアクセスすることを防止したい場合に、この関数は有用です。

この種の確認は、アップロードされたファイルに関して何でもできる場合には、 その内容をユーザー、または同じシステム上の他のユーザーにさえ 暴かれる可能性があるため、特に重要です。

適切に動作させるために、関数 is_uploaded_file() には $_FILES['userfile']['tmp_name'] のような引数が必要です。 アップロードされたファイルのクライアントマシン上での名前 $_FILES['userfile']['name'] では動作しません。

パラメータ

filename

調べたいファイル名。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。

例1 is_uploaded_file() の例

<?php

if (is_uploaded_file($_FILES['userfile']['tmp_name'])) {
   echo 
"ファイル "$_FILES['userfile']['name'] ." のアップロードに成功しました。\n";
   echo 
"その中身を表示します\n";
   
readfile($_FILES['userfile']['tmp_name']);
} else {
   echo 
"おそらく何らかの攻撃を受けました。";
   echo 
"ファイル名 '"$_FILES['userfile']['tmp_name'] . "'.";
}

?>

参考

関連キーワード:  uploaded, file, ファイル, FILES, 関数, ユーザー, filename, userfile, 動作, 名前