MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


17.5.1.8 CURRENT_USER() のレプリケーション

次のステートメントは、影響を受けるユーザーまたは定義者の名前 (場合によってはホスト) のかわりに CURRENT_USER() 関数の使用をサポートしています:

  • DROP USER

  • RENAME USER

  • GRANT

  • REVOKE

  • CREATE FUNCTION

  • CREATE PROCEDURE

  • CREATE TRIGGER

  • CREATE EVENT

  • CREATE VIEW

  • ALTER EVENT

  • ALTER VIEW

  • SET PASSWORD

バイナリロギングが有効で、これらのステートメントのいずれかで CURRENT_USER() または CURRENT_USER が定義者として使用されている場合、MySQL Server はステートメントがレプリケートされるときに、ソースとレプリカの両方の同じユーザーにステートメントが適用されることを確認します。 場合によっては、パスワードを変更するステートメントなど、ステートメントにユーザー名が含まれるように、関数参照がバイナリログに書き込まれる前に展開されます。 他のすべての場合、ソースの現在のユーザーの名前はメタデータとしてレプリカにレプリケートされ、レプリカはレプリカの現在のユーザーではなく、メタデータで指定された現在のユーザーにステートメントを適用します。


関連キーワード:  ステートメント, ソース, バイナリ, ベース, GTID, トランザクション, CREATE, 構成, 変数, 設定