MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


20.4.3.5 ドキュメントの削除

remove() メソッドを使用して、スキーマ内のコレクションから一部またはすべてのドキュメントを削除できます。 X DevAPI には、remove() メソッドとともに使用して、削除するドキュメントをフィルタおよびソートするための追加メソッドが用意されています。

条件を使用したドキュメントの削除

次の例では、検索条件を remove() メソッドに渡します。 条件に一致するすべてのドキュメントが countryinfo コレクションから削除されます。 この例では、1 つのドキュメントが条件に一致します。

mysql-py> db.countryinfo.remove("Code = 'SEA'")
最初のドキュメントの削除

countryinfo コレクションの最初のドキュメントを削除するには、値 1 を指定して limit() メソッドを使用します。

mysql-py> db.countryinfo.remove("true").limit(1)
オーダー内の最後の文書の削除

次の例では、国名で countryinfo コレクションの最後のドキュメントを削除します。

mysql-py> db.countryinfo.remove("true").sort(["Name desc"]).limit(1)
コレクション内のすべてのドキュメントの削除

コレクション内のすべてのドキュメントを削除できます。 これを行うには、検索条件を指定せずに remove("true") メソッドを使用します。

注意

検索条件を指定せずにドキュメントを削除する場合は注意してください。 このアクションは、コレクションからすべてのドキュメントを削除します。

または、db.drop_collection('countryinfo') 操作を使用して countryinfo コレクションを削除します。

関連情報

関連キーワード:  ドキュメント, 削除, コレクション, テーブル, リファレンス, countryinfo, remove, Shell, メソッド, 条件