--no-data
オプションは mysqldump にテーブルデータをダンプしないように伝えるため、ダンプファイルにはテーブルを作成するステートメントのみが含まれます。 逆に、--no-create-info
オプションは、ダンプファイルにテーブルデータのみが含まれるように、mysqldump に出力から CREATE
ステートメントを抑制するように伝えます。
たとえば、test
データベースのテーブル定義とデータを別々にダンプするには、これらのコマンドを使用します。
shell> mysqldump --no-data test > dump-defs.sql
shell> mysqldump --no-create-info test > dump-data.sql
定義のみのダンプの場合、ストアドルーチンとイベントの定義も含めるには、--routines
および --events
オプションを追加します。
shell> mysqldump --no-data --routines --events test > dump-defs.sql