(PHP 4 >= 4.0.3, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
pg_put_line — NULL で終わる文字列を PostgreSQL バックエンドに送信する
pg_put_line() は、NULL で終わる文字列を PostgreSQL
バックエンドサーバーに送信します。これは、PostgreSQL の
COPY FROM
コマンドとともに使用する場合に必要となります。
COPY
は、PostgreSQL によってサポートされている
高速なデータ読み込みインターフェイスです。データの内容はパースされず、
一度のトランザクションで実行されます。
低レベルな pg_put_line() コマンドを用いない別の方法は、 pg_copy_from() を使用することです。これは、はるかに シンプルなインターフェイスです。
注意:
pg_end_copy() を実行する際には、送信データの最後に 明示的に "\." の 2 文字を送信する必要があります。これによって、 バックエンドに対してデータ送信の終了を通知します。
pg_put_line() の使用は、pg_lo_read() や pg_lo_tell() などを含むラージオブジェクトの操作を 発生させ、これが失敗することもあります。そのような場合、かわりに pg_copy_from() および pg_copy_to() が使用可能です。
connection
PgSql\Connection クラスのインスタンス。
connection
が指定されない場合は、デフォルトの接続を使います。
デフォルトの接続とは、pg_connect() または pg_pconnect() によって確立された直近の接続です。
PHP 8.1.0 以降では、デフォルトの接続を使うことは推奨されなくなりました。
data
PostgreSQL バックエンドに直接送信されるテキストデータ。
最後に NULL
が自動的に付加されます。
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
8.1.0 |
connection は、PgSql\Connection クラスのインスタンスを期待するようになりました。
これより前のバージョンでは、リソース を期待していました。
|
例1 pg_put_line() の例
<?php
$conn = pg_pconnect("dbname=foo");
pg_query($conn, "create table bar (a int4, b char(16), d float8)");
pg_query($conn, "copy bar from stdin");
pg_put_line($conn, "3\thello world\t4.5\n");
pg_put_line($conn, "4\tgoodbye world\t7.11\n");
pg_put_line($conn, "\\.\n");
pg_end_copy($conn);
?>