18.4.1.3 グループレプリケーショングループ書込みコンセンサスの使用
このセクションでは、グループのコンセンサスインスタンスの最大数をいつでも検査および構成する方法について説明します。 この最大値はグループのイベント範囲と呼ばれ、グループがパラレルに実行できるコンセンサスインスタンスの最大数です。 これにより、Group Replication デプロイメントのパフォーマンスを微調整できます。 たとえば、LAN 上で実行されているグループにはデフォルト値の 10 が適していますが、WAN などの低速なネットワーク上で動作しているグループには、この数値を増やしてパフォーマンスを向上させます。
group_replication_get_write_concurrency()
UDF を使用して、実行時に次を発行してグループイベント範囲値を検査します:
SELECT group_replication_get_write_concurrency();
group_replication_set_write_concurrency()
UDF を使用して、次を発行することでシステムが並行して実行できるコンセンサスインスタンスの最大数を設定します:
SELECT group_replication_set_write_concurrency(instances);
ここで、instances
はコンセンサスインスタンスの新しい最大数です。 この UDF を使用するには、GROUP_REPLICATION_ADMIN
権限が必要です。