MySQL イベントスケジューラは、イベント、つまりスケジュールに従って実行するタスクのスケジュール設定および実行を管理します。 次の説明では、イベントスケジューラを取り上げ、次のセクションに分かれています。
セクション25.4.1「イベントスケジューラの概要」では、MySQL イベントの概論と概念的概要を示します。
セクション25.4.3「イベント構文」では、MySQL イベントを作成、変更、および削除するための SQL ステートメントについて説明します。
セクション25.4.4「イベントメタデータ」では、イベントに関する情報の取得方法と、MySQL Server でのこの情報の格納方法を示します。
セクション25.4.6「イベントスケジューラと MySQL 権限」では、イベントを処理するために必要な権限と、実行時に権限に関してイベントが持つ派生問題について説明します。
ストアドルーチンには、mysql
システムデータベース内の events
データディクショナリテーブルが必要です。 このテーブルは、MySQL 8.0 インストール手順中に作成されます。 以前のバージョンから MySQL 8.0 にアップグレードする場合は、アップグレード手順を実行して、システムデータベースが最新であることを確認してください。 セクション2.11「MySQL のアップグレード」を参照してください。
追加のリソース
スケジュール設定済みイベントを扱うときには、「MySQL Event Scheduler User Forum」が役立ちます。
イベントの使用にはいくつかの制限があります。セクション25.8「ストアドプログラムの制約」を参照してください。
イベントのバイナリロギングは、セクション25.7「ストアドプログラムバイナリロギング」で説明しているように行われます。