MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


20.3.2 world_x データベースのダウンロードおよびインポート

このクイックスタートガイドの一部として、world_x スキーマと呼ばれるサンプルスキーマが用意されています。 これらの例の多くは、このスキーマを使用するドキュメントストア機能を示しています。 world_x スキーマをロードできるように MySQL サーバーを起動し、次のステップに従います:

  1. world_x-db.zip のダウンロード。

  2. /tmp/などの一時的な場所にインストールアーカイブを抽出します。 アーカイブを解凍すると、world_x.sql という名前の単一ファイルが作成されます。

  3. world_x.sql ファイルをサーバーにインポートします。 次のいずれかを実行できます:

    • MySQL Shell を SQL モードで起動し、次のコマンドを発行してファイルをインポートします:

      mysqlsh -u root --sql --file /tmp/world_x-db/world_x.sql
      Enter password: ****
    • 実行中に MySQL Shell を SQL モードに設定し、次のコマンドを発行してスキーマファイルをソーシングします:

      \sql
      Switching to SQL mode... Commands end with ;
      \source /tmp/world_x-db/world_x.sql

    /tmp/をシステム上の world_x.sql ファイルへのパスに置き換えます。 プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 root 以外のアカウントは、そのアカウントが新しいスキーマを作成する権限を持っているかぎり使用できます。

world_x スキーマ

world_x サンプルスキーマには、次の JSON コレクションおよびリレーショナルテーブルが含まれています:

  • コレクション

    • countryinfo: 世界中の国に関する情報。

  • テーブル

    • country: 世界の国に関する最小限の情報。

    • city: これらの国の一部の都市に関する情報。

    • countrylanguage: 各国で話されている言語。

関連情報


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