MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


17.5.1.10 レプリケーションと DIRECTORY テーブルオプション

ソースサーバーの CREATE TABLE ステートメントで DATA DIRECTORY または INDEX DIRECTORY テーブルオプションが使用されている場合は、レプリカでもテーブルオプションが使用されます。 これにより、対応するディレクトリがレプリカホストファイルシステムに存在しない場合、または存在するがレプリカ MySQL サーバーにアクセスできない場合に問題が発生する可能性があります。 これをオーバーライドするには、レプリカで NO_DIR_IN_CREATE サーバーの SQL モードを使用します。これにより、CREATE TABLE ステートメントのレプリケート時にレプリカで DATA DIRECTORY および INDEX DIRECTORY テーブルオプションが無視されます。 その結果、テーブルのデータベースディレクトリ内に MyISAM データおよびインデックスファイルが作成されます。

詳細は、セクション5.1.11「サーバー SQL モード」を参照してください。


関連キーワード:  ソース, テーブル, ベース, ステートメント, バイナリ, GTID, サーバー, トランザクション, 構成, 変数