#include <time.h> clock_t clock(void);
インターフェース | 属性 | 値 |
clock() |
Thread safety | MT-Safe |
時刻は桁あふれする可能性がある点に注意すること。 CLOCKS_PER_SEC が 1000000 である 32 ビットシステムでは、 この関数は約 72 分毎に同じ値を返すことになる。
実装によっては、 clock() で返される値に wait(2) (あるいはその他の wait のような関数) で収集された 子プロセスの時間が含まれる場合もある。 Linux では、 clock() が返す値には wait された子プロセスの時間は含まれない。 times(2) 関数は呼び出し元とその子プロセスに関する情報を (別々に) 明示的に返すので、より好ましいだろう。
glibc 2.17 以前では、 clock() は times(2) を使って実装されていた。 glibc 2.18 以降では、 精度を向上させるため、 clock_gettime(2) (の CLOCK_PROCESS_CPUTIME_ID クロック) を使って実装されている。
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