X DevAPI を使用してリレーショナルテーブルを操作することもできます。 MySQL では、各リレーショナルテーブルは特定のストレージエンジンに関連付けられます。 このセクションの例では、world_x
スキーマの InnoDB
テーブルを使用します。
スキーマの確認
db
グローバル変数に割り当てられているスキーマを表示するには、db
を発行します。
mysql-py> db
<Schema:world_x>
戻り値が Schema:world_x
でない場合は、db
変数を次のように設定します:
mysql-py> \use world_x
Schema `world_x` accessible through db.
すべてのテーブルの表示
world_x
スキーマ内のすべてのリレーショナルテーブルを表示するには、db
オブジェクトで get_tables()
メソッドを使用します。
mysql-py> db.get_tables()
[
<Table:city>,
<Table:country>,
<Table:countrylanguage>
]
基本的なテーブル操作
テーブルによってスコープ指定される基本的な操作は次のとおりです:
操作フォーム | 説明 |
---|---|
db. |
insert() メソッドは、名前付きのテーブルに 1 つ以上のレコードを挿入します。 |
db. |
select() メソッドは、指定されたテーブルの一部またはすべてのレコードを返します。 |
db. |
update() メソッドは、指定されたテーブルのレコードを更新します。 |
db. |
delete() メソッドは、名前付きのテーブルから 1 つ以上のレコードを削除します。 |
関連情報
詳しくはWorking with Relational Tablesをご覧ください。
CRUD EBNF Definitions では、操作の完全なリストが提供されます。
world_x
スキーマサンプルの設定手順は、セクション20.4.2「world_x データベースのダウンロードおよびインポート」 を参照してください。