Imagick::adaptiveBlurImage

(PECL imagick 2, PECL imagick 3)

Imagick::adaptiveBlurImageadaptive blur (順応性にじみ) フィルタを画像に追加する

説明

public Imagick::adaptiveBlurImage(float $radius, float $sigma, int $channel = Imagick::CHANNEL_DEFAULT): bool

adaptive blur (順応性にじみ) フィルタを画像に追加します。 adaptive blur の効果は、画像の端に近づくほど弱くなります。 一方、標準の blur の場合は画像全体に均一に働きます。 このメソッドは、ImageMagick バージョン 6.2.9 以降で Imagick をコンパイルした場合に使用可能です。

パラメータ

radius

ガウス分布の半径。中心を含まないピクセル数。 0 を指定すると、半径を自動的に選択します。

sigma

ガウス分布の標準偏差 (ピクセル単位)。

channel

そのモードで有効なチャネル定数を指定します。 複数のチャネルを適用するには、チャネル定数 をビット演算子で組み合わせます。デフォルトは Imagick::CHANNEL_DEFAULT です。 チャネル定数 の一覧を参照ください。

戻り値

成功した場合に true を返します。

エラー / 例外

エラー時に ImagickException をスローします。

例1 Imagick::adaptiveBlurImage() の使用法

画像に順応性にじみを適用し、ブラウザに表示します。

<?php

header
('Content-type: image/jpeg');

$image = new Imagick('test.jpg');

$image->adaptiveBlurImage(5,3);
echo 
$image;

?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

出力例 : Imagick::adaptiveBlurImage() の使用法

参考

関連キーワード:  画像, Imagick, blur, adaptive, フィルタ, 追加, adaptiveBlurImage, チャネル, 定数, 半径