index.txt For Vim バージョン 8.2. Last change: 2021 Aug 31
VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
index
このファイルには各モードのすべてのコマンドが列挙されており、タグと短い説明が示
されている。一覧はASCIIコード順に並んでいる。
Tip: 機能で検索するときは、検索コマンドを使用する。例えば、何かを削除するコマ
ンドを検索したいなら、"/削除" を使用する。
1. 挿入モード insert-index
2. ノーマルモード normal-index
2.1. テキストオブジェクト objects
2.2. ウィンドウコマンド CTRL-W
2.3. 角括弧コマンド [
2.4. 'g' で始まるコマンド g
2.5. 'z' で始まるコマンド z
2.6. オペレータ待機モード operator-pending-index
3. ビジュアルモード visual-index
4. コマンドライン編集 ex-edit-index
5. 端末ジョブモード terminal-job-index
6. EX コマンド ex-cmd-index
オプションの概略はoption-listを参照。
組み込み関数の概略はfunctionsを参照。
Vim変数の一覧はvim-variableを参照。
全ヘルプ項目の一覧は help-tags を参照。
==============================================================================
1. 挿入モード insert-index
タグ 文字 挿入モードでの動作
-----------------------------------------------------------------------
i_CTRL-@ CTRL-@ 直前に挿入したテキストを挿入し、挿入モードを
終了する。
i_CTRL-A CTRL-A 直前に挿入したテキストを挿入する。
CTRL-B 未使用 i_CTRL-B-gone
i_CTRL-C CTRL-C 'insertmode' がセットされていなければ、短縮入
力をチェックせずに挿入モードを終了する。
i_CTRL-D CTRL-D 現在の行から shiftwidth 分のインデントを削除
する。
i_CTRL-E CTRL-E 下の行のカーソルと同じ位置にある文字を挿入する
CTRL-F 未使用 (しかし標準設定では'cinkeys'の設定によ
りカーソル行を再インデントするのに使用される)
i_CTRL-G_j CTRL-G CTRL-J 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_j CTRL-G j 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_j CTRL-G <Down> 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_k CTRL-G CTRL-K 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_k CTRL-G k 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_k CTRL-G <Up> 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_u CTRL-G u アンドゥで元に戻す地点を新たに設定
i_CTRL-G_U CTRL-G U 次のカーソル移動でアンドゥを分割しない
i_<BS> <BS> カーソルの前にある文字を削除する。
i_digraph {char1}<BS>{char2}
ダイグラフを入力する。 ('digraph' オプションが
オンのとき)
i_CTRL-H CTRL-H <BS> と同じ
i_<Tab> <Tab> <Tab> 文字を挿入
i_CTRL-I CTRL-I <Tab> と同じ
i_<NL> <NL> <CR> と同じ
i_CTRL-J CTRL-J <CR> と同じ
i_CTRL-K CTRL-K {char1} {char2}
ダイグラフを入力する。
i_CTRL-L CTRL-L 'insertmode'がオンのとき、挿入モードを終了する
i_<CR> <CR> 改行を入力。
i_CTRL-M CTRL-M <CR> と同じ。
i_CTRL-N CTRL-N カーソルの前にあるキーワードで前方検索し、一致
した単語で補完する。
i_CTRL-O CTRL-O 1回コマンドを実行し、挿入モードに戻る。
i_CTRL-P CTRL-P カーソルの前にあるキーワードで後方検索し、一致
した単語で補完する。
i_CTRL-Q CTRL-Q CTRL-V と同じ。端末制御に使用されている場合を
除く。
i_CTRL-SHIFT-Q CTRL-SHIFT-Q {char}
CTRL-Q と同様だが modifyOtherKeys が有効
i_CTRL-R CTRL-R {register}
レジスタに保存されている文字列を挿入。
i_CTRL-R_CTRL-R CTRL-R CTRL-R {register}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
i_CTRL-R_CTRL-O CTRL-R CTRL-O {register}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
インデントは挿入しない。
i_CTRL-R_CTRL-P CTRL-R CTRL-P {register}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
インデントは固定。
CTRL-S 未使用、もしくは端末制御に使用
i_CTRL-T CTRL-T 現在の行に shiftwidth 分のインデントを挿入する。
i_CTRL-U CTRL-U 現在の行に挿入したすべての文字を削除する。
i_CTRL-V CTRL-V {char} 続いて入力する数字以外の文字をそのまま挿入する
i_CTRL-SHIFT-V CTRL-SHIFT-V {char}
CTRL-V と同様だが modifyOtherKeys が有効
i_CTRL-V_digit CTRL-V {number} 続いて入力する3桁の10進数で1バイト文字を指定
して挿入
i_CTRL-W CTRL-W カーソルの前にある単語を削除する。
i_CTRL-X CTRL-X {mode} CTRL-X サブモードに移行する。
詳しくはi_CTRL-X_indexを参照。
i_CTRL-Y CTRL-Y 上の行のカーソルと同じ位置にある文字を挿入する
i_CTRL-Z CTRL-Z 'insertmode' がセットされている場合: Vim をサ
スペンドする。
i_<Esc> <Esc> 挿入モードを終了する。('insertmode' がセットさ
れていない場合)
i_CTRL-[ CTRL-[ <Esc> と同じ。
i_CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N ノーマルモードへ移行。
i_CTRL-\_CTRL-G CTRL-\ CTRL-G 'insertmode' に合わせたモードへ移行。
CTRL-\ a - z 将来の拡張のために予約。
CTRL-\ others 未使用
i_CTRL-] CTRL-] 短縮入力を適用する
CTRL-^ マップ:lmapの有効無効を切り替える
i_CTRL-_ CTRL-_ 'allowrevins' がオンのとき、言語を切り替える。
(ヘブライ語、ペルシア語) {+rightleft 機能付
きでコンパイルしたときのみ}
<Space> to '~' 未使用。ただし CTRL-D が後に続く '0' と '^' は
除く。
i_0_CTRL-D 0 CTRL-D 現在の行の全インデントを削除する。
i_^_CTRL-D ^ CTRL-D 現在の行の全インデントを削除し、次の行に復元。
i_<Del> <Del> カーソル位置の文字を削除。
Meta characters (0x80 to 0xff, 128 to 255)
未使用
i_<Left> <Left> カーソルを1文字左へ移動。
i_<S-Left> <S-Left> カーソルを1単語左へ移動。
i_<C-Left> <C-Left> カーソルを1単語左へ移動。
i_<Right> <Right> カーソルを1文字右へ移動。
i_<S-Right> <S-Right> カーソルを1単語右へ移動。
i_<C-Right> <C-Right> カーソルを1単語右へ移動。
i_<Up> <Up> カーソルを1行上へ移動。
i_<S-Up> <S-Up> <PageUp> と同じ。
i_<Down> <Down> カーソルを1行下へ移動。
i_<S-Down> <S-Down> <PageDown> と同じ。
i_<Home> <Home> カーソルを行の先頭へ移動。
i_<C-Home> <C-Home> カーソルをファイルの先頭へ移動。
i_<End> <End> カーソルを行末へ移動。
i_<C-End> <C-End> カーソルをファイルの末尾へ移動。
i_<PageUp> <PageUp> 1画面上へスクロール。
i_<PageDown> <PageDown> 1画面下へスクロール。
i_<F1> <F1> <Help> と同じ。
i_<Help> <Help> 挿入モードを終了し、ヘルプウィンドウを表示する。
i_<Insert> <Insert> 挿入/置換モードをトグルする。
i_<LeftMouse> <LeftMouse> カーソルをマウスクリックした位置へ移動。
i_<ScrollWheelDown> <ScrollWheelDown> ウィンドウを3行下へ
i_<S-ScrollWheelDown> <S-ScrollWheelDown> ウィンドウを1画面下へ
i_<ScrollWheelUp> <ScrollWheelUp> ウィンドウを3行上へ
i_<S-ScrollWheelUp> <S-ScrollWheelUp> ウィンドウを1画面上へ
i_<ScrollWheelLeft> <ScrollWheelLeft> ウィンドウを6列左へ
i_<S-ScrollWheelLeft> <S-ScrollWheelLeft> ウィンドウを1画面左へ
i_<ScrollWheelRight> <ScrollWheelRight> ウィンドウを6列右へ
i_<S-ScrollWheelRight> <S-ScrollWheelRight> ウィンドウを1画面右へ
CTRL-X サブモードで使用するコマンド i_CTRL-X_index
i_CTRL-X_CTRL-D CTRL-X CTRL-D 定義済みの識別子を補完。
i_CTRL-X_CTRL-E CTRL-X CTRL-E ウィンドウを上へスクロール。
i_CTRL-X_CTRL-F CTRL-X CTRL-F ファイル名を補完。
i_CTRL-X_CTRL-I CTRL-X CTRL-I 識別子を補完。
i_CTRL-X_CTRL-K CTRL-X CTRL-K 辞書の識別子を補完。
i_CTRL-X_CTRL-L CTRL-X CTRL-L 行全体を補完。
i_CTRL-X_CTRL-N CTRL-X CTRL-N 次の補完候補。
i_CTRL-X_CTRL-O CTRL-X CTRL-O オムニ補完
i_CTRL-X_CTRL-P CTRL-X CTRL-P 前の補完候補。
i_CTRL-X_CTRL-S CTRL-X CTRL-S スペリング補完
i_CTRL-X_CTRL-T CTRL-X CTRL-T 類語による補完
i_CTRL-X_CTRL-Y CTRL-X CTRL-Y ウィンドウを下へスクロール。
i_CTRL-X_CTRL-U CTRL-X CTRL-U 'completefunc' による補完
i_CTRL-X_CTRL-V CTRL-X CTRL-V コマンドラインと同様な補完
i_CTRL-X_CTRL-Z CTRL-X CTRL-Z テキストをそのままにして、補完を停止
i_CTRL-X_CTRL-] CTRL-X CTRL-] タグを補完。
i_CTRL-X_s CTRL-X s スペリング補完
補完モードのコマンド(popupmenu-keys を参照)
complete_CTRL-E CTRL-E 補完を中止し元のテキストに戻す
complete_CTRL-Y CTRL-Y 選択した候補を受け入れて補完を中止する
CTRL-L 現在の候補から1文字を挿入する
<CR> 現在の選択した候補を挿入する
<BS> 1文字削除し候補を検索する
CTRL-H <BS> と同じ
<Up> 上の候補を選択する
<Down> 下の候補を選択する
<PageUp> 数個上の候補を選択する
<PageDown> 数個下の候補を選択する
その他 補完を中止し入力された文字を挿入する
==============================================================================
2. ノーマルモード normal-index
CHAR 空白以外の文字
WORD 空白以外の文字からなる文字列
N コマンドの前に入力される数字
{motion} カーソル移動コマンド
Nmove {motion} でカーソルが通過するテキスト
SECTION セクション。'{' ではなく '}' の場合もあるsection
Note: 1 = カーソル移動コマンド 2 = アンドゥ/リドゥ可能
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
CTRL-@ 未使用
CTRL-A CTRL-A 2 カーソル位置/カーソルより後ろにある数字に N
を加える。
CTRL-B CTRL-B 1 ウィンドウを N 画面上へスクロール。
CTRL-C CTRL-C 現在の(検索)コマンドを中断する。
CTRL-D CTRL-D ウィンドウを N 行下へスクロールする。
(省略時は半画面)
CTRL-E CTRL-E ウィンドウを N 行下へスクロールする。
CTRL-F CTRL-F 1 ウィンドウを N 画面下へスクロール。
CTRL-G CTRL-G 現在のファイル名とカーソル位置を表示する。
<BS> <BS> 1 "h" と同じ。
CTRL-H CTRL-H 1 "h" と同じ。
<Tab> <Tab> 1 N 個先のジャンプリストの場所へジャンプする。
CTRL-I CTRL-I 1 <Tab> と同じ。
<NL> <NL> 1 "j" と同じ。
CTRL-J CTRL-J 1 "j" と同じ。
CTRL-K 未使用
CTRL-L CTRL-L 画面の再描画。
<CR> <CR> 1 カーソルを N 行下の先頭の CHAR へ移動。
CTRL-M CTRL-M 1 <CR> と同じ。
CTRL-N CTRL-N 1 "j" と同じ。
CTRL-O CTRL-O 1 N 個前のジャンプリストの場所へジャンプする。
CTRL-P CTRL-P 1 "k" と同じ。
CTRL-Q 未使用、もしくは端末制御に使用
CTRL-R CTRL-R 2 'u' でアンドゥした変更をリドゥする。
CTRL-S 未使用、もしくは端末制御に使用
CTRL-T CTRL-T N 個前のタグリストの場所へジャンプする。
CTRL-U CTRL-U ウィンドウを N 行上へスクロール。
(省略時は半画面)
CTRL-V CTRL-V 矩形ビジュアルモードを開始する。
CTRL-W CTRL-W {char} ウィンドウコマンド、CTRL-W を参照。
CTRL-X CTRL-X 2 カーソル位置/カーソルより後ろにある数字に N
を減じる。
CTRL-Y CTRL-Y ウィンドウを N 行上へスクロール。
CTRL-Z CTRL-Z Vim の実行を中断。(新しいシェルを開始する)
CTRL-[ <Esc> 未使用
CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N ノーマルモードへ移行。(つまり何もしない)
CTRL-\_CTRL-G CTRL-\ CTRL-G 'insertmode' に合わせたモードへ移行。
CTRL-\ a - z 将来の拡張のために予約。
CTRL-\ others 未使用
CTRL-] CTRL-] カーソル位置の単語を :ta で検索する。
CTRL-^ CTRL-^ N 番目のファイルを編集する。(":e #N" と同じ)
CTRL-_ 未使用
<Space> <Space> 1 "l" と同じ。
! !{motion}{filter}
2 Nmove のテキストを {filter} コマンドでフィ
ルタする。
!! !!{filter} 2 N 行を {filter} コマンドでフィルタする。
quote "{register} 削除、ヤンク、プットコマンドで {register}
を指定するために使用する。
({.%#:} はプットコマンドでのみ有効)
# # 1 カーソル位置の単語で後方検索し、N 番目に見
つかった場所へ移動。
$ $ 1 カーソルを N 行下の行末へ移動。
% % 1 現在の行にある次の括弧やC風コメント(/* */)
の対、対応するプリプロセッサーなどに移動
N% {count}% 1 ファイルの N パーセントの位置に移動。
& & 2 最後に実行した :s コマンドを繰り返す。
' '{a-zA-Z0-9} 1 {a-zA-Z0-9} でマークした行の先頭の CHAR へ
カーソルを移動。
'' '' 1 最後のジャンプの前にいた行の先頭の CHAR へ
カーソルを移動。
'( '( 1 現在の文の文頭がある行の先頭の CHAR へ移動
') ') 1 現在の文の文末がある行の先頭の CHAR へ移動
'< '< 1 カレントバッファで選択されていた選択範囲の
最初の行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
'> '> 1 カレントバッファで選択されていた選択範囲の
最後の行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
'[ '[ 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの先頭行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
'] '] 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの末尾行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
'{ '{ 1 現在の段落の最初の行の先頭の CHAR へ移動
'} '} 1 現在の段落の最後の行の先頭の CHAR へ移動
( ( 1 カーソルを N 文だけ戻す。
) ) 1 カーソルを N 文だけ先に進める。
star * 1 カーソル位置の単語を前方検索し、N 番目に見
つかった位置へ移動。
+ + 1 <CR>と同じ。
, , 1 最後に実行した f, t, F または T コマンドを
逆向きに N 回繰り返す。
- - 1 カーソルを N 行上の先頭の CHAR へ移動。
. . 2 最後の編集を N 回繰り返す。
/ /{pattern}<CR> 1 {pattern} で前方検索し、N 番目に見つかった
位置へ移動。
/<CR> /<CR> 1 最後の検索の {pattern} で前方検索。
count 0 1 カーソルを行頭文字へ移動。
count 1 カウントを指定するためにコマンドの前に入力
count 2 "
count 3 "
count 4 "
count 5 "
count 6 "
count 7 "
count 8 "
count 9 "
: : 1 Ex コマンドの入力開始。
N: {count}: カレント行から N-1 行下の行までの範囲で有効
となる Ex コマンドの入力開始。
; ; 1 最後の f, t, F または T を N 回繰り返す。
< <{motion} 2 Nmove の行を 'shiftwidth' 分だけ左へシフト。
<< << 2 N 行を 'shiftwidth' 分だけ左へシフト。
= ={motion} 2 Nmove の行のインデントを調整する。
== == 2 N 行のインデントを調整する。
> >{motion} 2 Nmove の行を 'shiftwidth' 分だけ右へシフト。
>> >> 2 N 行を 'shiftwidth' 分だけ右へシフト。
? ?{pattern}<CR> 1 {pattern} で後方検索し、N 番目に見つかった
位置へ移動。
?<CR> ?<CR> 1 最後の検索の {pattern} で後方検索。
@ @{a-z} 2 レジスタ {a-z} の内容を N 回実行する。
@: @: 最後の ":" コマンドを N 回実行する。
@@ @@ 2 最後の @{a-z} コマンドを N 回実行する。
A A 2 行末に N 回テキストを追加する。
B B 1 カーソルを N WORD だけ戻す。
C ["x]C 2 カーソル位置から行末までと続く N-1 行のテキ
ストを削除し[レジスタ x に保存して]、テキス
トを入力する; "c$" と同じ。
D ["x]D 2 カーソル位置から行末までと続く N-1 行のテキ
ストを削除する[レジスタ x に保存する]; "d$"
と同じ。
E E 1 カーソルを N 先の WORD の末尾へ移動。
F F{char} 1 カーソルを左方向へ N 個目の {char} に移動。
G G 1 カーソルを N 行目に移動、省略時は最後の行。
H H 1 カーソルを画面の上から N 行目に移動。
I I 2 行の先頭の CHAR の前に N 回テキストを挿入。
J J 2 N 行結合。省略時は2行。
K K カーソル位置のキーワードを 'keywordprg' で
調べる。
L L 1 カーソルを画面の下から N 行目に移動。
M M 1 カーソルを画面の中央の行に移動。
N N 1 最後に実行した '/' または '?' を逆方向に N
回実行する。
O O 2 カーソルの上に新規に行を挿入し、テキストを
入力、N 回繰り返す。
P ["x]P 2 カーソルの前に[レジスタ x の]テキストを N
回挿入する。
Q Q "Ex" モードに移行する。
R R 2 置換モードに移行する: 今ある文字を上書き
する、入力したテキストを N-1 回繰り返す。
S ["x]S 2 N 行削除し[レジスタ x に保存]、テキストの挿
入開始; "cc" と同じ。
T T{char} 1 カーソルを左方向へ N 個目の {char} の直後ま
で移動。
U U 2 1行中の最近の変更をすべて取り消す。
V V 行指定のビジュアルモードを開始する。
W W 1 カーソルを N WORD 先に進める。
X ["x]X 2 カーソルの前にある N 文字を削除する[レジスタ
x に保存]。
Y ["x]Y N 行[レジスタ x に]ヤンクする; "yy" と同じ。
ZZ ZZ バッファが変更されていれば保存し、ウィンドウ
を閉じる。
ZQ ZQ 保存せずにウィンドウを閉じる。
[ [{char} 大括弧コマンド (下の[を参照)
\ 未使用
] ]{char} 大括弧コマンド (下の]を参照)
^ ^ 1 カーソルを行の先頭の CHAR へ移動。
_ _ 1 カーソルを N-1 行下の先頭の CHAR へ移動。
` `{a-zA-Z0-9} 1 カーソルをマーク {a-zA-Z0-9} へ移動。
`( `( 1 現在の文の文頭へ移動
`) `) 1 現在の文の文末へ移動
`< `< 1 最後に選択されていた選択範囲の先頭に移動
`> `> 1 最後に選択されていた選択範囲の末尾に移動
`[ `[ 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの先頭へカーソルを移動。
`] `] 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの末尾へカーソルを移動。
`` `` 1 最後のジャンプの前にいた位置へカーソルを移
動。
`{ `{ 1 現在の段落の最初へ移動
`} `} 1 現在の段落の最後へ移動
a a 2 カーソルの直後に N 回テキストを追加する。
b b 1 カーソルを N ワードだけ戻す。
c ["x]c{motion} 2 Nmove のテキストを削除[レジスタ x に保存]し、
挿入モードへ移行。
cc ["x]cc 2 N 行削除[レジスタ x に保存]し、挿入モードへ
移行。
d ["x]d{motion} 2 Nmove のテキストを削除[レジスタ x に保存]。
dd ["x]dd 2 N 行削除[レジスタ x に保存]。
do do 2 ":diffget" と同じ。
dp dp 2 ":diffput" と同じ。
e e 1 カーソルを N 先のワードの末尾へ移動。
f f{char} 1 カーソルを右方向へ N 個目の {char} に移動。
g g{char} 拡張コマンド、下のgを参照。
h h 1 カーソルを左へ N 文字移動。
i i 2 カーソルの直前に N 回テキストを挿入する。
j j 1 カーソルを N 行下へ移動する。
k k 1 カーソルを N 行上へ移動する。
l l 1 カーソルを右へ N 文字移動。
m m{A-Za-z} カーソル位置にマーク {A-Za-z} をセットする。
n n 1 最後の '/' or '?' を N 回繰り返す。
o o 2 カーソルの下に新規に行を挿入し、テキストを
入力、N 回繰り返す。
p ["x]p 2 カーソルの後に[バッファ x の]テキストを N
回挿入する。
q q{0-9a-zA-Z"} 入力した文字をレジスタ {0-9a-zA-Z"} に記録
する。(大文字なら既存のレジスタに追加)
q q (記録中なら) レジスタへの記録を終了する。
q: q: コマンドラインウィンドウで : のコマンドライ
ンを編集する。
q/ q/ コマンドラインウィンドウで / のコマンドライ
ンを編集する。
q? q? コマンドラインウィンドウで ? のコマンドライ
ンを編集する。
r r{char} 2 N 文字を {char} で置き換える。
s ["x]s 2 (置換) N 文字削除[レジスタ x に保存]し、挿
入モードに移行。
t t{char} 1 カーソルを右方向へ N 個目の {char} の直前ま
で移動。
u u 2 変更をアンドゥ。
v v 文字指定のビジュアルモードを開始する。
w w 1 カーソルを N ワード先へ移動。
x ["x]x 2 カーソル位置と直後の N 文字を削除[レジスタ
x に保存]
y ["x]y{motion} Nmove のテキストを[レジスタ x へ]ヤンク。
yy ["x]yy N 行[レジスタ x へ]ヤンク。
z z{char} 'z' で始まるコマンドの実行。下記参照z
{ { 1 カーソルを N 段落戻す。
bar | 1 カーソルを N カラムへ移動。
} } 1 カーソルを N 段落進める。
~ ~ 2 'tildeop' オフ: カーソル位置の N 文字の大文
字小文字を逆転し、カーソルを右へ N 文字移動
する。
~ ~{motion} 'tildeop' オン: Nmove のテキストの大文字小
文字を逆転する。
<C-End> <C-End> 1 "G" と同じ。
<C-Home> <C-Home> 1 "gg" と同じ。
<C-Left> <C-Left> 1 "b" と同じ。
<C-LeftMouse> <C-LeftMouse> マウスクリック位置のキーワードで ":ta" を実
行する。
<C-Right> <C-Right> 1 "w" と同じ。
<C-RightMouse> <C-RightMouse> "CTRL-T" と同じ。
<C-Tab> <C-Tab> "g<Tab>" と同じ。
<Del> ["x]<Del> 2 "x" と同じ。
N<Del> {count}<Del> 入力した {count} から最後の数字を削除する。
<Down> <Down> 1 "j" と同じ。
<End> <End> 1 "$" と同じ。
<F1> <F1> <Help> と同じ。
<Help> <Help> ヘルプウィンドウを開く。
<Home> <Home> 1 "0" と同じ。
<Insert> <Insert> 2 "i" と同じ。
<Left> <Left> 1 "h" と同じ。
<LeftMouse> <LeftMouse> 1 カーソルをマウスクリック位置へ移動。
<MiddleMouse> <MiddleMouse> 2 マウスクリック位置で実行した "gP" と同じ。
<PageDown> <PageDown> CTRL-F と同じ。
<PageUp> <PageUp> CTRL-B と同じ。
<Right> <Right> 1 "l" と同じ。
<RightMouse> <RightMouse> ビジュアルモードを開始、カーソルをマウスク
リック位置へ移動。
<S-Down> <S-Down> 1 CTRL-F と同じ。
<S-Left> <S-Left> 1 "b" と同じ。
<S-LeftMouse> <S-LeftMouse> マウスクリック位置で実行した "*" と同じ。
<S-Right> <S-Right> 1 "w" と同じ。
<S-RightMouse> <S-RightMouse> マウスクリック位置で実行した "#" と同じ。
<S-Up> <S-Up> 1 CTRL-B と同じ。
<Undo> <Undo> 2 "u" と同じ。
<Up> <Up> 1 "k" と同じ。
<ScrollWheelDown> <ScrollWheelDown> ウィンドウを3行下へ
<S-ScrollWheelDown> <S-ScrollWheelDown> ウィンドウを1画面下へ
<ScrollWheelUp> <ScrollWheelUp> ウィンドウを3行上へ
<S-ScrollWheelUp> <S-ScrollWheelUp> ウィンドウを1画面上へ
<ScrollWheelLeft> <ScrollWheelLeft> ウィンドウを6列左へ
<S-ScrollWheelLeft> <S-ScrollWheelLeft> ウィンドウを1画面左へ
<ScrollWheelRight> <ScrollWheelRight> ウィンドウを6列右へ
<S-ScrollWheelRight> <S-ScrollWheelRight> ウィンドウを1画面右へ
==============================================================================
2.1 テキストオブジェクト objects
以下のコマンドはオペレータとして、もしくは、ビジュアルモードでオブジェクトを選
択する際に使われる。
ビジュアルモードと
タグ コマンド オペレータ待機モードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
v_aquote a" ダブルクォートで囲まれた文字列
v_a' a' シングルクォートで囲まれた文字列
v_a( a( ab と同じ。
v_a) a) ab と同じ。
v_a< a< "a <>" '<' から '>' までを選択。
v_a> a> a< と同じ。
v_aB aB "a Block" "[{" から "]}" までを選択(括弧を
含む)。
v_aW aW "a WORD" (ホワイトスペースを含む)
v_a[ a[ "a []" '[' から ']' までを選択。
v_a] a] a[ と同じ。
v_a` a` バッククォートで囲まれた文字列
v_ab ab "a block" "[(" から "])" までを選択(括弧を
含む)。
v_ap ap "a paragraph" (ホワイトスペースを含む)
v_as as "a sentence" (ホワイトスペースを含む)
v_at at "a tag block" (ホワイトスペースを含む)
v_aw aw "a word" (ホワイトスペースを含む)
v_a{ a{ aB と同じ。
v_a} a} aB と同じ。
v_iquote i" ダブルクォートで囲まれた文字列。ダブル
クォートは含まない。
v_i' i' シングルクォートで囲まれた文字列。シングル
クォートは含まない。
v_i( i( ib と同じ。
v_i) i) ib と同じ。
v_i< i< "inner <>" '<' から '>' までを選択。
v_i> i> i< と同じ。
v_iB iB "inner Block" "[{" から "]}" までを選択。
v_iW iW "inner WORD"
v_i[ i[ "inner []" '[' から ']' までを選択。
v_i] i] i[ と同じ。
v_i` i` バッククォートで囲まれた文字列。バック
クォートは含まない。
v_ib ib "inner block" "[(" から "])" までを選択。
v_ip ip "inner paragraph"
v_is is "inner sentence"
v_it it "inner tag block"
v_iw iw "inner word"
v_i{ i{ iB と同じ。
v_i} i} iB と同じ。
==============================================================================
2.2 ウィンドウコマンド CTRL-W
タグ コマンド ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
CTRL-W_CTRL-B CTRL-W CTRL-B "CTRL-W b" と同じ。
CTRL-W_CTRL-C CTRL-W CTRL-C "CTRL-W c" と同じ。
CTRL-W_CTRL-D CTRL-W CTRL-D "CTRL-W d" と同じ。
CTRL-W_CTRL-F CTRL-W CTRL-F "CTRL-W f" と同じ。
CTRL-W CTRL-G "CTRL-W g .." と同じ。
CTRL-W_CTRL-H CTRL-W CTRL-H "CTRL-W h" と同じ。
CTRL-W_CTRL-I CTRL-W CTRL-I "CTRL-W i" と同じ。
CTRL-W_CTRL-J CTRL-W CTRL-J "CTRL-W j" と同じ。
CTRL-W_CTRL-K CTRL-W CTRL-K "CTRL-W k" と同じ。
CTRL-W_CTRL-L CTRL-W CTRL-L "CTRL-W l" と同じ。
CTRL-W_CTRL-N CTRL-W CTRL-N "CTRL-W n" と同じ。
CTRL-W_CTRL-O CTRL-W CTRL-O "CTRL-W o" と同じ。
CTRL-W_CTRL-P CTRL-W CTRL-P "CTRL-W p" と同じ。
CTRL-W_CTRL-Q CTRL-W CTRL-Q "CTRL-W q" と同じ。
CTRL-W_CTRL-R CTRL-W CTRL-R "CTRL-W r" と同じ。
CTRL-W_CTRL-S CTRL-W CTRL-S "CTRL-W s" と同じ。
CTRL-W_CTRL-T CTRL-W CTRL-T "CTRL-W t" と同じ。
CTRL-W_CTRL-V CTRL-W CTRL-V "CTRL-W v" と同じ。
CTRL-W_CTRL-W CTRL-W CTRL-W "CTRL-W w" と同じ。
CTRL-W_CTRL-X CTRL-W CTRL-X "CTRL-W x" と同じ。
CTRL-W_CTRL-Z CTRL-W CTRL-Z "CTRL-W z" と同じ。
CTRL-W_CTRL-] CTRL-W CTRL-] "CTRL-W ]" と同じ。
CTRL-W_CTRL-^ CTRL-W CTRL-^ "CTRL-W ^" と同じ。
CTRL-W_CTRL-_ CTRL-W CTRL-_ "CTRL-W _" と同じ。
CTRL-W_+ CTRL-W + カレントウィンドウの高さを N 行高くする。
CTRL-W_- CTRL-W - カレントウィンドウの高さを N 行低くする。
CTRL-W_: CTRL-W : : と同じ。コマンドラインを編集する。
CTRL-W_< CTRL-W < カレントウィンドウの幅を N 列狭める
CTRL-W_= CTRL-W = すべてのウィンドウの高さと幅を同じにする。
CTRL-W_> CTRL-W > カレントウィンドウの幅を N 列広くする。
CTRL-W_H CTRL-W H カレントウィンドウを最も左に移動する。
CTRL-W_J CTRL-W J カレントウィンドウを最も下に移動する。
CTRL-W_K CTRL-W K カレントウィンドウを最も上に移動する。
CTRL-W_L CTRL-W L カレントウィンドウを最も右に移動する。
CTRL-W_P CTRL-W P プレビューウィンドウへ移動する。
CTRL-W_R CTRL-W R ウィンドウ位置を上向きに N 回転させる。
CTRL-W_S CTRL-W S "CTRL-W s" と同じ。
CTRL-W_T CTRL-W T カレントウィンドウを新しいタブページへ移動。
CTRL-W_W CTRL-W W 上から N 番目のウィンドウに移動。N の指定が
なければ、カレントウィンドウの上のウィンド
ウ(なければ一番下のウィンドウ)に移動。
CTRL-W_] CTRL-W ] ウィンドウを分割してカーソル位置のタグへジャ
ンプする。
CTRL-W_^ CTRL-W ^ カレントウィンドウを分割し、N 番目のファイ
ルを編集する。
CTRL-W__ CTRL-W _ カレントウィンドウの高さを N 行にする
(省略時は可能な限り高く)。
CTRL-W_b CTRL-W b 一番下のウィンドウへ移動。
CTRL-W_c CTRL-W c カレントウィンドウを閉じる(:close と同じ)。
CTRL-W_d CTRL-W d ウィンドウを分割し、カーソル位置の定義へジャ
ンプする。
CTRL-W_f CTRL-W f ウィンドウを分割し、カーソル位置のファイル
名のファイルを編集する。
CTRL-W_F CTRL-W F ウィンドウを分割し、カーソル位置のファイル
名のファイルを開き、ファイル名の後に書かれ
た行番号にジャンプする。
CTRL-W_g_CTRL-] CTRL-W g CTRL-] ウィンドウを分割し、カーソル位置のタグに対
し :tjump を実行する。
CTRL-W_g] CTRL-W g ] ウィンドウを分割し、カーソル位置のタグに対
し :tselect を実行する。
CTRL-W_g} CTRL-W g } カーソル位置のタグに対し :ptjump を実行す
る。
CTRL-W_gf CTRL-W g f カーソル位置のファイル名のファイルを新しい
タブページで開く。
CTRL-W_gF CTRL-W g F カーソル位置のファイル名のファイルを新しい
タブページで開き、ファイル名の後に書かれた
行番号にジャンプする。
CTRL-W_gt CTRL-W g t gt と同じ: 次のタブページに移動
CTRL-W_gT CTRL-W g T gT と同じ: 前のタブページに移動
CTRL-W_g<Tab> CTRL-W g <Tab> g<Tab> と同じ: 最後にアクセスしたタブペー
ジに移動。
CTRL-W_h CTRL-W h N 個左のウィンドウに移動(一番左のウィンドウ
でストップ)
CTRL-W_i CTRL-W i ウィンドウを分割し、カーソル位置の識別子の
宣言位置へジャンプする。
CTRL-W_j CTRL-W j N 個下のウィンドウに移動(一番下のウィンドウ
でストップ)
CTRL-W_k CTRL-W k N 個上のウィンドウに移動(一番上のウィンドウ
でストップ)
CTRL-W_l CTRL-W l N 個右のウィンドウに移動(一番右のウィンドウ
でストップ)
CTRL-W_n CTRL-W n 高さが N 行の新しいウィンドウを開く。
CTRL-W_o CTRL-W o カレントウィンドウを除くすべてのウィンドウ
を閉じる(:only と同じ)。
CTRL-W_p CTRL-W p 直前の(最後にアクセスしていた)ウィンドウへ
移動。
CTRL-W_q CTRL-W q カレントウィンドウを終了する(:quit と同
じ)。
CTRL-W_r CTRL-W r ウィンドウ位置を下向きに N 回転させる。
CTRL-W_s CTRL-W s カレントウィンドウを2つに分割し、高さが N
行の新しいウィンドウを作成する。
CTRL-W_t CTRL-W t 一番上のウィンドウへ移動。
CTRL-W_v CTRL-W v カレントウィンドウを垂直分割する。新しい
ウィンドウの幅は N 列。
CTRL-W_w CTRL-W w 下から N 番目のウィンドウに移動。N の指定が
なければ、カレントウィンドウの下のウィンド
ウ(なければ一番上のウィンドウ)に移動。
CTRL-W_x CTRL-W x カレントウィンドウと上から N 番目のウィンド
ウ(省略時は1つ下のウィンドウ)を入れ替える。
CTRL-W_z CTRL-W z プレビューウィンドウを閉じる。
CTRL-W_bar CTRL-W | ウィンドウの幅を N 列にする。
CTRL-W_} CTRL-W } カーソル位置のタグをプレビューウィンドウに
表示する。
CTRL-W_<Down> CTRL-W <Down> "CTRL-W j" と同じ。
CTRL-W_<Up> CTRL-W <Up> "CTRL-W k" と同じ。
CTRL-W_<Left> CTRL-W <Left> "CTRL-W h" と同じ。
CTRL-W_<Right> CTRL-W <Right> "CTRL-W l" と同じ。
==============================================================================
2.3 角括弧コマンド [ ]
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
[_CTRL-D [ CTRL-D カーソル位置の単語と一致する #define の文を
カレントファイルとインクルードファイルの中
から探し、最初に見つけた場所へジャンプす
る。カレントファイルの先頭から検索する
[_CTRL-I [ CTRL-I カーソル位置の単語を含む行をカレントファイ
ルの先頭から探し、最初に見つかった行へジャ
ンプする。
[# [# 1 後方へ対応のとれていない #if, #else, #ifdef
を探し、N 個目に見つかった場所へジャンプ。
[' [' 1 後方の小文字マークがある行の最初の非空白
文字へ移動する。
[( [( 1 後方へ対応のとれていない '(' を探し、N 個目
に見つかった場所へジャンプする。
[star [* 1 "[/" と同じ。
[` [` 1 後方の小文字マークがある行へ移動する。
[/ [/ 1 後方へ C コメントの始まりを探し、N 個目に見
つかった場所へジャンプする。
[D [D カーソル位置の単語にマッチする単語の定義を
カレントファイルとインクルードファイルの中
から検索し一覧表示する。カレントファイル
の先頭から検索を開始する。
[I [I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む行
をカレントファイルとインクルードファイルの
中から検索し一覧表示する。カレントファイ
ルの先頭から検索を開始する。
[P [P 2 "[p" と同じ。
[[ [[ 1 カーソルを N 段落後方へ移動
[] [] 1 カーソルを N SECTION 後方へ移動
[c [c 1 カーソル後方へ N 個目の変更箇所へ移動
[d [d カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索し表示する。カレント
ファイルの先頭から検索を開始する。
[f [f "gf" と同じ。
[i [i カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索し一覧表示する。
カレントファイルの先頭から検索を開始する。
[m [m 1 後方へ N 番目に現れた関数の先頭へカーソルを
移動。
[p [p 2 "P" と同様、さらに現在の行と同じインデント
にする
[s [s 1 前のスペルミスのある単語へ移動
[z [z 1 開いている折り畳みの最初の行へ移動
[{ [{ 1 後方へ N 番目に現れた対応する括弧のない '{'
へカーソルを移動。
[<MiddleMouse> [<MiddleMouse> 2 "[p" と同じ。
]_CTRL-D ] CTRL-D カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索しジャンプする。カー
ソル位置から検索を開始する。
]_CTRL-I ] CTRL-I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索しジャンプする。
カーソル位置から検索を開始する。
]# ]# 1 前方の対応の取れていないN個目の#endifか
#else へ移動。
]' ]' 1 前方の小文字マークがある行の最初の非空白文
字へ移動する。
]) ]) 1 前方の対応の取れていないN個目の ')' へ移動
]star ]* 1 "]/" と同じ。
]` ]` 1 前方の小文字マークがある行へ移動する。
]/ ]/ 1 カーソルを N 先の C のコメントの最後へ移動。
]D ]D カーソル位置の単語にマッチする単語の定義
(#define)をカレントファイルとインクルードファ
イルの中から探して表示する。カーソル位置か
ら検索を開始する。
]I ]I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む行
をカレントファイルとインクルードファイルの
中から探して表示。カーソル位置から検索
を開始する。
]P ]P 2 "[p" と同じ。
][ ][ 1 カーソルを N SECTION 前方へ移動。
]] ]] 1 カーソルを N 段落前方へ移動。
]c ]c 1 カーソル前方へ N 個目の変更箇所へ移動
]d ]d カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索し表示する。カーソル
位置から検索を開始する。
]f ]f "gf" と同じ。
]i ]i カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索し一覧表示する。
カーソル位置から検索を開始する。
]m ]m 1 前方へ N 番目に現れた関数の末尾へカーソルを
移動。
]p ]p 2 "p" と同様、さらにカレントラインにインデン
トをあわせる
]s ]s 1 次のスペルミスのある単語へ移動
]z ]z 1 開いている折り畳みの最後の行へ移動
]} ]} 1 カーソルを N 先のマッチしていない '}' へ移
動。
]<MiddleMouse> ]<MiddleMouse> 2 "]p" と同じ。
==============================================================================
2.4 'g' で始まるコマンド g
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
g_CTRL-A g CTRL-A MEM_PROFILEを定義してコンパイルしたときのみ
メモリプロファイルをダンプする
g_CTRL-G g CTRL-G 現在のカーソル位置に関する情報を表示。
g_CTRL-H g CTRL-H 選択モードで矩形選択を開始
g_CTRL-] g CTRL-] カーソル位置のタグへ :tjump する。
g# g# 1 "#" と同様、ただし "\<" と "\>" を使用しな
い。
g$ g$ 1 本当の行末ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行末へ移動
g& g& 2 最後に実行した ":s" をすべての行で実行する
g' g'{mark} 1 'と同じだがジャンプリストを更新しない
g` g`{mark} 1 `と同じだがジャンプリストを更新しない
gstar g* 1 "*" と同様、ただし "\<" と "\>" を使用しな
い。
g+ g+ N 回後の新しいテキスト状態へ移動。
g, g, 1 変更リスト中の N 個後の位置へ移動。
g- g- N 回前の古いテキスト状態へ移動。
g0 g0 1 本当の行頭ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行頭へ移動
g8 g8 UTF-8環境でカーソル位置の文字のバイト列を16
進数で表示する
g; g; 1 変更リスト中の N 個前の位置へ移動。
g< g< 前のコマンドの出力を表示する。
g? g? 2 Rot13 エンコード演算子。
g?g? g?? 2 現在の行を Rot13 エンコード。
g?g? g?g? 2 現在の行を Rot13 エンコード。
gD gD 1 カーソル位置の単語の定義をカレントファイル
内で検索し、移動。
gE gE 1 直前の WORD の末尾に移動。
gH gH 選択モードで行選択を開始。
gI gI 2 "I" と同様、ただし1カラム目より挿入開始。
gJ gJ 2 スペースを挿入せずに行を連結。
gN gN 1,2 最後に使われた検索パターンを後方検索し、そ
れをビジュアル選択する。
gP ["x]gP 2 (レジスタ x からの)テキストをカーソルの前に
挿入、カーソルは挿入テキストの最後へ移動。
gQ gQ "Ex" モードを開始する。
gR gR 2 仮想置換モード開始。
gT gT 前のタブページに移動
gU gU{motion} 2 Nmove テキストを大文字にする。
gV gV 選択モードでマップやメニューを使用した後、
選択していた選択範囲を再選択しない。
g] g] カーソル位置の単語をタグとして :tselect
を実行する
g^ g^ 1 本当の行頭ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行頭から最初の非空白文字へ移動
g_ g_ 1 N-1 行下の最後の非空白文字へ移動。
ga ga カーソル位置の文字の ASCII コード値を表示
gd gd 1 カーソル位置の単語の定義を現在の関数内で探
し、移動
ge ge 1 直前の単語の末尾に移動
gf gf カーソル位置のファイル名のファイルを開く
gF gF カーソル位置のファイル名のファイルを開き、
ファイル名の後に書かれた行番号にジャンプす
る。
gg gg 1 N 行目へジャンプ、省略時は1行目
gh gh 選択モードの開始
gi gi 2 "i" と同じだがその前に'^マークへ移動する
gj gj 1 "j" と同様、ただし 'wrap' がオンの時はスク
リーン行で N 行下へ移動
gk gk 1 "k" と同様、ただし 'wrap' がオンの時はスク
リーン行で N 行上へ移動
gm gm 1 スクリーン行の中央の文字へジャンプ
gM gM 1 テキスト行の中央の文字へジャンプ
gn gn 1,2 最後に使われた検索パターンを前方検索し、そ
れをビジュアル選択する。
go go 1 バッファ中の N バイト目へジャンプ
gp ["x]gp 2 N 回カーソルの後に(レジスタxの)テキストを挿
入、カーソルは挿入テキストの直後へ移動
gq gq{motion} 2 Nmove テキストを整形する
gr gr{char} 2 N 文字を {char} で仮想上書きする
gs gs N 秒間スリープする(省略時は1秒)
gt gt 次のタブページに移動
gu gu{motion} 2 Nmove テキストを小文字にする
gv gv 前回の選択範囲を再選択する
gw gw{motion} 2 Nmove テキストを整形する。カーソル移動なし
netrw-gx gx カーソル下のファイル名に対応したアプリケー
ションを起動する(netrw プラグインがあると
きのみ)
g@ g@{motion} 'operatorfunc' を呼ぶ。
g~ g~{motion} 2 Nmove テキストの大文字、小文字を変換する
g<Down> g<Down> 1 "gj" と同じ。
g<End> g<End> 1 "g$" と同じ。
g<Home> g<Home> 1 "g0" と同じ。
g<LeftMouse> g<LeftMouse> <C-LeftMouse> と同じ。
g<MiddleMouse> <C-MiddleMouse> と同じ。
g<RightMouse> g<RightMouse> <C-RightMouse> と同じ。
g<Tab> g<Tab> 最後にアクセスしたタブページに移動。
g<Up> g<Up> 1 "gk" と同じ。
==============================================================================
2.5 'z' で始まるコマンド z
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
z<CR> z<CR> 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最上
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
zN<CR> z{height}<CR> 画面の再描画、ウィンドウの高さを {height}
にする。
z+ z+ カーソルを N 行目に移動(省略時はウィンドウ
の下の行)、その他は "z<CR>" と同じ。
z- z- 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最下
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
z. z. 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの中央
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
z= z= スペリング補完を行う。
zA zA 折り畳みを再帰的に開閉する
zC zC 折り畳みを再帰的に閉じる
zD zD 折り畳みを再帰的に削除する
zE zE 折り畳みをすべて削除する
zF zF N 行の折り畳みを作成する
zG zG 一時的に word を正しいスペリングの単語とし
てマークする。
zH zH 'wrap' がオフの時、スクリーンの幅の半分右へ
スクロールする
zL zL 'wrap' がオフの時、スクリーンの幅の半分左へ
スクロールする
zM zM 'foldlevel' を0に設定する
zN zN 'foldenable' をオンにする
zO zO 折り畳みを再帰的に開く
zR zR 'foldlevel' を最も深い折り畳みと同じレベル
に設定する
zW zW 一時的に word を間違ったスペリングの単語と
してマークする。
zX zX 'foldlevel' を再適用する
z^ z^ カーソルを N 行目に移動(省略時はウィンドウ
の上の行)、その他は "z-" と同じ。
za za 折り畳みを開閉する
zb zb 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最下
部へ移動。
zc zc 折り畳みを閉じる
zd zd 折り畳みを削除する
ze ze 'wrap' オプションがオフの時、カーソルがスク
リーンの右端になるように、水平方向にスク
ロール。
zf zf{motion} Nmoveテキストの折り畳みを作成する
zg zg 恒久的に word を正しいスペリングの単語とし
てマークする。
zh zh 'wrap' オプションがオフの時、水平方向に N
文字分右へスクロール。
zi zi 'foldenable' を切り替える
zj zj 1 次の折り畳みの始めに移動する
zk zk 1 前の折り畳みの最後に移動する
zl zl 'wrap' オプションがオフの時、水平方向に N
文字分左へスクロール。
zm zm 'foldlevel' を1低くする
zn zn 'foldenable' をオフにする
zo zo 折り畳みを開く
zp zp ブロックモードで末尾のスペース無しでペース
トする
zP zP ブロックモードで末尾のスペース無しでペース
トする
zr zr 'foldlevel' を1高くする
zs zs 'wrap' オプションがオフの時、カーソルがスク
リーンの左端になるように、水平方向にスクロー
ル。
zt zt 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最上
部へ移動。
zuw zuw zw を取り消す
zug zug zg を取り消す
zuW zuW zW を取り消す
zuG zuG zG を取り消す
zv zv カーソル行が表示されるように折り畳みを開く
zw zw 恒久的に word を間違ったスペリングの単語と
してマークする。
zx zx 'foldlevel' を最適用して "zv" を実行する
zy zy 末尾のスペース無しでヤンクする
zz zz 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの中央
部へ移動。
z<Left> z<Left> "zh" と同じ。
z<Right> z<Right> "zl" と同じ。
==============================================================================
2.6 オペレータ待機モード operator-pending-index
これらはオペレータの後で {motion} が入力される前に使用できる。
タグ 文字 オペレータ待機モードでの動作
-----------------------------------------------------------------------
o_v v オペレータに文字単位の動作を強制する
o_V V オペレータに行単位の動作を強制する
o_CTRL-V CTRL-V オペレータにブロック単位の動作を強制する
==============================================================================
3. ビジュアルモード visual-index
ビジュアルモードでのほとんどのコマンドは、ノーマルモードと同じ。ノーマルモード
と異なるコマンドのみここに列挙した。
タグ コマンド 注 ビジュアルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
v_CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N ビジュアルモードの停止
v_CTRL-\_CTRL-G CTRL-\ CTRL-G 'insertmode' に合わせたモードに移行する
v_CTRL-A CTRL-A 2 選択範囲の数値を一律に N ずつ増やす
v_CTRL-C CTRL-C ビジュアルモードの停止
v_CTRL-G CTRL-G ビジュアルモードと選択モードを切り替える
v_<BS> <BS> 2 選択モードのとき: 選択範囲の内容を削除
v_CTRL-H CTRL-H 2 <BS> と同じ。
v_CTRL-O CTRL-O 選択モードからビジュアルモードへ1キーで移行
v_CTRL-V CTRL-V ビジュアルモードを矩形選択にする。すでに
矩形選択であれば、ビジュアルモードを終了する
v_CTRL-X CTRL-X 2 選択範囲の数値を一律に N ずつ減らす
v_<Esc> <Esc> ビジュアルモードの停止
v_CTRL-] CTRL-] 選択した文字のタグへジャンプ
v_! !{filter} 2 選択範囲の行を外部コマンド {filter}
でフィルタする
v_: : 選択範囲の行を対象範囲としてコマンドライン
のコマンドを適用する
v_< < 2 選択範囲の行を 'shiftwidth' 分だけ左へシフト
v_= = 2 'equalprg' で設定されている外部プログラムで
選択範囲の行をフィルタする
v_> > 2 選択範囲の行を 'shiftwidth' 分だけ右へシフト
v_b_A A 2 矩形選択のとき: 選択範囲のすべての行末に同
じテキストを追加する
v_C C 2 選択範囲の行を削除して、挿入開始
v_D D 2 選択範囲の行を削除
v_b_I I 2 矩形選択のとき: 選択範囲のすべての行頭に同
じテキストを挿入する
v_J J 2 選択範囲の行を連結
v_K K 選択した文字で 'keywordprg' を実行
v_O O 選択範囲のもう一方の端にカーソルを移動する
Q Ex モードに移行しない(未使用)
v_R R 2 選択範囲の行を削除し、挿入を開始
v_S S 2 選択範囲の行を削除し、挿入を開始
v_U U 2 選択範囲の文字を大文字にする
v_V V ビジュアルモードを行選択にする。すでに
行選択であれば、ビジュアルモードを終了する
v_X X 2 選択範囲の行を削除
v_Y Y 選択範囲の行をヤンク
v_aquote a" 選択範囲を " で囲まれた文字列に拡大する
v_a' a' 選択範囲を ' で囲まれた文字列に拡大する
v_a( a( ab と同じ。
v_a) a) ab と同じ。
v_a< a< 選択範囲を < と > で囲まれた領域に拡大する。
v_a> a> a< と同じ。
v_aB aB 選択範囲を { と } で囲まれた領域に拡大する。
v_aW aW 選択範囲を "a WORD" だけ拡張する
v_a[ a[ 選択範囲を [ と ] で囲まれた領域に拡大する。
v_a] a] a[ と同じ。
v_a` a` 選択範囲を ` で囲まれた文字列に拡大する。
v_ab ab 選択範囲を ( と ) で囲まれた領域に拡大する。
v_ap ap 選択範囲を1段落に拡大する。
v_as as 選択範囲を1文に拡大する。
v_at at 選択範囲をタグブロックだけ拡大する。
v_aw 選択範囲を "a word" だけ拡張する
v_a{ a{ aB と同じ。
v_a} a} aB と同じ。
v_c c 2 選択範囲を削除し、挿入開始
v_d d 2 選択範囲を削除
v_g_CTRL-A g CTRL-A 2 選択範囲の数値を漸増的に N ずつ増やす
v_g_CTRL-X g CTRL-X 2 選択範囲の数値を漸減的に N ずつ減らす
v_gJ gJ 2 選択範囲の行をスペースを挿入せずに連結
v_gq gq 2 選択範囲の行を整形する
v_gv gv 現在の選択範囲と直前に選択していた範囲を入
れ替える
v_iquote i" 選択範囲を " で囲まれた文字列に拡大する("
は含まない)
v_i' i' 選択範囲を ' で囲まれた文字列に拡大する('
は含まない)
v_i( i( ib と同じ。
v_i) i) ib と同じ。
v_i< i< 選択範囲を < と > で囲まれた内側の領域に拡
大する。
v_i> i> i< と同じ。
v_iB iB 選択範囲を { と } で囲まれた内側の領域に拡
大する。
v_iW iW 選択範囲を "inner WORD" だけ拡張する
v_i[ i[ 選択範囲を [ と ] で囲まれた内側の領域に拡
大する。
v_i] i] i[ と同じ。
v_i` i` 選択範囲を で囲まれた文字列に拡大する(
は含まない)
v_ib ib 選択範囲を ( と ) で囲まれた内側の領域に拡
大する。
v_ip ip 選択範囲を段落の内側の領域に拡大する。
v_is is 選択範囲を文の内側の領域に拡大する。
v_it it 選択範囲をタグブロックの内側の領域に拡大する。
v_iw iw 選択範囲を "inner word" だけ拡張する
v_i{ i{ iB と同じ。
v_i} i} iB と同じ。
v_o o 選択範囲のもう一方の端にカーソルを移動する
v_r r 2 選択範囲のすべての文字を、続いて入力する1文
字で置き換える。
v_s s 2 選択範囲の文字を削除し、挿入開始
v_u u 2 選択範囲の文字を小文字にする。
v_v v ビジュアルモードを文字選択とする。すでに
文字選択ならばビジュアルモードを終了する。
v_x x 2 選択範囲の文字を削除
v_y y 選択範囲の文字をヤンク
v_~ ~ 2 選択範囲の文字の大文字小文字を切り替える
==============================================================================
4. コマンドライン編集 ex-edit-index
':' や '!', '/', '?' コマンドでコマンドライン入力となる。
通常の文字はカーソル位置に挿入される。
以下の説明にある「補完」は、前後関係に依存した補完を行う。つまり、ファイル名や
タグ、コマンド等適切な補完が行われる。
タグ コマンド コマンドライン編集モードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
CTRL-@ 未使用
c_CTRL-A CTRL-A カーソル直前の文字を補完し、すべての候補を挿入
c_CTRL-B CTRL-B カーソルをコマンドラインの先頭へ移動
c_CTRL-C CTRL-C <Esc> と同じ。
c_CTRL-D CTRL-D カーソル直前の文字に一致する補完候補を一覧表示
c_CTRL-E CTRL-E カーソルをコマンドラインの末尾へ移動
'cedit' CTRL-F 'cedit' が標準設定なら、コマンドラインウィンド
ウを開く。そうでないなら未使用
c_CTRL-G CTRL-G 'incsearch' がアクティブならば、次マッチへ移動
c_<BS> <BS> カーソル直前の文字を削除
c_digraph {char1} <BS> {char2}
'digraph' がオンの時、ダイグラフを入力する
c_CTRL-H CTRL-H <BS> と同じ。
c_<Tab> <Tab> 'wildchar' が <Tab> の時: カーソル直前の文字を
補完する
c_<S-Tab> <S-Tab> CTRL-P と同じ。
c_wildchar 'wildchar' カーソル直前の文字を補完する('wildchar' は標準
設定なら<Tab>)
c_CTRL-I CTRL-I <Tab> と同じ。
c_<NL> <NL> <CR> と同じ。
c_CTRL-J CTRL-J <CR> と同じ。
c_CTRL-K CTRL-K {char1} {char2}
ダイグラフを入力
c_CTRL-L CTRL-L カーソル直前の文字を補完し、最も長い候補を挿入
c_<CR> <CR> 入力したコマンドを実行
c_CTRL-M CTRL-M <CR> と同じ。
c_CTRL-N CTRL-N 'wildchar' を使用して複数の補完候補があるとき:
次の補完候補を表示
その他: 以前のコマンドラインを履歴から呼び出す
CTRL-O 未使用
c_CTRL-P CTRL-P 'wildchar' を使用して複数の補完候補があるとき:
前の補完候補を表示
その他: 以前のコマンドラインを履歴から呼び出す
c_CTRL-Q CTRL-Q CTRL-V と同じ (端末制御で使用されていなければ)
c_CTRL-R CTRL-R {regname}
カーソル位置のオブジェクトまたはレジスタの内容
をキー入力したかのように挿入
c_CTRL-R_CTRL-R CTRL-R CTRL-R {regname}
c_CTRL-R_CTRL-O CTRL-R CTRL-O {regname}
カーソル位置のオブジェクトまたはレジスタの内容
を文字通りに挿入
CTRL-S 未使用、もしくは端末制御に使用
c_CTRL-T CTRL-T 'incsearch' がアクティブならば、前マッチへ移動
c_CTRL-U CTRL-U すべての文字を削除
c_CTRL-V CTRL-V 続いて入力する、数字以外の文字をそのまま挿入
もしくは3桁の10進数で1バイト文字を指定して挿入
c_CTRL-W CTRL-W カーソルより前にある単語を削除
CTRL-X 未使用 (補完機能のために予約)
CTRL-Y モードレス選択をコピー(ヤンク)する
CTRL-Z 未使用 (サスペンド機能のために予約)
c_<Esc> <Esc> コマンドラインを実行せずに破棄する
c_CTRL-[ CTRL-[ <Esc> と同じ。
c_CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N コマンドラインを破棄して、ノーマルモードへ移行
c_CTRL-\_CTRL-G CTRL-\ CTRL-G コマンドラインを破棄して、'insertmode'に合わせ
たモードへ移行
CTRL-\ a - d 将来の拡張のために予約
c_CTRL-\_e CTRL-\ e {expr} コマンドラインを{expr}の結果で置き換える
CTRL-\ f - z 将来の拡張のために予約
CTRL-\ others 未使用
c_CTRL-] CTRL-] 短縮入力を展開する
c_CTRL-^ CTRL-^ マップ:lmapの有効無効を切り替える
c_CTRL-_ CTRL-_ 'allowrevins' がオンのとき、言語を切り替える。
(ヘブライ語、ペルシア語)
c_<Del> <Del> カーソル位置の文字を削除
c_<Left> <Left> カーソルを左へ移動
c_<S-Left> <S-Left> カーソルを1単語左へ移動
c_<C-Left> <C-Left> カーソルを1単語左へ移動
c_<Right> <Right> カーソルを右へ移動
c_<S-Right> <S-Right> カーソルを1単語右へ移動
c_<C-Right> <C-Right> カーソルを1単語右へ移動
c_<Up> <Up> ヒストリの中でカーソルより前のパターンに一致す
る1つ前のコマンドラインを呼び出す
c_<S-Up> <S-Up> ヒストリから1つ前のコマンドラインを呼び出す
c_<Down> <Down> ヒストリの中でカーソルより前のパターンに一致す
る1つ次のコマンドラインを呼び出す
c_<S-Down> <S-Down> ヒストリから1つ次のコマンドラインを呼び出す
c_<Home> <Home> カーソルをコマンドラインの先頭へ移動
c_<End> <End> カーソルをコマンドラインの末尾へ移動
c_<PageDown> <PageDown> <S-Down> と同じ。
c_<PageUp> <PageUp> <S-Up> と同じ。
c_<Insert> <Insert> 挿入モード/置換モードを変更
c_<LeftMouse> <LeftMouse> カーソルをマウスクリック位置へ移動
==============================================================================
5. 端末ジョブモード terminal-job-index
ウィンドウコマンド(CTRL-W)を除くほとんどのノーマルモードコマンドは、端末ウィ
ンドウでは動作しない。それらを使用するには、端末ノーマルモードに切り替えるこ
と。
これは 'termwinkey' が設定されていないと仮定している。
タグ 文字 端末ジョブモードでの動作
-----------------------------------------------------------------------
t_CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N 端末ノーマルモードに切り替える
t_CTRL-W_N CTRL-W N 同上
t_CTRL-W_: CTRL-W : Exコマンドを入力する
t_CTRL-W_. CTRL-W . 端末内で CTRL-W を入力する
CTRL-W CTRL-\ 端末内のジョブに CTRL-\ を送信する
t_CTRL-W_quote CTRL-W " {register}
端末内でレジスタをペーストする
t_CTRL-W_CTRL-C CTRL-W CTRL-C ジョブを強制停止する
t_CTRL-W_CTRL-W CTRL-W CTRL-W 次のウィンドウにフォーカスを移動する
t_CTRL-W_gt CTRL-W gt 次のタブページに移動する。gt と同じ
t_CTRL-W_gT CTRL-W gT 前のタブページに移動する。gT と同じ
ついに見つけたんだね、セイバー! holy-grail :smile
==============================================================================
6. EX コマンド ex-cmd-index :index
以下に簡単ではあるがすべての ":" コマンドを列挙した。引数についての説明はして
いない。コマンド名の省略可能な部分を [] で囲った。コマンドはコマンド名のうち省
略できない部分を対象としてソートした。
タグ コマンド 動作
------------------------------------------------------------------------------
: : なし
:range :{range} {range}の最終行へジャンプ
:! :! 行をフィルタにかける、または、外部コマンドを実
行する
:!! :!! 最後に実行した ":!" コマンドを繰り返す
:# :# ":number" と同じ。
:& :& 最後に実行した ":substitute" を繰り返す
:star :* レジスタの内容を実行する
:< :< 'shiftwidth' 1つ分だけ行を左へシフト
:= := カーソルのある行の行番号を表示
:> :> 'shiftwidth' 1つ分だけ行を右へシフト
:@ :@ レジスタの内容を実行
:@@ :@@ 直前の ":@" を繰り返す
:Next :N[ext] 引数リストの1つ前のファイルを編集
:Print :P[rint] 行を表示する
:X :X 暗号鍵を設定する
:append :a[ppend] テキストを追加する
:abbreviate :ab[breviate] 短縮入力を登録する
:abclear :abc[lear] すべての短縮入力を削除する
:aboveleft :abo[veleft] ウィンドウが左もしくは上に分割されるようにする
:all :al[l] 引数リストの全ファイルをウィンドウ作成して表示
:amenu :am[enu] すべてのモードに対してメニュー項目を追加
:anoremenu :an[oremenu] すべてのモードに対して再マップされないメニュー
項目を追加
:args :ar[gs] 引数リストを表示
:argadd :arga[dd] 引数リストにファイルを追加する
:argdelete :argd[elete] 引数リストからファイルを削除する
:argedit :arge[dit] 引数リストにファイルを追加し、開く
:argdo :argdo 引数リストのすべてのファイルに対してコマンドを
実行する
:argglobal :argg[lobal] グローバル引数リストを使用する
:arglocal :argl[ocal] ローカル引数リストを使用する
:argument :argu[ment] 引数リストの指定したファイルを開く
:ascii :as[cii] カーソル位置の文字のASCIIコードを表示
:autocmd :au[tocmd] 自動コマンドの入力と表示
:augroup :aug[roup] 使用する自動コマンドグループの選択と表示
:aunmenu :aun[menu] すべてのモードに対してメニュー項目を削除
:buffer :b[uffer] バッファリストの指定したバッファを開く
:bNext :bN[ext] バッファリストの前のバッファを開く
:ball :ba[ll] バッファリストのすべてのバッファをウィンドウを
作成して開く
:badd :bad[d] バッファリストにバッファを追加
:balt :balt ":badd" と同様だが代替ファイル名も設定する
:bdelete :bd[elete] バッファリストからバッファを削除
:behave :be[have] マウス操作や選択の動作を設定する
:belowright :bel[owright] ウィンドウが右もしくは下に分割されるようにする
:bfirst :bf[irst] バッファリストの最初のバッファを開く
:blast :bl[ast] バッファリストの最後のバッファを開く
:bmodified :bm[odified] バッファリストの次の変更済みバッファを開く
:bnext :bn[ext] バッファリストの次のバッファを開く
:botright :bo[tright] ウィンドウが最も右もしくは最も下に分割されるよ
うにする
:bprevious :bp[revious] バッファリストの前のバッファを開く
:brewind :br[ewind] バッファリストの先頭のバッファを開く
:break :brea[k] while ループを抜ける
:breakadd :breaka[dd] デバッガのブレークポイントを追加する
:breakdel :breakd[el] デバッガのブレークポイントを削除する
:breaklist :breakl[ist] デバッガのブレークポイントを一覧表示する
:browse :bro[wse] ファイル選択ダイアログをポップアップする
:bufdo :bufdo バッファリストのすべてのバッファに対してコマン
ドを実行する
:buffers :buffers バッファリストのファイル名をリスト表示
:bunload :bun[load] 指定のバッファをアンロード
:bwipeout :bw[ipeout] バッファの一切を削除する
:change :c[hange] 1行または連続する複数行を上書きする
:cNext :cN[ext] 直前のエラーへジャンプ
:cNfile :cNf[ile] エラーリストの前のファイルの最後のエラーへ移動
する
:cabbrev :ca[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":abbreviate"
コマンド
:cabclear :cabc[lear] コマンドラインモードにおけるすべての
短縮入力を削除
:cabove :cabo[ve] 現在の行の上のエラーにジャンプ
:caddbuffer :cad[dbuffer] バッファからエラーを追加する
:caddexpr :cadde[xpr] 式からエラーを追加する
:caddfile :caddf[ile] 現在のQuickFixリストにエラーメッセージを追加
:cafter :caf[ter] 現在のカーソルの後ろのエラーにジャンプ
:call :cal[l] 関数を実行する
:catch :cat[ch] :tryコマンドの一部
:cbefore :cbef[ore] 現在のカーソルの前のエラーにジャンプ
:cbelow :cbel[ow] 現在の行の下のエラーにジャンプ
:cbottom :cbo[ttom] QuickFixウィンドウの最下へスクロールする
:cbuffer :cb[uffer] エラーメッセージを解釈し、最初のエラーへジャン
プ
:cc :cc 指定のエラーへジャンプ
:cclose :ccl[ose] QuickFixウィンドウを閉じる
:cd :cd ディレクトリの移動
:cdo :cdo QuickFixリストの各項目に対してコマンドを実行す
る
:cfdo :cfd[o] QuickFixリストの各ファイルに対してコマンドを実
行する
:center :ce[nter] 行を中央寄せに整形
:cexpr :cex[pr] 式からエラーを読みこみ、最初のエラーへジャンプ
:cfile :cf[ile] エラーファイルを読み込み最初のエラーへジャンプ
:cfirst :cfir[st] 指定のエラーへジャンプ。省略時は先頭のエラー
:cgetbuffer :cgetb[uffer] バッファからエラーを取得する
:cgetexpr :cgete[xpr] 式からエラーを取得する
:cgetfile :cg[etfile] エラーファイルを読み込む
:changes :changes 変更リストを表示する
:chdir :chd[ir] ディレクトリの移動
:checkpath :che[ckpath] インクルードファイルを一覧表示
:checktime :checkt[ime] 開いているファイルのタイムスタンプを確認する
:chistory :chi[story] エラーリストの一覧を表示する
:clast :cla[st] 指定のエラーへジャンプ、省略時は最後のエラー
:clearjumps :cle[arjumps] ジャンプリストを削除する
:clist :cl[ist] すべてのエラーを一覧表示
:close :clo[se] カレントウィンドウを閉じる
:cmap :cm[ap] コマンドラインモードを対象とする":map"コマンド
:cmapclear :cmapc[lear] コマンドラインモードのすべてのマップを削除
:cmenu :cme[nu] コマンドラインモードのメニューを追加
:cnext :cn[ext] 次のエラーへジャンプ
:cnewer :cnew[er] より新しいエラーリストを使用する
:cnfile :cnf[ile] エラーリストの次のファイルの先頭エラーへ
ジャンプ
:cnoremap :cno[remap] コマンドラインモードを対象とする ":noremap"
コマンド
:cnoreabbrev :cnorea[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":noreabbrev"
コマンド
:cnoremenu :cnoreme[nu] コマンドラインモードを対象とする ":noremenu"
コマンド
:copy :co[py] 行のコピー
:colder :col[der] より古いエラーリストを使用する
:colorscheme :colo[rscheme] 指定した色テーマをロードする
:command :com[mand] ユーザー定義コマンドの作成
:comclear :comc[lear] すべてのユーザー定義コマンドの削除
:compiler :comp[iler] 指定したコンパイラ用の設定をする
:continue :con[tinue] :while に戻って実行を続ける
:confirm :conf[irm] コマンドを実行し、ユーザーの確認が必要ならプロ
ンプトを表示する
:const :cons[t] 定数として変数を作成する
:copen :cope[n] quickfixウィンドウを開く
:cprevious :cp[revious] 直前のエラーへジャンプ
:cpfile :cpf[ile] エラーリストの前のファイルの最後のエラーへ
ジャンプ
:cquit :cq[uit] Vimを終了しエラーコードを返す
:crewind :cr[ewind] 指定のエラーへジャンプ。省略時は先頭のエラー
:cscope :cs[cope] cscope コマンドを実行
:cstag :cst[ag] cscope を使用してタグへジャンプする
:cunmap :cu[nmap] コマンドラインモードを対象とする ":unmap" コマ
ンド
:cunabbrev :cuna[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":unabbrev"
コマンド
:cunmenu :cunme[nu] コマンドラインモードのメニューを削除
:cwindow :cw[indow] quickfixウィンドウを開閉する
:delete :d[elete] 行を削除
:debug :deb[ug] コマンドをデバッグモードで実行する
:debuggreedy :debugg[reedy] デバッグモードのコマンドを標準入力から読み込む
:def :def Vim9 ユーザー関数の定義
:defcompile :defc[ompile] カレントスクリプト内の Vim9 ユーザー関数を
コンパイルする
:delcommand :delc[ommand] ユーザー定義コマンドの削除
:delfunction :delf[unction] ユーザー定義関数の削除
:delmarks :delm[arks] マークを削除する
:diffupdate :dif[fupdate] 'diff' バッファを更新する
:diffget :diffg[et] カレントバッファの差異を他方に合わせる
:diffoff :diffo[ff] 差分モードをオフにする
:diffpatch :diffp[atch] パッチを適用した新しい差分バッファを作成する
:diffput :diffpu[t] 他方の差異をカレントバッファに合わせる
:diffsplit :diffs[plit] ファイルを開きその違いを表示する
:diffthis :diffthis カレントウィンドウを差分ウィンドウにする
:digraphs :dig[raphs] ダイグラフの入力または表示
:display :di[splay] レジスタの内容を表示
:disassemble :disa[ssemble] Vim9 ユーザー関数の逆アセンブル
:djump :dj[ump] #define へジャンプ
:dl :dl 'l' フラグ付き :delete の短縮形
:dlist :dli[st] #define をリスト表示
:doautocmd :do[autocmd] カレントバッファに対し自動コマンドを適用する
:doautoall :doautoa[ll] ロードされているバッファすべてに自動コマンドを
適用する
:dp :d[elete]p 'p' フラグ付き :delete の短縮形
:drop :dr[op] 指定したファイルが表示されているウィンドウに
ジャンプするか、カレントウィンドウで開く
:dsearch :ds[earch] マクロ定義(#define)を表示する
:dsplit :dsp[lit] ウィンドウを分割し #define へジャンプ
:edit :e[dit] ファイルの編集
:earlier :ea[rlier] バッファを時間的に前の状態に戻す。アンドゥ
:echo :ec[ho] 式の結果を表示する
:echoconsole :echoc[onsole] :echomsgと同じだが、stdout に出力する
:echoerr :echoe[rr] :echoと同じだが、エラー表示し、履歴に残す
:echohl :echoh[l] echoコマンドで使用する強調表示を設定する
:echomsg :echom[sg] :echoと同じだが、履歴に残す
:echon :echon :echo と同じ、ただし <EOL> を出力しない
:else :el[se] :if コマンドと一緒に使用する
:elseif :elsei[f] :if コマンドと一緒に使用する
:emenu :em[enu] 名前を指定してメニューを実行
:enddef :enddef :def で開始したユーザー定義関数の終了
:endif :en[dif] 直前の :if の終了
:endfor :endfo[r] 直前の :for の終了
:endfunction :endf[unction] :function で開始したユーザー定義関数の終了
:endtry :endt[ry] 直前の:tryを終了する
:endwhile :endw[hile] 直前の :while の終了
:enew :ene[w] 新しい名無しバッファを開く
:eval :ev[al] 式を評価し、結果を破棄する
:ex :ex ":edit" と同じ。
:execute :exe[cute] 式の結果を実行する
:exit :exi[t] ":xit" と同じ。
:exusage :exu[sage] Exコマンドの概観
:file :f[ile] カレントファイルの名前を設定または表示
:files :files バッファリストの全ファイルを一覧表示
:filetype :filet[ype] ファイルタイプ検出の on/off 切換
:filter :filt[er] コマンドの出力をフィルターする
:find :fin[d] 'path' の中からファイルを検索し、開く
:final :final Vim9 での不変変数を宣言する
:finally :fina[lly] :try コマンドの一部
:finish :fini[sh] Vim script の読み込みを終了する
:first :fir[st] 引数リストの最初のファイルを開く
:fixdel :fix[del] <Del> のキーコードを設定
:fold :fo[ld] 折り畳みを作成する
:foldclose :foldc[lose] 折り畳みを閉じる
:folddoopen :foldd[oopen] 閉じている折り畳み以外の行にコマンドを実行する
:folddoclosed :folddoc[losed] 閉じている折り畳みの中の行にコマンドを実行する
:foldopen :foldo[pen] 折り畳みを開く
:for :for for ループ
:function :fu[nction] ユーザー定義関数を定義
:global :g[lobal] パターンにマッチした行でコマンドを実行する
:goto :go[to] バッファ内の指定したバイト数の場所へジャンプ
:grep :gr[ep] 'grepprg' を実行し、最初にマッチした位置へジャ
ンプ
:grepadd :grepa[dd] :grepと同じだが、結果を現在のリストへ加える
:gui :gu[i] GUI をスタートする
:gvim :gv[im] GUI をスタートする
:hardcopy :ha[rdcopy] テキストをプリンタに出力する
:help :h[elp] ヘルプウィンドウを表示
:helpclose :helpc[lose] ヘルプウィンドウを1つ閉じる
:helpfind :helpf[ind] ヘルプのキーワードを入力するためのダイアログを
ポップアップする
:helpgrep :helpg[rep] ヘルプファイル検索用の ":grep"
:helptags :helpt[ags] 指定したディレクトリのヘルプタグを作成する
:highlight :hi[ghlight] 強調表示を定義する
:hide :hid[e] コマンドを実行し、必要ならカレントバッファを
隠れ(hidden)バッファにする
:history :his[tory] コマンドラインの履歴を表示
:insert :i[nsert] テキストを挿入
:iabbrev :ia[bbrev] 挿入モードを対象とする ":abbrev" コマンド
:iabclear :iabc[lear] 挿入モードを対象とする ":abclear" コマンド
:if :if 条件が成立した場合にコマンド群を実行
:ijump :ij[ump] 識別子の定義へジャンプ
:ilist :il[ist] 識別子に一致したすべての行をリスト表示
:imap :im[ap] 挿入モードを対象とした ":map" コマンド
:imapclear :imapc[lear] 挿入モードを対象とした ":mapclear" コマンド
:imenu :ime[nu] 挿入モードを対象にメニュー追加
:import :imp[ort] Vim9: 他のスクリプトからアイテムをインポートす
る
:inoremap :ino[remap] 挿入モードを対象とした ":noremap" コマンド
:inoreabbrev :inorea[bbrev] 挿入モードを対象とした ":noreabbrev" コマンド
:inoremenu :inoreme[nu] 挿入モードを対象とした ":noremenu" コマンド
:intro :int[ro] 起動直後のメッセージを表示
:isearch :is[earch] 識別子と一致した最初の行を表示
:isplit :isp[lit] ウィンドウを分割し、識別子の定義へジャンプ
:iunmap :iu[nmap] 挿入モードを対象とした ":unmap" コマンド
:iunabbrev :iuna[bbrev] 挿入モードを対象とした ":unabbrev" コマンド
:iunmenu :iunme[nu] 挿入モードを対象にメニュー削除
:join :j[oin] 行の結合
:jumps :ju[mps] ジャンプリストの表示
:k :k マークを設定
:keepalt :keepa[lt] 代替ファイルを変更せずにコマンドを実行する
:keepmarks :kee[pmarks] マークを変更せずにコマンドを実行する
:keepjumps :keepj[umps] マークやジャンプリストを変更せずにコマンドを実
行する
:keeppatterns :keepp[atterns] 検索パターン履歴を変更せずにコマンドを実行する
:lNext :lN[ext] locationリストの前の項目の位置へ移動
:lNfile :lNf[ile] 前のファイルの最後の項目の位置へ移動
:list :l[ist] 行を表示
:labove :lab[ove] 現在の行の上のlocationにジャンプ
:laddexpr :lad[dexpr] exprからlocationリストの項目を追加
:laddbuffer :laddb[uffer] バッファからlocationリストの項目を追加
:laddfile :laddf[ile] 現在のlocationリストに項目を追加
:lafter :laf[ter] 現在のカーソルの後ろのlocationにジャンプ
:last :la[st] 引数リストの最後のファイルを編集
:language :lan[guage] 言語(ロケール)を設定する
:later :lat[er] バッファを時間的に新しい状態に戻す。リドゥ
:lbefore :lbef[ore] 現在のカーソルの前のlocationにジャンプ
:lbelow :lbel[ow] 現在の行の下のlocationにジャンプ
:lbottom :lbo[ttom] locationウィンドウの最下へスクロールする
:lbuffer :lb[uffer] バッファからlocationリストを解釈し、最初のエ
ラーへジャンプ
:lcd :lc[d] ウィンドウのカレントディレクトリを変更する
:lchdir :lch[dir] ウィンドウのカレントディレクトリを変更する
:lclose :lcl[ose] locationウィンドウを閉じる
:lcscope :lcs[cope] ":cscope" と同様だがlocationリストを使う
:ldo :ld[o] locationリストの各項目に対してコマンドを実行す
る
:lfdo :lfd[o] locationリストの各ファイルに対してコマンドを実
行する
:left :le[ft] 行を左寄せに整形
:leftabove :lefta[bove] ウィンドウが左もしくは上に分割されるようにする
:legacy :leg[acy] 次のコマンドで旧来のスクリプトの文法を使用する
:let :let 変数またはオプションに値を設定する
:lexpr :lex[pr] 式からlocationリストを読み込み、最初のエラーへ
ジャンプする
:lfile :lf[ile] ファイルからlocationリストを読み込み、最初のエ
ラーへジャンプする
:lfirst :lfir[st] 指定されたlocationへジャンプする。デフォルトは
最初のlocation。
:lgetbuffer :lgetb[uffer] バッファからlocationリストを取得する
:lgetexpr :lgete[xpr] 式からlocationリストを取得する
:lgetfile :lg[etfile] ファイルからlocationリストを取得する
:lgrep :lgr[ep] 'grepprg' を実行し、最初のマッチへジャンプする
:lgrepadd :lgrepa[dd] :grepと同様だが現在のリストに追加する
:lhelpgrep :lh[elpgrep] ":helpgrep" と同様だがlocationリストを使う
:lhistory :lhi[story] locationリストの一覧を表示する
:ll :ll 特定のlocationへ移動する
:llast :lla[st] 特定のlocationへ移動する。デフォルトは最後の
location
:llist :lli[st] 全てのlocationをリストする
:lmake :lmak[e] 外部プログラム'makeprg'を実行、エラーメッセー
ジを解釈する。
:lmap :lm[ap] ":map!" と同じだが、Lang-Argモードも対象
:lmapclear :lmapc[lear] ":mapclear!" と同じだが、Lang-Argモードも対象
:lnext :lne[xt] 次のlocationへ移動
:lnewer :lnew[er] 新しいlocationリストへ移動
:lnfile :lnf[ile] 次のファイルの最初のlocationへ移動
:lnoremap :ln[oremap] ":noremap!" と同じだが、Lang-Argモードも対象
:loadkeymap :loadk[eymap] 次の行からEOFまでキーマップを読み込む
:loadview :lo[adview] カレントウィンドウにビューを読み込む
:lockmarks :loc[kmarks] マークを調整せずにコマンドを実行する
:lockvar :lockv[ar] 変数をロックする
:lolder :lol[der] 以前のlocationリストへ移動
:lopen :lope[n] locationウィンドウを開く
:lprevious :lp[revious] 前のlocationへ移動
:lpfile :lpf[ile] 前のファイルの最後のlocationへ移動
:lrewind :lr[ewind] 指定されたlocationへ移動。デフォルトは最初
のlocation
:ls :ls すべてのバッファを表示
:ltag :lt[ag] タグへジャンプし、マッチしたタグをlocationリス
トに追加する
:lunmap :lu[nmap] ":unmap!" と同じだが、Lang-Argモードも対象
:lua :lua Lua コマンドを実行
:luado :luad[o] 各行に対して Lua コマンドを実行
:luafile :luaf[ile] Lua スクリプトファイルを実行
:lvimgrep :lv[imgrep] ファイルからパターンを検索する
:lvimgrepadd :lvimgrepa[dd] :vimgrepと同様だが、locationリストに追加する
:lwindow :lw[indow] locationウィンドウを開閉する
:move :m[ove] 行を移動する
:mark :ma[rk] マークを設定
:make :mak[e] 外部プログラム 'makeprg' を実行し、エラーメッ
セージを解釈する
:map :map マップの設定または表示
:mapclear :mapc[lear] ノーマルモードとビジュアルモードを対象にマップ
をクリア
:marks :marks すべてのマークを表示
:match :mat[ch] 指定したパターンの文字を強調表示する
:menu :me[nu] 新しいメニュー項目を追加
:menutranslate :menut[ranslate] 翻訳したメニュー項目を追加する
:messages :mes[sages] 直前に表示されたメッセージの表示
:mkexrc :mk[exrc] 現在のマップと設定をファイルに書き出す
:mksession :mks[ession] セッション情報をファイルに書き出す
:mkspell :mksp[ell] スペルファイル .splを生成する
:mkvimrc :mkv[imrc] 現在のマップと設定をファイルに書き出す
:mkview :mkvie[w] カレントウィンドウのビューをファイルに保存する
:mode :mod[e] スクリーンモードを表示または変更する
:mzscheme :mz[scheme] MzSchemeコマンドを実行する
:mzfile :mzf[ile] MzSchemeスクリプトファイルを実行する
:nbclose :nbc[lose] 現在の Netbeans セッションを閉じる
:nbstart :nbs[art] 新しい Netbeans セッションを開始する
:nbkey :nb[key] キーをNetbeansに渡す
:next :n[ext] 引数リストの次のファイルを開く
:new :new 新規に空のウィンドウを作成する
:nmap :nm[ap] ノーマルモードを対象とする ":map" コマンド
:nmapclear :nmapc[lear] ノーマルモードのすべてのマップを削除する
:nmenu :nme[nu] ノーマルモードのメニューを追加する
:nnoremap :nn[oremap] ノーマルモードを対象とする ":noremap" コマンド
:nnoremenu :nnoreme[nu] ノーマルモードを対象とする ":noremenu" コマンド
:noautocmd :noa[utocmd] 自動コマンドを実行せずにコマンドを実行する
:noremap :no[remap] 再マップされないマップを定義する
:nohlsearch :noh[lsearch] 一時的に 'hlsearch' の強調表示をやめる
:noreabbrev :norea[bbrev] 再マップされない短縮入力を定義する
:noremenu :noreme[nu] 再マップされないメニューを定義する
:normal :norm[al] ノーマルモードのコマンドを実行する
:noswapfile :nos[wapfile] スワップファイルを作らずにコマンドを実行する
:number :nu[mber] 行番号を表示
:nunmap :nun[map] ノーマルモードを対象とする ":unmap" コマンド
:nunmenu :nunme[nu] ノーマルモードのメニューを削除
:oldfiles :ol[dfiles] viminfo ファイルに記録されたマークを持つファイ
ルを表示する
:open :o[pen] openモードを開始(未実装)
:omap :om[ap] Operator-pending モードを対象とする ":map"
コマンド
:omapclear :omapc[lear] Operator-pending モードのマップをすべて削除
:omenu :ome[nu] Operator-pending モードのメニューを追加
:only :on[ly] カレントウィンドウ以外のウィンドウをすべて閉じる
:onoremap :ono[remap] Operator-pending モードを対象とする ":noremap"
コマンド
:onoremenu :onoreme[nu] Operator-pending モードを対象とする
":noremenu" コマンド
:options :opt[ions] オプションウィンドウを開く
:ounmap :ou[nmap] Operator-pending モードを対象とした ":unmap"
コマンド
:ounmenu :ounme[nu] Operator-pending モードのメニューを削除
:ownsyntax :ow[nsyntax] ウィンドウのローカル構文強調を新たに設定する
:packadd :pa[ckadd] 'packpath' からプラグインを追加する
:packloadall :packl[oadall] 'packpath' 下の全プラグインをロードする
:pclose :pc[lose] プレビューウィンドウを閉じる
:pedit :ped[it] プレビューウィンドウでファイルを開く
:perl :pe[rl] Perl コマンドを実行
:print :p[rint] 行単位で印刷する
:profdel :profd[el] 関数やスクリプトのプロファイリングを停止する
:profile :prof[ile] 関数やスクリプトのプロファイリングをする
:promptfind :pro[mptfind] GUIの検索ダイアログを開く
:promptrepl :promptr[epl] GUIの検索・置換ダイアログを開く
:perldo :perld[o] 1行ずつ Perl コマンドを実行
:pop :po[p] タグスタックの1つ古いエントリへジャンプ
:popup :popup 指定した名前のメニューをポップアップ表示する
:ppop :pp[op] プレビューウィンドウで ":pop" を実行
:preserve :pre[serve] すべてのテキストをスワップファイルに書き出す
:previous :prev[ious] 引数リスト中の前のファイルを読み込む
:psearch :ps[earch] ":ijump"と同じだが、結果をプレビューウィンドウ
で表示する
:ptag :pt[ag] プレビューウィンドウでタグを表示
:ptNext :ptN[ext] プレビューウィンドウで :tNext を実行
:ptfirst :ptf[irst] プレビューウィンドウで:trewind を実行
:ptjump :ptj[ump] プレビューウィンドウで :tjump を実行、タグを
表示
:ptlast :ptl[ast] プレビューウィンドウで :tlast を実行
:ptnext :ptn[ext] プレビューウィンドウで :tnext を実行
:ptprevious :ptp[revious] プレビューウィンドウで :tprevious を実行
:ptrewind :ptr[ewind] プレビューウィンドウで :trewind を実行
:ptselect :pts[elect] プレビューウィンドウで :tselect を実行、タグ
を表示
:put :pu[t] テキストにレジスタの内容を挿入
:pwd :pw[d] カレントディレクトリを表示
:py3 :py3 Python 3 コマンドを実行
:python3 :python3 :py3 と同じ
:py3do :py3d[o] 各行に対して Python 3 コマンドを実行
:py3file :py3f[ile] Python 3 スクリプトファイルを実行
:python :py[thon] Python コマンドを実行
:pydo :pyd[o] 各行に対して Python コマンドを実行
:pyfile :pyf[ile] Python スクリプトファイルを実行
:pyx :pyx python_x コマンドを実行
:pythonx :pythonx :pyx と同じ
:pyxdo :pyxd[o] 各行に対して python_x コマンドを実行
:pyxfile :pyxf[ile] python_x スクリプトファイルを実行
:quit :q[uit] カレントウィンドウを閉じる(ウィンドウが1つなら
Vim を終了)
:quitall :quita[ll] Vim を終了
:qall :qa[ll] Vim を終了
:read :r[ead] テキストにファイルを挿入
:recover :rec[over] スワップファイルからファイルを復元
:redo :red[o] 1回のアンドゥをリドゥする
:redir :redi[r] ファイルまたはレジスタにメッセージをリダイレク
トする
:redraw :redr[aw] 画面を再描画する
:redrawstatus :redraws[tatus] ステータスラインを再描画する
:redrawtabline :redrawt[abline] タブページ行を再描画する
:registers :reg[isters] レジスタの内容を表示
:resize :res[ize] カレントウィンドウの高さを変更
:retab :ret[ab] タブの大きさを変更
:return :retu[rn] ユーザー関数から戻る
:rewind :rew[ind] 引数リストの先頭のファイルを開く
:right :ri[ght] テキストを右寄せに整形
:rightbelow :rightb[elow] ウィンドウが右もしくは下に分割されるようにする
:ruby :rub[y] Rubyのコマンドを実行する
:rubydo :rubyd[o] 各行に対してRubyのコマンドを実行する
:rubyfile :rubyf[ile] Rubyスクリプトファイルを実行する
:rundo :rund[o] アンドゥ情報をファイルから読み込む
:runtime :ru[ntime] Vim script を'runtimepath'から探して実行する
:rviminfo :rv[iminfo] viminfo ファイルを読み込む
:substitute :s[ubstitute] テキストの置換
:sNext :sN[ext] ウィンドウを分割して、引数リストの前のファイル
を開く
:sandbox :san[dbox] サンドボックスでコマンドを実行する
:sargument :sa[rgument] ウィンドウを分割して、引数リストの指定ファイル
を開く
:sall :sal[l] 引数リストのすべてのファイルをウィンドウを作成
して開く
:saveas :sav[eas] 別の名前でファイルを保存する
:sbuffer :sb[uffer] ウィンドウを分割してバッファリストの指定した
バッファを開く
:sbNext :sbN[ext] ウィンドウを分割してバッファリストの前の
バッファを開く
:sball :sba[ll] バッファリストのすべてのバッファをウィンドウを
作成して開く
:sbfirst :sbf[irst] ウィンドウを分割してバッファリストの最初の
バッファを開く
:sblast :sbl[ast] ウィンドウを分割してバッファリストの最後の
バッファを開く
:sbmodified :sbm[odified] ウィンドウを分割してバッファリストの変更済み
バッファを開く
:sbnext :sbn[ext] ウィンドウを分割してバッファリストの次の
バッファを開く
:sbprevious :sbp[revious] ウィンドウを分割してバッファリストの前の
バッファを開く
:sbrewind :sbr[ewind] ウィンドウを分割してバッファリストの最初の
バッファを開く
:scriptnames :scr[iptnames] 実行済みVim script の名前を一覧表示する
:scriptencoding :scripte[ncoding] Vim script が使用しているエンコーディング
を指定する
:scriptversion :scriptv[ersion] 使用している Vim script のバージョンを指
定する
:scscope :scs[cope] ウィンドウを分割してcscopeコマンドを実行する
:set :se[t] オプションを表示または設定する
:setfiletype :setf[iletype] まだ設定されていなければ 'filetype' を設定する
:setglobal :setg[lobal] グローバルオプションを表示もしくは設定する
:setlocal :setl[ocal] ローカルオプションを表示もしくは設定する
:sfind :sf[ind] ウィンドウを分割して、'path' にあるファイルを
開く
:sfirst :sfir[st] ウィンドウを分割して引数リストの最初のファイル
を開く
:shell :sh[ell] シェルを実行する
:simalt :si[malt] Win32 GUI: Windows ALT キーをシミュレートする
:sign :sig[n] 目印を取り扱うコマンド
:silent :sil[ent] 実行したコマンドの出力を抑制する
:sleep :sl[eep] 数秒間何もしない
:sleep! :sl[eep]! カーソルを表示せず、数秒間何もしない
:slast :sla[st] ウィンドウを分割して引数リストの最後のファイル
を開く
:smagic :sm[agic] 'magic' オプションの下で :substitute を実行
:smap :smap ":map" と同様。選択モード用
:smapclear :smapc[lear] 選択モードのすべてのマップを削除する
:smenu :sme[nu] 選択モードのメニューを追加する
:smile :smi[le] ユーザーを幸せにする
:snext :sn[ext] ウィンドウを分割して引数リストの次のファイルを
開く
:snomagic :sno[magic] 'nomagic' オプションの下で :substitute を実行
:snoremap :snor[emap] ":noremap" と同様。選択モード用
:snoremenu :snoreme[nu] ":noremenu" と同様。選択モード用
:sort :sor[t] 行をソートする
:source :so[urce] Vim or Ex コマンドをファイルから読み込む
:spelldump :spelld[ump] ウィンドウを分割し、正しい単語を列挙する
:spellgood :spe[llgood] スペルチェック用に正しい単語を登録する
:spellinfo :spelli[nfo] 読み込んでいるスペルファイルの情報を表示する
:spellrare :spellra[re] スペルチェック用にレアな単語を追加する
:spellrepall :spellr[epall] 最後のz=と同様にすべての間違った単語を置換
:spellundo :spellu[ndo] 正しいまたは間違った単語を削除
:spellwrong :spellw[rong] スペリングの間違いを登録する
:split :sp[lit] カレントウィンドウを分割
:sprevious :spr[evious] ウィンドウを分割して引数リストの前のファイルを
開く
:srewind :sre[wind] ウィンドウを分割して引数リストの最初のファイル
を開く
:stop :st[op] Vimをサスペンドする
:stag :sta[g] ウィンドウを分割して、タグへジャンプする
:startinsert :star[tinsert] 挿入モードを開始する
:startgreplace :startg[replace] 仮想置換モードを開始する
:startreplace :startr[eplace] 置換モードを開始する
:stopinsert :stopi[nsert] 挿入モードを終了する
:stjump :stj[ump] ウィンドウを分割して、":tjump" を実行
:stselect :sts[elect] ウィンドウを分割して、":tselect" を実行
:sunhide :sun[hide] ":unhide" と同じ。
:sunmap :sunm[ap] ":unmap" と同様。選択モード用
:sunmenu :sunme[nu] 選択モードのメニューを削除する
:suspend :sus[pend] ":stop" と同じ。
:sview :sv[iew] ウィンドウを分割してファイルを読み込み専用
で開く
:swapname :sw[apname] 現在のスワップファイルの名前を表示
:syntax :sy[ntax] 構文強調表示 (syntax highlighting)
:syntime :synti[me] 構文強調表示の速度を測定する
:syncbind :sync[bind] ウィンドウのスクロール状態を同期する
:t :t ":copy" と同じ。
:tNext :tN[ext] 後方へ検索し一致したタグ位置へジャンプ
:tabNext :tabN[ext] 前のタブページへ移動
:tabclose :tabc[lose] 現在のタブページを閉じる
:tabdo :tabdo 各タブページでコマンドを実行する
:tabedit :tabe[dit] 新しいタブページでファイルを開く
:tabfind :tabf[ind] 'path'からファイルを探し新しいタブページで開く
:tabfirst :tabfir[st] 最初のタブページへ移動
:tablast :tabl[ast] 最後のタブページへ移動
:tabmove :tabm[ove] タブページの位置を移動
:tabnew :tabnew 新しいタブページでファイルを編集する
:tabnext :tabn[ext] 次のタブページへ移動
:tabonly :tabo[nly] 現在のタブページ以外をすべて閉じる
:tabprevious :tabp[revious] 前のタブページへ移動
:tabrewind :tabr[ewind] 最初のタブページへ移動
:tabs :tabs タブページとその中身を列挙
:tab :tab 新しいウィンドウを開くとき新しいタブを作る
:tag :ta[g] タグを検索しジャンプする
:tags :tags タグスタックの内容を表示
:tcd :tc[d] タブページのカレントディレクトリを変更する
:tchdir :tch[dir] タブページのカレントディレクトリを変更する
:tcl :tcl Tcl コマンドを実行
:tcldo :tcld[o] 各行の Tcl コマンドを実行
:tclfile :tclf[ile] Tcl スクリプトファイルを実行
:tearoff :te[aroff] メニューを切り離す
:terminal :ter[minal] 端末ウィンドウを開く
:tfirst :tf[irst] 複数一致した内の最初のタグへジャンプ
:throw :th[row] 例外を投げる
:tjump :tj[ump] ":tselect" と同様、ただし一致したタグが1つし
かない場合、その場所へジャンプ
:tlast :tl[ast] 直前に一致したタグ位置へジャンプ
:tlmenu :tlm[enu] 端末ジョブモードのメニューを追加する
:tlnoremenu :tln[oremenu] ":noremenu" と同様だが端末ジョブモード用
:tlunmenu :tlu[nmenu] 端末ジョブモードのメニューを削除する
:tmapclear :tmapc[lear] 端末ジョブモードのすべてのマップを削除する
:tmap :tma[p] ":map" と同様。端末ジョブモード用
:tmenu :tm[enu] ツールチップメニューを定義する
:tnext :tn[ext] タグを前方検索し、ジャンプ
:tnoremap :tno[remap] ":noremap" と同様。端末ジョブモード用
:topleft :to[pleft] ウィンドウが最も左もしくは最も上に分割されるよ
うにする
:tprevious :tp[revious] タグを後方検索し、ジャンプ
:trewind :tr[ewind] 最初に一致したタグ位置へジャンプ
:try :try コマンドを実行し発生したエラーや例外を処理する
:tselect :ts[elect] 一致したタグを一覧表示し、ジャンプ先のタグ
を選択
:tunmap :tunma[p] ":unmap" と同様。端末ジョブモード用
:tunmenu :tu[nmenu] ツールチップメニューを削除
:undo :u[ndo] 最後の変更を取り消す
:undojoin :undoj[oin] 次の変更を前のアンドゥブロックと連結する
:undolist :undol[ist] アンドゥツリーのリーフを列挙する
:unabbreviate :una[bbreviate] 短縮入力を削除
:unhide :unh[ide] バッファリストのメモリにロードされているすべて
のバッファをウィンドウを作成して開く
:unlet :unl[et] 変数を削除
:unlockvar :unlo[ckvar] 変数をアンロックする
:unmap :unm[ap] マップを削除
:unmenu :unme[nu] メニューを削除
:unsilent :uns[ilent] コマンドを silent でなく実行する
:update :up[date] バッファ内容が変更されていれば、ファイルに書
き出す
:vglobal :v[global] パターンにマッチしない行でコマンドを実行する
:var :var Vim9 での変数を宣言する
:version :ve[rsion] バージョン番号その他の情報を表示
:verbose :verb[ose] 'verbose' を一時設定してコマンドを実行する
:vertical :vert[ical] ウィンドウが垂直分割されるようにする
:vim9cmd :vim9[cmd] 次のコマンドで Vim9 script の文法を使用する
:vim9script :vim9s[cript] Vim9 スクリプトファイルであることを示す
:vimgrep :vim[grep] 複数ファイルからパターンを検索する
:vimgrepadd :vimgrepa[dd] :vimgrepと同様だが現在のリストに追加
:visual :vi[sual] ":edit" と同じ、ただし "Ex" モードから抜ける。
:viusage :viu[sage] ノーマルモードコマンドの概観
:view :vie[w] 読み込み専用でファイルを開く
:vmap :vm[ap] ビジュアル・選択モードを対象とする
":map" コマンド
:vmapclear :vmapc[lear] ビジュアル・選択モードのマッピングをすべて
削除
:vmenu :vme[nu] ビジュアル・選択モードのメニューを追加
:vnew :vne[w] 新しいウィンドウを垂直分割して作る
:vnoremap :vn[oremap] ビジュアル・選択モードを対象とする
":noremap" コマンド
:vnoremenu :vnoreme[nu] ビジュアル・選択モードを対象とする
":noremenu" コマンド
:vsplit :vs[plit] カレントウィンドウを垂直分割する
:vunmap :vu[nmap] ビジュアル・選択モードを対象とする
":unmap" コマンド
:vunmenu :vunme[nu] ビジュアルモードのメニューを削除
:windo :windo 各ウィンドウに対してコマンドを実行する
:write :w[rite] ファイルに保存
:wNext :wN[ext] ファイルに保存して、引数リストの直前のファイ
ルを開く
:wall :wa[ll] (変更した) すべてのバッファを保存
:while :wh[ile] 与えた条件を満たしている限りループする
:winsize :wi[nsize] ウィンドウサイズを取得もしくはセットする (古
いコマンド)
:wincmd :winc[md] ウィンドウコマンド(CTRL-W)を実行する
:winpos :winp[os] ウィンドウの位置を取得もしくはセットする
:wnext :wn[ext] ファイルに保存して、引数リストの次のファイル
を開く
:wprevious :wp[revious] ファイルに保存して、引数リストの直前のファイ
ルを開く
:wq :wq ファイルに保存して、ウィンドウもしくは Vim を
終了
:wqall :wqa[ll] すべての変更済みバッファを保存し、Vim を終了
:wundo :wu[ndo] アンドゥ情報をファイルに保存する
:wviminfo :wv[iminfo] viminfo ファイルに保存
:xit :x[it] バッファが変更されていたら保存し、ウィンドウを
閉じる
:xall :xa[ll] ":wqall" と同じ。
:xmapclear :xmapc[lear] ビジュアルモード時のマッピングを全て削除する
:xmap :xm[ap] ":map" と同様。ビジュアルモード用
:xmenu :xme[nu] ビジュアルモード時にメニューを追加する
:xrestore :xr[estore] Xサーバーの接続を復元する
:xnoremap :xn[oremap] ":noremap" と同様。ビジュアルモード用
:xnoremenu :xnoreme[nu] ":noremenu" と同様。ビジュアルモード用
:xunmap :xu[nmap] ":unmap" と同様。ビジュアルモード用
:xunmenu :xunme[nu] ビジュアルモード時にメニューを削除する
:yank :y[ank] 行をレジスタへヤンク
:z :z 行を表示
:~ :~ 直前に実行した ":substitute" を実行
vim:tw=78:ts=8:noet:ft=help:norl:
VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
index
このファイルには各モードのすべてのコマンドが列挙されており、タグと短い説明が示
されている。一覧はASCIIコード順に並んでいる。
Tip: 機能で検索するときは、検索コマンドを使用する。例えば、何かを削除するコマ
ンドを検索したいなら、"/削除" を使用する。
1. 挿入モード insert-index
2. ノーマルモード normal-index
2.1. テキストオブジェクト objects
2.2. ウィンドウコマンド CTRL-W
2.3. 角括弧コマンド [
2.4. 'g' で始まるコマンド g
2.5. 'z' で始まるコマンド z
2.6. オペレータ待機モード operator-pending-index
3. ビジュアルモード visual-index
4. コマンドライン編集 ex-edit-index
5. 端末ジョブモード terminal-job-index
6. EX コマンド ex-cmd-index
オプションの概略はoption-listを参照。
組み込み関数の概略はfunctionsを参照。
Vim変数の一覧はvim-variableを参照。
全ヘルプ項目の一覧は help-tags を参照。
==============================================================================
1. 挿入モード insert-index
タグ 文字 挿入モードでの動作
-----------------------------------------------------------------------
i_CTRL-@ CTRL-@ 直前に挿入したテキストを挿入し、挿入モードを
終了する。
i_CTRL-A CTRL-A 直前に挿入したテキストを挿入する。
CTRL-B 未使用 i_CTRL-B-gone
i_CTRL-C CTRL-C 'insertmode' がセットされていなければ、短縮入
力をチェックせずに挿入モードを終了する。
i_CTRL-D CTRL-D 現在の行から shiftwidth 分のインデントを削除
する。
i_CTRL-E CTRL-E 下の行のカーソルと同じ位置にある文字を挿入する
CTRL-F 未使用 (しかし標準設定では'cinkeys'の設定によ
りカーソル行を再インデントするのに使用される)
i_CTRL-G_j CTRL-G CTRL-J 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_j CTRL-G j 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_j CTRL-G <Down> 下の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_k CTRL-G CTRL-K 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_k CTRL-G k 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_k CTRL-G <Up> 上の行へ移動。カーソルは挿入開始位置と同じ列へ
i_CTRL-G_u CTRL-G u アンドゥで元に戻す地点を新たに設定
i_CTRL-G_U CTRL-G U 次のカーソル移動でアンドゥを分割しない
i_<BS> <BS> カーソルの前にある文字を削除する。
i_digraph {char1}<BS>{char2}
ダイグラフを入力する。 ('digraph' オプションが
オンのとき)
i_CTRL-H CTRL-H <BS> と同じ
i_<Tab> <Tab> <Tab> 文字を挿入
i_CTRL-I CTRL-I <Tab> と同じ
i_<NL> <NL> <CR> と同じ
i_CTRL-J CTRL-J <CR> と同じ
i_CTRL-K CTRL-K {char1} {char2}
ダイグラフを入力する。
i_CTRL-L CTRL-L 'insertmode'がオンのとき、挿入モードを終了する
i_<CR> <CR> 改行を入力。
i_CTRL-M CTRL-M <CR> と同じ。
i_CTRL-N CTRL-N カーソルの前にあるキーワードで前方検索し、一致
した単語で補完する。
i_CTRL-O CTRL-O 1回コマンドを実行し、挿入モードに戻る。
i_CTRL-P CTRL-P カーソルの前にあるキーワードで後方検索し、一致
した単語で補完する。
i_CTRL-Q CTRL-Q CTRL-V と同じ。端末制御に使用されている場合を
除く。
i_CTRL-SHIFT-Q CTRL-SHIFT-Q {char}
CTRL-Q と同様だが modifyOtherKeys が有効
i_CTRL-R CTRL-R {register}
レジスタに保存されている文字列を挿入。
i_CTRL-R_CTRL-R CTRL-R CTRL-R {register}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
i_CTRL-R_CTRL-O CTRL-R CTRL-O {register}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
インデントは挿入しない。
i_CTRL-R_CTRL-P CTRL-R CTRL-P {register}
レジスタに保存されている文字列そのものを挿入。
インデントは固定。
CTRL-S 未使用、もしくは端末制御に使用
i_CTRL-T CTRL-T 現在の行に shiftwidth 分のインデントを挿入する。
i_CTRL-U CTRL-U 現在の行に挿入したすべての文字を削除する。
i_CTRL-V CTRL-V {char} 続いて入力する数字以外の文字をそのまま挿入する
i_CTRL-SHIFT-V CTRL-SHIFT-V {char}
CTRL-V と同様だが modifyOtherKeys が有効
i_CTRL-V_digit CTRL-V {number} 続いて入力する3桁の10進数で1バイト文字を指定
して挿入
i_CTRL-W CTRL-W カーソルの前にある単語を削除する。
i_CTRL-X CTRL-X {mode} CTRL-X サブモードに移行する。
詳しくはi_CTRL-X_indexを参照。
i_CTRL-Y CTRL-Y 上の行のカーソルと同じ位置にある文字を挿入する
i_CTRL-Z CTRL-Z 'insertmode' がセットされている場合: Vim をサ
スペンドする。
i_<Esc> <Esc> 挿入モードを終了する。('insertmode' がセットさ
れていない場合)
i_CTRL-[ CTRL-[ <Esc> と同じ。
i_CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N ノーマルモードへ移行。
i_CTRL-\_CTRL-G CTRL-\ CTRL-G 'insertmode' に合わせたモードへ移行。
CTRL-\ a - z 将来の拡張のために予約。
CTRL-\ others 未使用
i_CTRL-] CTRL-] 短縮入力を適用する
CTRL-^ マップ:lmapの有効無効を切り替える
i_CTRL-_ CTRL-_ 'allowrevins' がオンのとき、言語を切り替える。
(ヘブライ語、ペルシア語) {+rightleft 機能付
きでコンパイルしたときのみ}
<Space> to '~' 未使用。ただし CTRL-D が後に続く '0' と '^' は
除く。
i_0_CTRL-D 0 CTRL-D 現在の行の全インデントを削除する。
i_^_CTRL-D ^ CTRL-D 現在の行の全インデントを削除し、次の行に復元。
i_<Del> <Del> カーソル位置の文字を削除。
Meta characters (0x80 to 0xff, 128 to 255)
未使用
i_<Left> <Left> カーソルを1文字左へ移動。
i_<S-Left> <S-Left> カーソルを1単語左へ移動。
i_<C-Left> <C-Left> カーソルを1単語左へ移動。
i_<Right> <Right> カーソルを1文字右へ移動。
i_<S-Right> <S-Right> カーソルを1単語右へ移動。
i_<C-Right> <C-Right> カーソルを1単語右へ移動。
i_<Up> <Up> カーソルを1行上へ移動。
i_<S-Up> <S-Up> <PageUp> と同じ。
i_<Down> <Down> カーソルを1行下へ移動。
i_<S-Down> <S-Down> <PageDown> と同じ。
i_<Home> <Home> カーソルを行の先頭へ移動。
i_<C-Home> <C-Home> カーソルをファイルの先頭へ移動。
i_<End> <End> カーソルを行末へ移動。
i_<C-End> <C-End> カーソルをファイルの末尾へ移動。
i_<PageUp> <PageUp> 1画面上へスクロール。
i_<PageDown> <PageDown> 1画面下へスクロール。
i_<F1> <F1> <Help> と同じ。
i_<Help> <Help> 挿入モードを終了し、ヘルプウィンドウを表示する。
i_<Insert> <Insert> 挿入/置換モードをトグルする。
i_<LeftMouse> <LeftMouse> カーソルをマウスクリックした位置へ移動。
i_<ScrollWheelDown> <ScrollWheelDown> ウィンドウを3行下へ
i_<S-ScrollWheelDown> <S-ScrollWheelDown> ウィンドウを1画面下へ
i_<ScrollWheelUp> <ScrollWheelUp> ウィンドウを3行上へ
i_<S-ScrollWheelUp> <S-ScrollWheelUp> ウィンドウを1画面上へ
i_<ScrollWheelLeft> <ScrollWheelLeft> ウィンドウを6列左へ
i_<S-ScrollWheelLeft> <S-ScrollWheelLeft> ウィンドウを1画面左へ
i_<ScrollWheelRight> <ScrollWheelRight> ウィンドウを6列右へ
i_<S-ScrollWheelRight> <S-ScrollWheelRight> ウィンドウを1画面右へ
CTRL-X サブモードで使用するコマンド i_CTRL-X_index
i_CTRL-X_CTRL-D CTRL-X CTRL-D 定義済みの識別子を補完。
i_CTRL-X_CTRL-E CTRL-X CTRL-E ウィンドウを上へスクロール。
i_CTRL-X_CTRL-F CTRL-X CTRL-F ファイル名を補完。
i_CTRL-X_CTRL-I CTRL-X CTRL-I 識別子を補完。
i_CTRL-X_CTRL-K CTRL-X CTRL-K 辞書の識別子を補完。
i_CTRL-X_CTRL-L CTRL-X CTRL-L 行全体を補完。
i_CTRL-X_CTRL-N CTRL-X CTRL-N 次の補完候補。
i_CTRL-X_CTRL-O CTRL-X CTRL-O オムニ補完
i_CTRL-X_CTRL-P CTRL-X CTRL-P 前の補完候補。
i_CTRL-X_CTRL-S CTRL-X CTRL-S スペリング補完
i_CTRL-X_CTRL-T CTRL-X CTRL-T 類語による補完
i_CTRL-X_CTRL-Y CTRL-X CTRL-Y ウィンドウを下へスクロール。
i_CTRL-X_CTRL-U CTRL-X CTRL-U 'completefunc' による補完
i_CTRL-X_CTRL-V CTRL-X CTRL-V コマンドラインと同様な補完
i_CTRL-X_CTRL-Z CTRL-X CTRL-Z テキストをそのままにして、補完を停止
i_CTRL-X_CTRL-] CTRL-X CTRL-] タグを補完。
i_CTRL-X_s CTRL-X s スペリング補完
補完モードのコマンド(popupmenu-keys を参照)
complete_CTRL-E CTRL-E 補完を中止し元のテキストに戻す
complete_CTRL-Y CTRL-Y 選択した候補を受け入れて補完を中止する
CTRL-L 現在の候補から1文字を挿入する
<CR> 現在の選択した候補を挿入する
<BS> 1文字削除し候補を検索する
CTRL-H <BS> と同じ
<Up> 上の候補を選択する
<Down> 下の候補を選択する
<PageUp> 数個上の候補を選択する
<PageDown> 数個下の候補を選択する
その他 補完を中止し入力された文字を挿入する
==============================================================================
2. ノーマルモード normal-index
CHAR 空白以外の文字
WORD 空白以外の文字からなる文字列
N コマンドの前に入力される数字
{motion} カーソル移動コマンド
Nmove {motion} でカーソルが通過するテキスト
SECTION セクション。'{' ではなく '}' の場合もあるsection
Note: 1 = カーソル移動コマンド 2 = アンドゥ/リドゥ可能
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
CTRL-@ 未使用
CTRL-A CTRL-A 2 カーソル位置/カーソルより後ろにある数字に N
を加える。
CTRL-B CTRL-B 1 ウィンドウを N 画面上へスクロール。
CTRL-C CTRL-C 現在の(検索)コマンドを中断する。
CTRL-D CTRL-D ウィンドウを N 行下へスクロールする。
(省略時は半画面)
CTRL-E CTRL-E ウィンドウを N 行下へスクロールする。
CTRL-F CTRL-F 1 ウィンドウを N 画面下へスクロール。
CTRL-G CTRL-G 現在のファイル名とカーソル位置を表示する。
<BS> <BS> 1 "h" と同じ。
CTRL-H CTRL-H 1 "h" と同じ。
<Tab> <Tab> 1 N 個先のジャンプリストの場所へジャンプする。
CTRL-I CTRL-I 1 <Tab> と同じ。
<NL> <NL> 1 "j" と同じ。
CTRL-J CTRL-J 1 "j" と同じ。
CTRL-K 未使用
CTRL-L CTRL-L 画面の再描画。
<CR> <CR> 1 カーソルを N 行下の先頭の CHAR へ移動。
CTRL-M CTRL-M 1 <CR> と同じ。
CTRL-N CTRL-N 1 "j" と同じ。
CTRL-O CTRL-O 1 N 個前のジャンプリストの場所へジャンプする。
CTRL-P CTRL-P 1 "k" と同じ。
CTRL-Q 未使用、もしくは端末制御に使用
CTRL-R CTRL-R 2 'u' でアンドゥした変更をリドゥする。
CTRL-S 未使用、もしくは端末制御に使用
CTRL-T CTRL-T N 個前のタグリストの場所へジャンプする。
CTRL-U CTRL-U ウィンドウを N 行上へスクロール。
(省略時は半画面)
CTRL-V CTRL-V 矩形ビジュアルモードを開始する。
CTRL-W CTRL-W {char} ウィンドウコマンド、CTRL-W を参照。
CTRL-X CTRL-X 2 カーソル位置/カーソルより後ろにある数字に N
を減じる。
CTRL-Y CTRL-Y ウィンドウを N 行上へスクロール。
CTRL-Z CTRL-Z Vim の実行を中断。(新しいシェルを開始する)
CTRL-[ <Esc> 未使用
CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N ノーマルモードへ移行。(つまり何もしない)
CTRL-\_CTRL-G CTRL-\ CTRL-G 'insertmode' に合わせたモードへ移行。
CTRL-\ a - z 将来の拡張のために予約。
CTRL-\ others 未使用
CTRL-] CTRL-] カーソル位置の単語を :ta で検索する。
CTRL-^ CTRL-^ N 番目のファイルを編集する。(":e #N" と同じ)
CTRL-_ 未使用
<Space> <Space> 1 "l" と同じ。
! !{motion}{filter}
2 Nmove のテキストを {filter} コマンドでフィ
ルタする。
!! !!{filter} 2 N 行を {filter} コマンドでフィルタする。
quote "{register} 削除、ヤンク、プットコマンドで {register}
を指定するために使用する。
({.%#:} はプットコマンドでのみ有効)
# # 1 カーソル位置の単語で後方検索し、N 番目に見
つかった場所へ移動。
$ $ 1 カーソルを N 行下の行末へ移動。
% % 1 現在の行にある次の括弧やC風コメント(/* */)
の対、対応するプリプロセッサーなどに移動
N% {count}% 1 ファイルの N パーセントの位置に移動。
& & 2 最後に実行した :s コマンドを繰り返す。
' '{a-zA-Z0-9} 1 {a-zA-Z0-9} でマークした行の先頭の CHAR へ
カーソルを移動。
'' '' 1 最後のジャンプの前にいた行の先頭の CHAR へ
カーソルを移動。
'( '( 1 現在の文の文頭がある行の先頭の CHAR へ移動
') ') 1 現在の文の文末がある行の先頭の CHAR へ移動
'< '< 1 カレントバッファで選択されていた選択範囲の
最初の行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
'> '> 1 カレントバッファで選択されていた選択範囲の
最後の行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
'[ '[ 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの先頭行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
'] '] 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの末尾行の先頭の CHAR へカーソルを移動。
'{ '{ 1 現在の段落の最初の行の先頭の CHAR へ移動
'} '} 1 現在の段落の最後の行の先頭の CHAR へ移動
( ( 1 カーソルを N 文だけ戻す。
) ) 1 カーソルを N 文だけ先に進める。
star * 1 カーソル位置の単語を前方検索し、N 番目に見
つかった位置へ移動。
+ + 1 <CR>と同じ。
, , 1 最後に実行した f, t, F または T コマンドを
逆向きに N 回繰り返す。
- - 1 カーソルを N 行上の先頭の CHAR へ移動。
. . 2 最後の編集を N 回繰り返す。
/ /{pattern}<CR> 1 {pattern} で前方検索し、N 番目に見つかった
位置へ移動。
/<CR> /<CR> 1 最後の検索の {pattern} で前方検索。
count 0 1 カーソルを行頭文字へ移動。
count 1 カウントを指定するためにコマンドの前に入力
count 2 "
count 3 "
count 4 "
count 5 "
count 6 "
count 7 "
count 8 "
count 9 "
: : 1 Ex コマンドの入力開始。
N: {count}: カレント行から N-1 行下の行までの範囲で有効
となる Ex コマンドの入力開始。
; ; 1 最後の f, t, F または T を N 回繰り返す。
< <{motion} 2 Nmove の行を 'shiftwidth' 分だけ左へシフト。
<< << 2 N 行を 'shiftwidth' 分だけ左へシフト。
= ={motion} 2 Nmove の行のインデントを調整する。
== == 2 N 行のインデントを調整する。
> >{motion} 2 Nmove の行を 'shiftwidth' 分だけ右へシフト。
>> >> 2 N 行を 'shiftwidth' 分だけ右へシフト。
? ?{pattern}<CR> 1 {pattern} で後方検索し、N 番目に見つかった
位置へ移動。
?<CR> ?<CR> 1 最後の検索の {pattern} で後方検索。
@ @{a-z} 2 レジスタ {a-z} の内容を N 回実行する。
@: @: 最後の ":" コマンドを N 回実行する。
@@ @@ 2 最後の @{a-z} コマンドを N 回実行する。
A A 2 行末に N 回テキストを追加する。
B B 1 カーソルを N WORD だけ戻す。
C ["x]C 2 カーソル位置から行末までと続く N-1 行のテキ
ストを削除し[レジスタ x に保存して]、テキス
トを入力する; "c$" と同じ。
D ["x]D 2 カーソル位置から行末までと続く N-1 行のテキ
ストを削除する[レジスタ x に保存する]; "d$"
と同じ。
E E 1 カーソルを N 先の WORD の末尾へ移動。
F F{char} 1 カーソルを左方向へ N 個目の {char} に移動。
G G 1 カーソルを N 行目に移動、省略時は最後の行。
H H 1 カーソルを画面の上から N 行目に移動。
I I 2 行の先頭の CHAR の前に N 回テキストを挿入。
J J 2 N 行結合。省略時は2行。
K K カーソル位置のキーワードを 'keywordprg' で
調べる。
L L 1 カーソルを画面の下から N 行目に移動。
M M 1 カーソルを画面の中央の行に移動。
N N 1 最後に実行した '/' または '?' を逆方向に N
回実行する。
O O 2 カーソルの上に新規に行を挿入し、テキストを
入力、N 回繰り返す。
P ["x]P 2 カーソルの前に[レジスタ x の]テキストを N
回挿入する。
Q Q "Ex" モードに移行する。
R R 2 置換モードに移行する: 今ある文字を上書き
する、入力したテキストを N-1 回繰り返す。
S ["x]S 2 N 行削除し[レジスタ x に保存]、テキストの挿
入開始; "cc" と同じ。
T T{char} 1 カーソルを左方向へ N 個目の {char} の直後ま
で移動。
U U 2 1行中の最近の変更をすべて取り消す。
V V 行指定のビジュアルモードを開始する。
W W 1 カーソルを N WORD 先に進める。
X ["x]X 2 カーソルの前にある N 文字を削除する[レジスタ
x に保存]。
Y ["x]Y N 行[レジスタ x に]ヤンクする; "yy" と同じ。
ZZ ZZ バッファが変更されていれば保存し、ウィンドウ
を閉じる。
ZQ ZQ 保存せずにウィンドウを閉じる。
[ [{char} 大括弧コマンド (下の[を参照)
\ 未使用
] ]{char} 大括弧コマンド (下の]を参照)
^ ^ 1 カーソルを行の先頭の CHAR へ移動。
_ _ 1 カーソルを N-1 行下の先頭の CHAR へ移動。
` `{a-zA-Z0-9} 1 カーソルをマーク {a-zA-Z0-9} へ移動。
`( `( 1 現在の文の文頭へ移動
`) `) 1 現在の文の文末へ移動
`< `< 1 最後に選択されていた選択範囲の先頭に移動
`> `> 1 最後に選択されていた選択範囲の末尾に移動
`[ `[ 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの先頭へカーソルを移動。
`] `] 1 最後に編集したテキストまたは挿入したテキス
トの末尾へカーソルを移動。
`` `` 1 最後のジャンプの前にいた位置へカーソルを移
動。
`{ `{ 1 現在の段落の最初へ移動
`} `} 1 現在の段落の最後へ移動
a a 2 カーソルの直後に N 回テキストを追加する。
b b 1 カーソルを N ワードだけ戻す。
c ["x]c{motion} 2 Nmove のテキストを削除[レジスタ x に保存]し、
挿入モードへ移行。
cc ["x]cc 2 N 行削除[レジスタ x に保存]し、挿入モードへ
移行。
d ["x]d{motion} 2 Nmove のテキストを削除[レジスタ x に保存]。
dd ["x]dd 2 N 行削除[レジスタ x に保存]。
do do 2 ":diffget" と同じ。
dp dp 2 ":diffput" と同じ。
e e 1 カーソルを N 先のワードの末尾へ移動。
f f{char} 1 カーソルを右方向へ N 個目の {char} に移動。
g g{char} 拡張コマンド、下のgを参照。
h h 1 カーソルを左へ N 文字移動。
i i 2 カーソルの直前に N 回テキストを挿入する。
j j 1 カーソルを N 行下へ移動する。
k k 1 カーソルを N 行上へ移動する。
l l 1 カーソルを右へ N 文字移動。
m m{A-Za-z} カーソル位置にマーク {A-Za-z} をセットする。
n n 1 最後の '/' or '?' を N 回繰り返す。
o o 2 カーソルの下に新規に行を挿入し、テキストを
入力、N 回繰り返す。
p ["x]p 2 カーソルの後に[バッファ x の]テキストを N
回挿入する。
q q{0-9a-zA-Z"} 入力した文字をレジスタ {0-9a-zA-Z"} に記録
する。(大文字なら既存のレジスタに追加)
q q (記録中なら) レジスタへの記録を終了する。
q: q: コマンドラインウィンドウで : のコマンドライ
ンを編集する。
q/ q/ コマンドラインウィンドウで / のコマンドライ
ンを編集する。
q? q? コマンドラインウィンドウで ? のコマンドライ
ンを編集する。
r r{char} 2 N 文字を {char} で置き換える。
s ["x]s 2 (置換) N 文字削除[レジスタ x に保存]し、挿
入モードに移行。
t t{char} 1 カーソルを右方向へ N 個目の {char} の直前ま
で移動。
u u 2 変更をアンドゥ。
v v 文字指定のビジュアルモードを開始する。
w w 1 カーソルを N ワード先へ移動。
x ["x]x 2 カーソル位置と直後の N 文字を削除[レジスタ
x に保存]
y ["x]y{motion} Nmove のテキストを[レジスタ x へ]ヤンク。
yy ["x]yy N 行[レジスタ x へ]ヤンク。
z z{char} 'z' で始まるコマンドの実行。下記参照z
{ { 1 カーソルを N 段落戻す。
bar | 1 カーソルを N カラムへ移動。
} } 1 カーソルを N 段落進める。
~ ~ 2 'tildeop' オフ: カーソル位置の N 文字の大文
字小文字を逆転し、カーソルを右へ N 文字移動
する。
~ ~{motion} 'tildeop' オン: Nmove のテキストの大文字小
文字を逆転する。
<C-End> <C-End> 1 "G" と同じ。
<C-Home> <C-Home> 1 "gg" と同じ。
<C-Left> <C-Left> 1 "b" と同じ。
<C-LeftMouse> <C-LeftMouse> マウスクリック位置のキーワードで ":ta" を実
行する。
<C-Right> <C-Right> 1 "w" と同じ。
<C-RightMouse> <C-RightMouse> "CTRL-T" と同じ。
<C-Tab> <C-Tab> "g<Tab>" と同じ。
<Del> ["x]<Del> 2 "x" と同じ。
N<Del> {count}<Del> 入力した {count} から最後の数字を削除する。
<Down> <Down> 1 "j" と同じ。
<End> <End> 1 "$" と同じ。
<F1> <F1> <Help> と同じ。
<Help> <Help> ヘルプウィンドウを開く。
<Home> <Home> 1 "0" と同じ。
<Insert> <Insert> 2 "i" と同じ。
<Left> <Left> 1 "h" と同じ。
<LeftMouse> <LeftMouse> 1 カーソルをマウスクリック位置へ移動。
<MiddleMouse> <MiddleMouse> 2 マウスクリック位置で実行した "gP" と同じ。
<PageDown> <PageDown> CTRL-F と同じ。
<PageUp> <PageUp> CTRL-B と同じ。
<Right> <Right> 1 "l" と同じ。
<RightMouse> <RightMouse> ビジュアルモードを開始、カーソルをマウスク
リック位置へ移動。
<S-Down> <S-Down> 1 CTRL-F と同じ。
<S-Left> <S-Left> 1 "b" と同じ。
<S-LeftMouse> <S-LeftMouse> マウスクリック位置で実行した "*" と同じ。
<S-Right> <S-Right> 1 "w" と同じ。
<S-RightMouse> <S-RightMouse> マウスクリック位置で実行した "#" と同じ。
<S-Up> <S-Up> 1 CTRL-B と同じ。
<Undo> <Undo> 2 "u" と同じ。
<Up> <Up> 1 "k" と同じ。
<ScrollWheelDown> <ScrollWheelDown> ウィンドウを3行下へ
<S-ScrollWheelDown> <S-ScrollWheelDown> ウィンドウを1画面下へ
<ScrollWheelUp> <ScrollWheelUp> ウィンドウを3行上へ
<S-ScrollWheelUp> <S-ScrollWheelUp> ウィンドウを1画面上へ
<ScrollWheelLeft> <ScrollWheelLeft> ウィンドウを6列左へ
<S-ScrollWheelLeft> <S-ScrollWheelLeft> ウィンドウを1画面左へ
<ScrollWheelRight> <ScrollWheelRight> ウィンドウを6列右へ
<S-ScrollWheelRight> <S-ScrollWheelRight> ウィンドウを1画面右へ
==============================================================================
2.1 テキストオブジェクト objects
以下のコマンドはオペレータとして、もしくは、ビジュアルモードでオブジェクトを選
択する際に使われる。
ビジュアルモードと
タグ コマンド オペレータ待機モードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
v_aquote a" ダブルクォートで囲まれた文字列
v_a' a' シングルクォートで囲まれた文字列
v_a( a( ab と同じ。
v_a) a) ab と同じ。
v_a< a< "a <>" '<' から '>' までを選択。
v_a> a> a< と同じ。
v_aB aB "a Block" "[{" から "]}" までを選択(括弧を
含む)。
v_aW aW "a WORD" (ホワイトスペースを含む)
v_a[ a[ "a []" '[' から ']' までを選択。
v_a] a] a[ と同じ。
v_a` a` バッククォートで囲まれた文字列
v_ab ab "a block" "[(" から "])" までを選択(括弧を
含む)。
v_ap ap "a paragraph" (ホワイトスペースを含む)
v_as as "a sentence" (ホワイトスペースを含む)
v_at at "a tag block" (ホワイトスペースを含む)
v_aw aw "a word" (ホワイトスペースを含む)
v_a{ a{ aB と同じ。
v_a} a} aB と同じ。
v_iquote i" ダブルクォートで囲まれた文字列。ダブル
クォートは含まない。
v_i' i' シングルクォートで囲まれた文字列。シングル
クォートは含まない。
v_i( i( ib と同じ。
v_i) i) ib と同じ。
v_i< i< "inner <>" '<' から '>' までを選択。
v_i> i> i< と同じ。
v_iB iB "inner Block" "[{" から "]}" までを選択。
v_iW iW "inner WORD"
v_i[ i[ "inner []" '[' から ']' までを選択。
v_i] i] i[ と同じ。
v_i` i` バッククォートで囲まれた文字列。バック
クォートは含まない。
v_ib ib "inner block" "[(" から "])" までを選択。
v_ip ip "inner paragraph"
v_is is "inner sentence"
v_it it "inner tag block"
v_iw iw "inner word"
v_i{ i{ iB と同じ。
v_i} i} iB と同じ。
==============================================================================
2.2 ウィンドウコマンド CTRL-W
タグ コマンド ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
CTRL-W_CTRL-B CTRL-W CTRL-B "CTRL-W b" と同じ。
CTRL-W_CTRL-C CTRL-W CTRL-C "CTRL-W c" と同じ。
CTRL-W_CTRL-D CTRL-W CTRL-D "CTRL-W d" と同じ。
CTRL-W_CTRL-F CTRL-W CTRL-F "CTRL-W f" と同じ。
CTRL-W CTRL-G "CTRL-W g .." と同じ。
CTRL-W_CTRL-H CTRL-W CTRL-H "CTRL-W h" と同じ。
CTRL-W_CTRL-I CTRL-W CTRL-I "CTRL-W i" と同じ。
CTRL-W_CTRL-J CTRL-W CTRL-J "CTRL-W j" と同じ。
CTRL-W_CTRL-K CTRL-W CTRL-K "CTRL-W k" と同じ。
CTRL-W_CTRL-L CTRL-W CTRL-L "CTRL-W l" と同じ。
CTRL-W_CTRL-N CTRL-W CTRL-N "CTRL-W n" と同じ。
CTRL-W_CTRL-O CTRL-W CTRL-O "CTRL-W o" と同じ。
CTRL-W_CTRL-P CTRL-W CTRL-P "CTRL-W p" と同じ。
CTRL-W_CTRL-Q CTRL-W CTRL-Q "CTRL-W q" と同じ。
CTRL-W_CTRL-R CTRL-W CTRL-R "CTRL-W r" と同じ。
CTRL-W_CTRL-S CTRL-W CTRL-S "CTRL-W s" と同じ。
CTRL-W_CTRL-T CTRL-W CTRL-T "CTRL-W t" と同じ。
CTRL-W_CTRL-V CTRL-W CTRL-V "CTRL-W v" と同じ。
CTRL-W_CTRL-W CTRL-W CTRL-W "CTRL-W w" と同じ。
CTRL-W_CTRL-X CTRL-W CTRL-X "CTRL-W x" と同じ。
CTRL-W_CTRL-Z CTRL-W CTRL-Z "CTRL-W z" と同じ。
CTRL-W_CTRL-] CTRL-W CTRL-] "CTRL-W ]" と同じ。
CTRL-W_CTRL-^ CTRL-W CTRL-^ "CTRL-W ^" と同じ。
CTRL-W_CTRL-_ CTRL-W CTRL-_ "CTRL-W _" と同じ。
CTRL-W_+ CTRL-W + カレントウィンドウの高さを N 行高くする。
CTRL-W_- CTRL-W - カレントウィンドウの高さを N 行低くする。
CTRL-W_: CTRL-W : : と同じ。コマンドラインを編集する。
CTRL-W_< CTRL-W < カレントウィンドウの幅を N 列狭める
CTRL-W_= CTRL-W = すべてのウィンドウの高さと幅を同じにする。
CTRL-W_> CTRL-W > カレントウィンドウの幅を N 列広くする。
CTRL-W_H CTRL-W H カレントウィンドウを最も左に移動する。
CTRL-W_J CTRL-W J カレントウィンドウを最も下に移動する。
CTRL-W_K CTRL-W K カレントウィンドウを最も上に移動する。
CTRL-W_L CTRL-W L カレントウィンドウを最も右に移動する。
CTRL-W_P CTRL-W P プレビューウィンドウへ移動する。
CTRL-W_R CTRL-W R ウィンドウ位置を上向きに N 回転させる。
CTRL-W_S CTRL-W S "CTRL-W s" と同じ。
CTRL-W_T CTRL-W T カレントウィンドウを新しいタブページへ移動。
CTRL-W_W CTRL-W W 上から N 番目のウィンドウに移動。N の指定が
なければ、カレントウィンドウの上のウィンド
ウ(なければ一番下のウィンドウ)に移動。
CTRL-W_] CTRL-W ] ウィンドウを分割してカーソル位置のタグへジャ
ンプする。
CTRL-W_^ CTRL-W ^ カレントウィンドウを分割し、N 番目のファイ
ルを編集する。
CTRL-W__ CTRL-W _ カレントウィンドウの高さを N 行にする
(省略時は可能な限り高く)。
CTRL-W_b CTRL-W b 一番下のウィンドウへ移動。
CTRL-W_c CTRL-W c カレントウィンドウを閉じる(:close と同じ)。
CTRL-W_d CTRL-W d ウィンドウを分割し、カーソル位置の定義へジャ
ンプする。
CTRL-W_f CTRL-W f ウィンドウを分割し、カーソル位置のファイル
名のファイルを編集する。
CTRL-W_F CTRL-W F ウィンドウを分割し、カーソル位置のファイル
名のファイルを開き、ファイル名の後に書かれ
た行番号にジャンプする。
CTRL-W_g_CTRL-] CTRL-W g CTRL-] ウィンドウを分割し、カーソル位置のタグに対
し :tjump を実行する。
CTRL-W_g] CTRL-W g ] ウィンドウを分割し、カーソル位置のタグに対
し :tselect を実行する。
CTRL-W_g} CTRL-W g } カーソル位置のタグに対し :ptjump を実行す
る。
CTRL-W_gf CTRL-W g f カーソル位置のファイル名のファイルを新しい
タブページで開く。
CTRL-W_gF CTRL-W g F カーソル位置のファイル名のファイルを新しい
タブページで開き、ファイル名の後に書かれた
行番号にジャンプする。
CTRL-W_gt CTRL-W g t gt と同じ: 次のタブページに移動
CTRL-W_gT CTRL-W g T gT と同じ: 前のタブページに移動
CTRL-W_g<Tab> CTRL-W g <Tab> g<Tab> と同じ: 最後にアクセスしたタブペー
ジに移動。
CTRL-W_h CTRL-W h N 個左のウィンドウに移動(一番左のウィンドウ
でストップ)
CTRL-W_i CTRL-W i ウィンドウを分割し、カーソル位置の識別子の
宣言位置へジャンプする。
CTRL-W_j CTRL-W j N 個下のウィンドウに移動(一番下のウィンドウ
でストップ)
CTRL-W_k CTRL-W k N 個上のウィンドウに移動(一番上のウィンドウ
でストップ)
CTRL-W_l CTRL-W l N 個右のウィンドウに移動(一番右のウィンドウ
でストップ)
CTRL-W_n CTRL-W n 高さが N 行の新しいウィンドウを開く。
CTRL-W_o CTRL-W o カレントウィンドウを除くすべてのウィンドウ
を閉じる(:only と同じ)。
CTRL-W_p CTRL-W p 直前の(最後にアクセスしていた)ウィンドウへ
移動。
CTRL-W_q CTRL-W q カレントウィンドウを終了する(:quit と同
じ)。
CTRL-W_r CTRL-W r ウィンドウ位置を下向きに N 回転させる。
CTRL-W_s CTRL-W s カレントウィンドウを2つに分割し、高さが N
行の新しいウィンドウを作成する。
CTRL-W_t CTRL-W t 一番上のウィンドウへ移動。
CTRL-W_v CTRL-W v カレントウィンドウを垂直分割する。新しい
ウィンドウの幅は N 列。
CTRL-W_w CTRL-W w 下から N 番目のウィンドウに移動。N の指定が
なければ、カレントウィンドウの下のウィンド
ウ(なければ一番上のウィンドウ)に移動。
CTRL-W_x CTRL-W x カレントウィンドウと上から N 番目のウィンド
ウ(省略時は1つ下のウィンドウ)を入れ替える。
CTRL-W_z CTRL-W z プレビューウィンドウを閉じる。
CTRL-W_bar CTRL-W | ウィンドウの幅を N 列にする。
CTRL-W_} CTRL-W } カーソル位置のタグをプレビューウィンドウに
表示する。
CTRL-W_<Down> CTRL-W <Down> "CTRL-W j" と同じ。
CTRL-W_<Up> CTRL-W <Up> "CTRL-W k" と同じ。
CTRL-W_<Left> CTRL-W <Left> "CTRL-W h" と同じ。
CTRL-W_<Right> CTRL-W <Right> "CTRL-W l" と同じ。
==============================================================================
2.3 角括弧コマンド [ ]
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
[_CTRL-D [ CTRL-D カーソル位置の単語と一致する #define の文を
カレントファイルとインクルードファイルの中
から探し、最初に見つけた場所へジャンプす
る。カレントファイルの先頭から検索する
[_CTRL-I [ CTRL-I カーソル位置の単語を含む行をカレントファイ
ルの先頭から探し、最初に見つかった行へジャ
ンプする。
[# [# 1 後方へ対応のとれていない #if, #else, #ifdef
を探し、N 個目に見つかった場所へジャンプ。
[' [' 1 後方の小文字マークがある行の最初の非空白
文字へ移動する。
[( [( 1 後方へ対応のとれていない '(' を探し、N 個目
に見つかった場所へジャンプする。
[star [* 1 "[/" と同じ。
[` [` 1 後方の小文字マークがある行へ移動する。
[/ [/ 1 後方へ C コメントの始まりを探し、N 個目に見
つかった場所へジャンプする。
[D [D カーソル位置の単語にマッチする単語の定義を
カレントファイルとインクルードファイルの中
から検索し一覧表示する。カレントファイル
の先頭から検索を開始する。
[I [I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む行
をカレントファイルとインクルードファイルの
中から検索し一覧表示する。カレントファイ
ルの先頭から検索を開始する。
[P [P 2 "[p" と同じ。
[[ [[ 1 カーソルを N 段落後方へ移動
[] [] 1 カーソルを N SECTION 後方へ移動
[c [c 1 カーソル後方へ N 個目の変更箇所へ移動
[d [d カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索し表示する。カレント
ファイルの先頭から検索を開始する。
[f [f "gf" と同じ。
[i [i カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索し一覧表示する。
カレントファイルの先頭から検索を開始する。
[m [m 1 後方へ N 番目に現れた関数の先頭へカーソルを
移動。
[p [p 2 "P" と同様、さらに現在の行と同じインデント
にする
[s [s 1 前のスペルミスのある単語へ移動
[z [z 1 開いている折り畳みの最初の行へ移動
[{ [{ 1 後方へ N 番目に現れた対応する括弧のない '{'
へカーソルを移動。
[<MiddleMouse> [<MiddleMouse> 2 "[p" と同じ。
]_CTRL-D ] CTRL-D カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索しジャンプする。カー
ソル位置から検索を開始する。
]_CTRL-I ] CTRL-I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索しジャンプする。
カーソル位置から検索を開始する。
]# ]# 1 前方の対応の取れていないN個目の#endifか
#else へ移動。
]' ]' 1 前方の小文字マークがある行の最初の非空白文
字へ移動する。
]) ]) 1 前方の対応の取れていないN個目の ')' へ移動
]star ]* 1 "]/" と同じ。
]` ]` 1 前方の小文字マークがある行へ移動する。
]/ ]/ 1 カーソルを N 先の C のコメントの最後へ移動。
]D ]D カーソル位置の単語にマッチする単語の定義
(#define)をカレントファイルとインクルードファ
イルの中から探して表示する。カーソル位置か
ら検索を開始する。
]I ]I カーソル位置の単語にマッチする単語を含む行
をカレントファイルとインクルードファイルの
中から探して表示。カーソル位置から検索
を開始する。
]P ]P 2 "[p" と同じ。
][ ][ 1 カーソルを N SECTION 前方へ移動。
]] ]] 1 カーソルを N 段落前方へ移動。
]c ]c 1 カーソル前方へ N 個目の変更箇所へ移動
]d ]d カーソル位置の単語にマッチする単語の最初の
定義(#define)をカレントファイルとインクルー
ドファイルの中から検索し表示する。カーソル
位置から検索を開始する。
]f ]f "gf" と同じ。
]i ]i カーソル位置の単語にマッチする単語を含む最
初に見つかった行をカレントファイルとインク
ルードファイルの中から検索し一覧表示する。
カーソル位置から検索を開始する。
]m ]m 1 前方へ N 番目に現れた関数の末尾へカーソルを
移動。
]p ]p 2 "p" と同様、さらにカレントラインにインデン
トをあわせる
]s ]s 1 次のスペルミスのある単語へ移動
]z ]z 1 開いている折り畳みの最後の行へ移動
]} ]} 1 カーソルを N 先のマッチしていない '}' へ移
動。
]<MiddleMouse> ]<MiddleMouse> 2 "]p" と同じ。
==============================================================================
2.4 'g' で始まるコマンド g
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
g_CTRL-A g CTRL-A MEM_PROFILEを定義してコンパイルしたときのみ
メモリプロファイルをダンプする
g_CTRL-G g CTRL-G 現在のカーソル位置に関する情報を表示。
g_CTRL-H g CTRL-H 選択モードで矩形選択を開始
g_CTRL-] g CTRL-] カーソル位置のタグへ :tjump する。
g# g# 1 "#" と同様、ただし "\<" と "\>" を使用しな
い。
g$ g$ 1 本当の行末ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行末へ移動
g& g& 2 最後に実行した ":s" をすべての行で実行する
g' g'{mark} 1 'と同じだがジャンプリストを更新しない
g` g`{mark} 1 `と同じだがジャンプリストを更新しない
gstar g* 1 "*" と同様、ただし "\<" と "\>" を使用しな
い。
g+ g+ N 回後の新しいテキスト状態へ移動。
g, g, 1 変更リスト中の N 個後の位置へ移動。
g- g- N 回前の古いテキスト状態へ移動。
g0 g0 1 本当の行頭ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行頭へ移動
g8 g8 UTF-8環境でカーソル位置の文字のバイト列を16
進数で表示する
g; g; 1 変更リスト中の N 個前の位置へ移動。
g< g< 前のコマンドの出力を表示する。
g? g? 2 Rot13 エンコード演算子。
g?g? g?? 2 現在の行を Rot13 エンコード。
g?g? g?g? 2 現在の行を Rot13 エンコード。
gD gD 1 カーソル位置の単語の定義をカレントファイル
内で検索し、移動。
gE gE 1 直前の WORD の末尾に移動。
gH gH 選択モードで行選択を開始。
gI gI 2 "I" と同様、ただし1カラム目より挿入開始。
gJ gJ 2 スペースを挿入せずに行を連結。
gN gN 1,2 最後に使われた検索パターンを後方検索し、そ
れをビジュアル選択する。
gP ["x]gP 2 (レジスタ x からの)テキストをカーソルの前に
挿入、カーソルは挿入テキストの最後へ移動。
gQ gQ "Ex" モードを開始する。
gR gR 2 仮想置換モード開始。
gT gT 前のタブページに移動
gU gU{motion} 2 Nmove テキストを大文字にする。
gV gV 選択モードでマップやメニューを使用した後、
選択していた選択範囲を再選択しない。
g] g] カーソル位置の単語をタグとして :tselect
を実行する
g^ g^ 1 本当の行頭ではなく、表示されたとおりの、見
ため上の行頭から最初の非空白文字へ移動
g_ g_ 1 N-1 行下の最後の非空白文字へ移動。
ga ga カーソル位置の文字の ASCII コード値を表示
gd gd 1 カーソル位置の単語の定義を現在の関数内で探
し、移動
ge ge 1 直前の単語の末尾に移動
gf gf カーソル位置のファイル名のファイルを開く
gF gF カーソル位置のファイル名のファイルを開き、
ファイル名の後に書かれた行番号にジャンプす
る。
gg gg 1 N 行目へジャンプ、省略時は1行目
gh gh 選択モードの開始
gi gi 2 "i" と同じだがその前に'^マークへ移動する
gj gj 1 "j" と同様、ただし 'wrap' がオンの時はスク
リーン行で N 行下へ移動
gk gk 1 "k" と同様、ただし 'wrap' がオンの時はスク
リーン行で N 行上へ移動
gm gm 1 スクリーン行の中央の文字へジャンプ
gM gM 1 テキスト行の中央の文字へジャンプ
gn gn 1,2 最後に使われた検索パターンを前方検索し、そ
れをビジュアル選択する。
go go 1 バッファ中の N バイト目へジャンプ
gp ["x]gp 2 N 回カーソルの後に(レジスタxの)テキストを挿
入、カーソルは挿入テキストの直後へ移動
gq gq{motion} 2 Nmove テキストを整形する
gr gr{char} 2 N 文字を {char} で仮想上書きする
gs gs N 秒間スリープする(省略時は1秒)
gt gt 次のタブページに移動
gu gu{motion} 2 Nmove テキストを小文字にする
gv gv 前回の選択範囲を再選択する
gw gw{motion} 2 Nmove テキストを整形する。カーソル移動なし
netrw-gx gx カーソル下のファイル名に対応したアプリケー
ションを起動する(netrw プラグインがあると
きのみ)
g@ g@{motion} 'operatorfunc' を呼ぶ。
g~ g~{motion} 2 Nmove テキストの大文字、小文字を変換する
g<Down> g<Down> 1 "gj" と同じ。
g<End> g<End> 1 "g$" と同じ。
g<Home> g<Home> 1 "g0" と同じ。
g<LeftMouse> g<LeftMouse> <C-LeftMouse> と同じ。
g<MiddleMouse> <C-MiddleMouse> と同じ。
g<RightMouse> g<RightMouse> <C-RightMouse> と同じ。
g<Tab> g<Tab> 最後にアクセスしたタブページに移動。
g<Up> g<Up> 1 "gk" と同じ。
==============================================================================
2.5 'z' で始まるコマンド z
タグ 文字 注 ノーマルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
z<CR> z<CR> 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最上
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
zN<CR> z{height}<CR> 画面の再描画、ウィンドウの高さを {height}
にする。
z+ z+ カーソルを N 行目に移動(省略時はウィンドウ
の下の行)、その他は "z<CR>" と同じ。
z- z- 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最下
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
z. z. 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの中央
部へ移動、カーソルは行のはじめの空白文字以
外の文字へ移動。
z= z= スペリング補完を行う。
zA zA 折り畳みを再帰的に開閉する
zC zC 折り畳みを再帰的に閉じる
zD zD 折り畳みを再帰的に削除する
zE zE 折り畳みをすべて削除する
zF zF N 行の折り畳みを作成する
zG zG 一時的に word を正しいスペリングの単語とし
てマークする。
zH zH 'wrap' がオフの時、スクリーンの幅の半分右へ
スクロールする
zL zL 'wrap' がオフの時、スクリーンの幅の半分左へ
スクロールする
zM zM 'foldlevel' を0に設定する
zN zN 'foldenable' をオンにする
zO zO 折り畳みを再帰的に開く
zR zR 'foldlevel' を最も深い折り畳みと同じレベル
に設定する
zW zW 一時的に word を間違ったスペリングの単語と
してマークする。
zX zX 'foldlevel' を再適用する
z^ z^ カーソルを N 行目に移動(省略時はウィンドウ
の上の行)、その他は "z-" と同じ。
za za 折り畳みを開閉する
zb zb 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最下
部へ移動。
zc zc 折り畳みを閉じる
zd zd 折り畳みを削除する
ze ze 'wrap' オプションがオフの時、カーソルがスク
リーンの右端になるように、水平方向にスク
ロール。
zf zf{motion} Nmoveテキストの折り畳みを作成する
zg zg 恒久的に word を正しいスペリングの単語とし
てマークする。
zh zh 'wrap' オプションがオフの時、水平方向に N
文字分右へスクロール。
zi zi 'foldenable' を切り替える
zj zj 1 次の折り畳みの始めに移動する
zk zk 1 前の折り畳みの最後に移動する
zl zl 'wrap' オプションがオフの時、水平方向に N
文字分左へスクロール。
zm zm 'foldlevel' を1低くする
zn zn 'foldenable' をオフにする
zo zo 折り畳みを開く
zp zp ブロックモードで末尾のスペース無しでペース
トする
zP zP ブロックモードで末尾のスペース無しでペース
トする
zr zr 'foldlevel' を1高くする
zs zs 'wrap' オプションがオフの時、カーソルがスク
リーンの左端になるように、水平方向にスクロー
ル。
zt zt 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの最上
部へ移動。
zuw zuw zw を取り消す
zug zug zg を取り消す
zuW zuW zW を取り消す
zuG zuG zG を取り消す
zv zv カーソル行が表示されるように折り畳みを開く
zw zw 恒久的に word を間違ったスペリングの単語と
してマークする。
zx zx 'foldlevel' を最適用して "zv" を実行する
zy zy 末尾のスペース無しでヤンクする
zz zz 画面の再描画、カーソル行をウィンドウの中央
部へ移動。
z<Left> z<Left> "zh" と同じ。
z<Right> z<Right> "zl" と同じ。
==============================================================================
2.6 オペレータ待機モード operator-pending-index
これらはオペレータの後で {motion} が入力される前に使用できる。
タグ 文字 オペレータ待機モードでの動作
-----------------------------------------------------------------------
o_v v オペレータに文字単位の動作を強制する
o_V V オペレータに行単位の動作を強制する
o_CTRL-V CTRL-V オペレータにブロック単位の動作を強制する
==============================================================================
3. ビジュアルモード visual-index
ビジュアルモードでのほとんどのコマンドは、ノーマルモードと同じ。ノーマルモード
と異なるコマンドのみここに列挙した。
タグ コマンド 注 ビジュアルモードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
v_CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N ビジュアルモードの停止
v_CTRL-\_CTRL-G CTRL-\ CTRL-G 'insertmode' に合わせたモードに移行する
v_CTRL-A CTRL-A 2 選択範囲の数値を一律に N ずつ増やす
v_CTRL-C CTRL-C ビジュアルモードの停止
v_CTRL-G CTRL-G ビジュアルモードと選択モードを切り替える
v_<BS> <BS> 2 選択モードのとき: 選択範囲の内容を削除
v_CTRL-H CTRL-H 2 <BS> と同じ。
v_CTRL-O CTRL-O 選択モードからビジュアルモードへ1キーで移行
v_CTRL-V CTRL-V ビジュアルモードを矩形選択にする。すでに
矩形選択であれば、ビジュアルモードを終了する
v_CTRL-X CTRL-X 2 選択範囲の数値を一律に N ずつ減らす
v_<Esc> <Esc> ビジュアルモードの停止
v_CTRL-] CTRL-] 選択した文字のタグへジャンプ
v_! !{filter} 2 選択範囲の行を外部コマンド {filter}
でフィルタする
v_: : 選択範囲の行を対象範囲としてコマンドライン
のコマンドを適用する
v_< < 2 選択範囲の行を 'shiftwidth' 分だけ左へシフト
v_= = 2 'equalprg' で設定されている外部プログラムで
選択範囲の行をフィルタする
v_> > 2 選択範囲の行を 'shiftwidth' 分だけ右へシフト
v_b_A A 2 矩形選択のとき: 選択範囲のすべての行末に同
じテキストを追加する
v_C C 2 選択範囲の行を削除して、挿入開始
v_D D 2 選択範囲の行を削除
v_b_I I 2 矩形選択のとき: 選択範囲のすべての行頭に同
じテキストを挿入する
v_J J 2 選択範囲の行を連結
v_K K 選択した文字で 'keywordprg' を実行
v_O O 選択範囲のもう一方の端にカーソルを移動する
Q Ex モードに移行しない(未使用)
v_R R 2 選択範囲の行を削除し、挿入を開始
v_S S 2 選択範囲の行を削除し、挿入を開始
v_U U 2 選択範囲の文字を大文字にする
v_V V ビジュアルモードを行選択にする。すでに
行選択であれば、ビジュアルモードを終了する
v_X X 2 選択範囲の行を削除
v_Y Y 選択範囲の行をヤンク
v_aquote a" 選択範囲を " で囲まれた文字列に拡大する
v_a' a' 選択範囲を ' で囲まれた文字列に拡大する
v_a( a( ab と同じ。
v_a) a) ab と同じ。
v_a< a< 選択範囲を < と > で囲まれた領域に拡大する。
v_a> a> a< と同じ。
v_aB aB 選択範囲を { と } で囲まれた領域に拡大する。
v_aW aW 選択範囲を "a WORD" だけ拡張する
v_a[ a[ 選択範囲を [ と ] で囲まれた領域に拡大する。
v_a] a] a[ と同じ。
v_a` a` 選択範囲を ` で囲まれた文字列に拡大する。
v_ab ab 選択範囲を ( と ) で囲まれた領域に拡大する。
v_ap ap 選択範囲を1段落に拡大する。
v_as as 選択範囲を1文に拡大する。
v_at at 選択範囲をタグブロックだけ拡大する。
v_aw 選択範囲を "a word" だけ拡張する
v_a{ a{ aB と同じ。
v_a} a} aB と同じ。
v_c c 2 選択範囲を削除し、挿入開始
v_d d 2 選択範囲を削除
v_g_CTRL-A g CTRL-A 2 選択範囲の数値を漸増的に N ずつ増やす
v_g_CTRL-X g CTRL-X 2 選択範囲の数値を漸減的に N ずつ減らす
v_gJ gJ 2 選択範囲の行をスペースを挿入せずに連結
v_gq gq 2 選択範囲の行を整形する
v_gv gv 現在の選択範囲と直前に選択していた範囲を入
れ替える
v_iquote i" 選択範囲を " で囲まれた文字列に拡大する("
は含まない)
v_i' i' 選択範囲を ' で囲まれた文字列に拡大する('
は含まない)
v_i( i( ib と同じ。
v_i) i) ib と同じ。
v_i< i< 選択範囲を < と > で囲まれた内側の領域に拡
大する。
v_i> i> i< と同じ。
v_iB iB 選択範囲を { と } で囲まれた内側の領域に拡
大する。
v_iW iW 選択範囲を "inner WORD" だけ拡張する
v_i[ i[ 選択範囲を [ と ] で囲まれた内側の領域に拡
大する。
v_i] i] i[ と同じ。
v_i` i` 選択範囲を で囲まれた文字列に拡大する(
は含まない)
v_ib ib 選択範囲を ( と ) で囲まれた内側の領域に拡
大する。
v_ip ip 選択範囲を段落の内側の領域に拡大する。
v_is is 選択範囲を文の内側の領域に拡大する。
v_it it 選択範囲をタグブロックの内側の領域に拡大する。
v_iw iw 選択範囲を "inner word" だけ拡張する
v_i{ i{ iB と同じ。
v_i} i} iB と同じ。
v_o o 選択範囲のもう一方の端にカーソルを移動する
v_r r 2 選択範囲のすべての文字を、続いて入力する1文
字で置き換える。
v_s s 2 選択範囲の文字を削除し、挿入開始
v_u u 2 選択範囲の文字を小文字にする。
v_v v ビジュアルモードを文字選択とする。すでに
文字選択ならばビジュアルモードを終了する。
v_x x 2 選択範囲の文字を削除
v_y y 選択範囲の文字をヤンク
v_~ ~ 2 選択範囲の文字の大文字小文字を切り替える
==============================================================================
4. コマンドライン編集 ex-edit-index
':' や '!', '/', '?' コマンドでコマンドライン入力となる。
通常の文字はカーソル位置に挿入される。
以下の説明にある「補完」は、前後関係に依存した補完を行う。つまり、ファイル名や
タグ、コマンド等適切な補完が行われる。
タグ コマンド コマンドライン編集モードでの動作
------------------------------------------------------------------------------
CTRL-@ 未使用
c_CTRL-A CTRL-A カーソル直前の文字を補完し、すべての候補を挿入
c_CTRL-B CTRL-B カーソルをコマンドラインの先頭へ移動
c_CTRL-C CTRL-C <Esc> と同じ。
c_CTRL-D CTRL-D カーソル直前の文字に一致する補完候補を一覧表示
c_CTRL-E CTRL-E カーソルをコマンドラインの末尾へ移動
'cedit' CTRL-F 'cedit' が標準設定なら、コマンドラインウィンド
ウを開く。そうでないなら未使用
c_CTRL-G CTRL-G 'incsearch' がアクティブならば、次マッチへ移動
c_<BS> <BS> カーソル直前の文字を削除
c_digraph {char1} <BS> {char2}
'digraph' がオンの時、ダイグラフを入力する
c_CTRL-H CTRL-H <BS> と同じ。
c_<Tab> <Tab> 'wildchar' が <Tab> の時: カーソル直前の文字を
補完する
c_<S-Tab> <S-Tab> CTRL-P と同じ。
c_wildchar 'wildchar' カーソル直前の文字を補完する('wildchar' は標準
設定なら<Tab>)
c_CTRL-I CTRL-I <Tab> と同じ。
c_<NL> <NL> <CR> と同じ。
c_CTRL-J CTRL-J <CR> と同じ。
c_CTRL-K CTRL-K {char1} {char2}
ダイグラフを入力
c_CTRL-L CTRL-L カーソル直前の文字を補完し、最も長い候補を挿入
c_<CR> <CR> 入力したコマンドを実行
c_CTRL-M CTRL-M <CR> と同じ。
c_CTRL-N CTRL-N 'wildchar' を使用して複数の補完候補があるとき:
次の補完候補を表示
その他: 以前のコマンドラインを履歴から呼び出す
CTRL-O 未使用
c_CTRL-P CTRL-P 'wildchar' を使用して複数の補完候補があるとき:
前の補完候補を表示
その他: 以前のコマンドラインを履歴から呼び出す
c_CTRL-Q CTRL-Q CTRL-V と同じ (端末制御で使用されていなければ)
c_CTRL-R CTRL-R {regname}
カーソル位置のオブジェクトまたはレジスタの内容
をキー入力したかのように挿入
c_CTRL-R_CTRL-R CTRL-R CTRL-R {regname}
c_CTRL-R_CTRL-O CTRL-R CTRL-O {regname}
カーソル位置のオブジェクトまたはレジスタの内容
を文字通りに挿入
CTRL-S 未使用、もしくは端末制御に使用
c_CTRL-T CTRL-T 'incsearch' がアクティブならば、前マッチへ移動
c_CTRL-U CTRL-U すべての文字を削除
c_CTRL-V CTRL-V 続いて入力する、数字以外の文字をそのまま挿入
もしくは3桁の10進数で1バイト文字を指定して挿入
c_CTRL-W CTRL-W カーソルより前にある単語を削除
CTRL-X 未使用 (補完機能のために予約)
CTRL-Y モードレス選択をコピー(ヤンク)する
CTRL-Z 未使用 (サスペンド機能のために予約)
c_<Esc> <Esc> コマンドラインを実行せずに破棄する
c_CTRL-[ CTRL-[ <Esc> と同じ。
c_CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N コマンドラインを破棄して、ノーマルモードへ移行
c_CTRL-\_CTRL-G CTRL-\ CTRL-G コマンドラインを破棄して、'insertmode'に合わせ
たモードへ移行
CTRL-\ a - d 将来の拡張のために予約
c_CTRL-\_e CTRL-\ e {expr} コマンドラインを{expr}の結果で置き換える
CTRL-\ f - z 将来の拡張のために予約
CTRL-\ others 未使用
c_CTRL-] CTRL-] 短縮入力を展開する
c_CTRL-^ CTRL-^ マップ:lmapの有効無効を切り替える
c_CTRL-_ CTRL-_ 'allowrevins' がオンのとき、言語を切り替える。
(ヘブライ語、ペルシア語)
c_<Del> <Del> カーソル位置の文字を削除
c_<Left> <Left> カーソルを左へ移動
c_<S-Left> <S-Left> カーソルを1単語左へ移動
c_<C-Left> <C-Left> カーソルを1単語左へ移動
c_<Right> <Right> カーソルを右へ移動
c_<S-Right> <S-Right> カーソルを1単語右へ移動
c_<C-Right> <C-Right> カーソルを1単語右へ移動
c_<Up> <Up> ヒストリの中でカーソルより前のパターンに一致す
る1つ前のコマンドラインを呼び出す
c_<S-Up> <S-Up> ヒストリから1つ前のコマンドラインを呼び出す
c_<Down> <Down> ヒストリの中でカーソルより前のパターンに一致す
る1つ次のコマンドラインを呼び出す
c_<S-Down> <S-Down> ヒストリから1つ次のコマンドラインを呼び出す
c_<Home> <Home> カーソルをコマンドラインの先頭へ移動
c_<End> <End> カーソルをコマンドラインの末尾へ移動
c_<PageDown> <PageDown> <S-Down> と同じ。
c_<PageUp> <PageUp> <S-Up> と同じ。
c_<Insert> <Insert> 挿入モード/置換モードを変更
c_<LeftMouse> <LeftMouse> カーソルをマウスクリック位置へ移動
==============================================================================
5. 端末ジョブモード terminal-job-index
ウィンドウコマンド(CTRL-W)を除くほとんどのノーマルモードコマンドは、端末ウィ
ンドウでは動作しない。それらを使用するには、端末ノーマルモードに切り替えるこ
と。
これは 'termwinkey' が設定されていないと仮定している。
タグ 文字 端末ジョブモードでの動作
-----------------------------------------------------------------------
t_CTRL-\_CTRL-N CTRL-\ CTRL-N 端末ノーマルモードに切り替える
t_CTRL-W_N CTRL-W N 同上
t_CTRL-W_: CTRL-W : Exコマンドを入力する
t_CTRL-W_. CTRL-W . 端末内で CTRL-W を入力する
CTRL-W CTRL-\ 端末内のジョブに CTRL-\ を送信する
t_CTRL-W_quote CTRL-W " {register}
端末内でレジスタをペーストする
t_CTRL-W_CTRL-C CTRL-W CTRL-C ジョブを強制停止する
t_CTRL-W_CTRL-W CTRL-W CTRL-W 次のウィンドウにフォーカスを移動する
t_CTRL-W_gt CTRL-W gt 次のタブページに移動する。gt と同じ
t_CTRL-W_gT CTRL-W gT 前のタブページに移動する。gT と同じ
ついに見つけたんだね、セイバー! holy-grail :smile
==============================================================================
6. EX コマンド ex-cmd-index :index
以下に簡単ではあるがすべての ":" コマンドを列挙した。引数についての説明はして
いない。コマンド名の省略可能な部分を [] で囲った。コマンドはコマンド名のうち省
略できない部分を対象としてソートした。
タグ コマンド 動作
------------------------------------------------------------------------------
: : なし
:range :{range} {range}の最終行へジャンプ
:! :! 行をフィルタにかける、または、外部コマンドを実
行する
:!! :!! 最後に実行した ":!" コマンドを繰り返す
:# :# ":number" と同じ。
:& :& 最後に実行した ":substitute" を繰り返す
:star :* レジスタの内容を実行する
:< :< 'shiftwidth' 1つ分だけ行を左へシフト
:= := カーソルのある行の行番号を表示
:> :> 'shiftwidth' 1つ分だけ行を右へシフト
:@ :@ レジスタの内容を実行
:@@ :@@ 直前の ":@" を繰り返す
:Next :N[ext] 引数リストの1つ前のファイルを編集
:Print :P[rint] 行を表示する
:X :X 暗号鍵を設定する
:append :a[ppend] テキストを追加する
:abbreviate :ab[breviate] 短縮入力を登録する
:abclear :abc[lear] すべての短縮入力を削除する
:aboveleft :abo[veleft] ウィンドウが左もしくは上に分割されるようにする
:all :al[l] 引数リストの全ファイルをウィンドウ作成して表示
:amenu :am[enu] すべてのモードに対してメニュー項目を追加
:anoremenu :an[oremenu] すべてのモードに対して再マップされないメニュー
項目を追加
:args :ar[gs] 引数リストを表示
:argadd :arga[dd] 引数リストにファイルを追加する
:argdelete :argd[elete] 引数リストからファイルを削除する
:argedit :arge[dit] 引数リストにファイルを追加し、開く
:argdo :argdo 引数リストのすべてのファイルに対してコマンドを
実行する
:argglobal :argg[lobal] グローバル引数リストを使用する
:arglocal :argl[ocal] ローカル引数リストを使用する
:argument :argu[ment] 引数リストの指定したファイルを開く
:ascii :as[cii] カーソル位置の文字のASCIIコードを表示
:autocmd :au[tocmd] 自動コマンドの入力と表示
:augroup :aug[roup] 使用する自動コマンドグループの選択と表示
:aunmenu :aun[menu] すべてのモードに対してメニュー項目を削除
:buffer :b[uffer] バッファリストの指定したバッファを開く
:bNext :bN[ext] バッファリストの前のバッファを開く
:ball :ba[ll] バッファリストのすべてのバッファをウィンドウを
作成して開く
:badd :bad[d] バッファリストにバッファを追加
:balt :balt ":badd" と同様だが代替ファイル名も設定する
:bdelete :bd[elete] バッファリストからバッファを削除
:behave :be[have] マウス操作や選択の動作を設定する
:belowright :bel[owright] ウィンドウが右もしくは下に分割されるようにする
:bfirst :bf[irst] バッファリストの最初のバッファを開く
:blast :bl[ast] バッファリストの最後のバッファを開く
:bmodified :bm[odified] バッファリストの次の変更済みバッファを開く
:bnext :bn[ext] バッファリストの次のバッファを開く
:botright :bo[tright] ウィンドウが最も右もしくは最も下に分割されるよ
うにする
:bprevious :bp[revious] バッファリストの前のバッファを開く
:brewind :br[ewind] バッファリストの先頭のバッファを開く
:break :brea[k] while ループを抜ける
:breakadd :breaka[dd] デバッガのブレークポイントを追加する
:breakdel :breakd[el] デバッガのブレークポイントを削除する
:breaklist :breakl[ist] デバッガのブレークポイントを一覧表示する
:browse :bro[wse] ファイル選択ダイアログをポップアップする
:bufdo :bufdo バッファリストのすべてのバッファに対してコマン
ドを実行する
:buffers :buffers バッファリストのファイル名をリスト表示
:bunload :bun[load] 指定のバッファをアンロード
:bwipeout :bw[ipeout] バッファの一切を削除する
:change :c[hange] 1行または連続する複数行を上書きする
:cNext :cN[ext] 直前のエラーへジャンプ
:cNfile :cNf[ile] エラーリストの前のファイルの最後のエラーへ移動
する
:cabbrev :ca[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":abbreviate"
コマンド
:cabclear :cabc[lear] コマンドラインモードにおけるすべての
短縮入力を削除
:cabove :cabo[ve] 現在の行の上のエラーにジャンプ
:caddbuffer :cad[dbuffer] バッファからエラーを追加する
:caddexpr :cadde[xpr] 式からエラーを追加する
:caddfile :caddf[ile] 現在のQuickFixリストにエラーメッセージを追加
:cafter :caf[ter] 現在のカーソルの後ろのエラーにジャンプ
:call :cal[l] 関数を実行する
:catch :cat[ch] :tryコマンドの一部
:cbefore :cbef[ore] 現在のカーソルの前のエラーにジャンプ
:cbelow :cbel[ow] 現在の行の下のエラーにジャンプ
:cbottom :cbo[ttom] QuickFixウィンドウの最下へスクロールする
:cbuffer :cb[uffer] エラーメッセージを解釈し、最初のエラーへジャン
プ
:cc :cc 指定のエラーへジャンプ
:cclose :ccl[ose] QuickFixウィンドウを閉じる
:cd :cd ディレクトリの移動
:cdo :cdo QuickFixリストの各項目に対してコマンドを実行す
る
:cfdo :cfd[o] QuickFixリストの各ファイルに対してコマンドを実
行する
:center :ce[nter] 行を中央寄せに整形
:cexpr :cex[pr] 式からエラーを読みこみ、最初のエラーへジャンプ
:cfile :cf[ile] エラーファイルを読み込み最初のエラーへジャンプ
:cfirst :cfir[st] 指定のエラーへジャンプ。省略時は先頭のエラー
:cgetbuffer :cgetb[uffer] バッファからエラーを取得する
:cgetexpr :cgete[xpr] 式からエラーを取得する
:cgetfile :cg[etfile] エラーファイルを読み込む
:changes :changes 変更リストを表示する
:chdir :chd[ir] ディレクトリの移動
:checkpath :che[ckpath] インクルードファイルを一覧表示
:checktime :checkt[ime] 開いているファイルのタイムスタンプを確認する
:chistory :chi[story] エラーリストの一覧を表示する
:clast :cla[st] 指定のエラーへジャンプ、省略時は最後のエラー
:clearjumps :cle[arjumps] ジャンプリストを削除する
:clist :cl[ist] すべてのエラーを一覧表示
:close :clo[se] カレントウィンドウを閉じる
:cmap :cm[ap] コマンドラインモードを対象とする":map"コマンド
:cmapclear :cmapc[lear] コマンドラインモードのすべてのマップを削除
:cmenu :cme[nu] コマンドラインモードのメニューを追加
:cnext :cn[ext] 次のエラーへジャンプ
:cnewer :cnew[er] より新しいエラーリストを使用する
:cnfile :cnf[ile] エラーリストの次のファイルの先頭エラーへ
ジャンプ
:cnoremap :cno[remap] コマンドラインモードを対象とする ":noremap"
コマンド
:cnoreabbrev :cnorea[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":noreabbrev"
コマンド
:cnoremenu :cnoreme[nu] コマンドラインモードを対象とする ":noremenu"
コマンド
:copy :co[py] 行のコピー
:colder :col[der] より古いエラーリストを使用する
:colorscheme :colo[rscheme] 指定した色テーマをロードする
:command :com[mand] ユーザー定義コマンドの作成
:comclear :comc[lear] すべてのユーザー定義コマンドの削除
:compiler :comp[iler] 指定したコンパイラ用の設定をする
:continue :con[tinue] :while に戻って実行を続ける
:confirm :conf[irm] コマンドを実行し、ユーザーの確認が必要ならプロ
ンプトを表示する
:const :cons[t] 定数として変数を作成する
:copen :cope[n] quickfixウィンドウを開く
:cprevious :cp[revious] 直前のエラーへジャンプ
:cpfile :cpf[ile] エラーリストの前のファイルの最後のエラーへ
ジャンプ
:cquit :cq[uit] Vimを終了しエラーコードを返す
:crewind :cr[ewind] 指定のエラーへジャンプ。省略時は先頭のエラー
:cscope :cs[cope] cscope コマンドを実行
:cstag :cst[ag] cscope を使用してタグへジャンプする
:cunmap :cu[nmap] コマンドラインモードを対象とする ":unmap" コマ
ンド
:cunabbrev :cuna[bbrev] コマンドラインモードを対象とする ":unabbrev"
コマンド
:cunmenu :cunme[nu] コマンドラインモードのメニューを削除
:cwindow :cw[indow] quickfixウィンドウを開閉する
:delete :d[elete] 行を削除
:debug :deb[ug] コマンドをデバッグモードで実行する
:debuggreedy :debugg[reedy] デバッグモードのコマンドを標準入力から読み込む
:def :def Vim9 ユーザー関数の定義
:defcompile :defc[ompile] カレントスクリプト内の Vim9 ユーザー関数を
コンパイルする
:delcommand :delc[ommand] ユーザー定義コマンドの削除
:delfunction :delf[unction] ユーザー定義関数の削除
:delmarks :delm[arks] マークを削除する
:diffupdate :dif[fupdate] 'diff' バッファを更新する
:diffget :diffg[et] カレントバッファの差異を他方に合わせる
:diffoff :diffo[ff] 差分モードをオフにする
:diffpatch :diffp[atch] パッチを適用した新しい差分バッファを作成する
:diffput :diffpu[t] 他方の差異をカレントバッファに合わせる
:diffsplit :diffs[plit] ファイルを開きその違いを表示する
:diffthis :diffthis カレントウィンドウを差分ウィンドウにする
:digraphs :dig[raphs] ダイグラフの入力または表示
:display :di[splay] レジスタの内容を表示
:disassemble :disa[ssemble] Vim9 ユーザー関数の逆アセンブル
:djump :dj[ump] #define へジャンプ
:dl :dl 'l' フラグ付き :delete の短縮形
:dlist :dli[st] #define をリスト表示
:doautocmd :do[autocmd] カレントバッファに対し自動コマンドを適用する
:doautoall :doautoa[ll] ロードされているバッファすべてに自動コマンドを
適用する
:dp :d[elete]p 'p' フラグ付き :delete の短縮形
:drop :dr[op] 指定したファイルが表示されているウィンドウに
ジャンプするか、カレントウィンドウで開く
:dsearch :ds[earch] マクロ定義(#define)を表示する
:dsplit :dsp[lit] ウィンドウを分割し #define へジャンプ
:edit :e[dit] ファイルの編集
:earlier :ea[rlier] バッファを時間的に前の状態に戻す。アンドゥ
:echo :ec[ho] 式の結果を表示する
:echoconsole :echoc[onsole] :echomsgと同じだが、stdout に出力する
:echoerr :echoe[rr] :echoと同じだが、エラー表示し、履歴に残す
:echohl :echoh[l] echoコマンドで使用する強調表示を設定する
:echomsg :echom[sg] :echoと同じだが、履歴に残す
:echon :echon :echo と同じ、ただし <EOL> を出力しない
:else :el[se] :if コマンドと一緒に使用する
:elseif :elsei[f] :if コマンドと一緒に使用する
:emenu :em[enu] 名前を指定してメニューを実行
:enddef :enddef :def で開始したユーザー定義関数の終了
:endif :en[dif] 直前の :if の終了
:endfor :endfo[r] 直前の :for の終了
:endfunction :endf[unction] :function で開始したユーザー定義関数の終了
:endtry :endt[ry] 直前の:tryを終了する
:endwhile :endw[hile] 直前の :while の終了
:enew :ene[w] 新しい名無しバッファを開く
:eval :ev[al] 式を評価し、結果を破棄する
:ex :ex ":edit" と同じ。
:execute :exe[cute] 式の結果を実行する
:exit :exi[t] ":xit" と同じ。
:exusage :exu[sage] Exコマンドの概観
:file :f[ile] カレントファイルの名前を設定または表示
:files :files バッファリストの全ファイルを一覧表示
:filetype :filet[ype] ファイルタイプ検出の on/off 切換
:filter :filt[er] コマンドの出力をフィルターする
:find :fin[d] 'path' の中からファイルを検索し、開く
:final :final Vim9 での不変変数を宣言する
:finally :fina[lly] :try コマンドの一部
:finish :fini[sh] Vim script の読み込みを終了する
:first :fir[st] 引数リストの最初のファイルを開く
:fixdel :fix[del] <Del> のキーコードを設定
:fold :fo[ld] 折り畳みを作成する
:foldclose :foldc[lose] 折り畳みを閉じる
:folddoopen :foldd[oopen] 閉じている折り畳み以外の行にコマンドを実行する
:folddoclosed :folddoc[losed] 閉じている折り畳みの中の行にコマンドを実行する
:foldopen :foldo[pen] 折り畳みを開く
:for :for for ループ
:function :fu[nction] ユーザー定義関数を定義
:global :g[lobal] パターンにマッチした行でコマンドを実行する
:goto :go[to] バッファ内の指定したバイト数の場所へジャンプ
:grep :gr[ep] 'grepprg' を実行し、最初にマッチした位置へジャ
ンプ
:grepadd :grepa[dd] :grepと同じだが、結果を現在のリストへ加える
:gui :gu[i] GUI をスタートする
:gvim :gv[im] GUI をスタートする
:hardcopy :ha[rdcopy] テキストをプリンタに出力する
:help :h[elp] ヘルプウィンドウを表示
:helpclose :helpc[lose] ヘルプウィンドウを1つ閉じる
:helpfind :helpf[ind] ヘルプのキーワードを入力するためのダイアログを
ポップアップする
:helpgrep :helpg[rep] ヘルプファイル検索用の ":grep"
:helptags :helpt[ags] 指定したディレクトリのヘルプタグを作成する
:highlight :hi[ghlight] 強調表示を定義する
:hide :hid[e] コマンドを実行し、必要ならカレントバッファを
隠れ(hidden)バッファにする
:history :his[tory] コマンドラインの履歴を表示
:insert :i[nsert] テキストを挿入
:iabbrev :ia[bbrev] 挿入モードを対象とする ":abbrev" コマンド
:iabclear :iabc[lear] 挿入モードを対象とする ":abclear" コマンド
:if :if 条件が成立した場合にコマンド群を実行
:ijump :ij[ump] 識別子の定義へジャンプ
:ilist :il[ist] 識別子に一致したすべての行をリスト表示
:imap :im[ap] 挿入モードを対象とした ":map" コマンド
:imapclear :imapc[lear] 挿入モードを対象とした ":mapclear" コマンド
:imenu :ime[nu] 挿入モードを対象にメニュー追加
:import :imp[ort] Vim9: 他のスクリプトからアイテムをインポートす
る
:inoremap :ino[remap] 挿入モードを対象とした ":noremap" コマンド
:inoreabbrev :inorea[bbrev] 挿入モードを対象とした ":noreabbrev" コマンド
:inoremenu :inoreme[nu] 挿入モードを対象とした ":noremenu" コマンド
:intro :int[ro] 起動直後のメッセージを表示
:isearch :is[earch] 識別子と一致した最初の行を表示
:isplit :isp[lit] ウィンドウを分割し、識別子の定義へジャンプ
:iunmap :iu[nmap] 挿入モードを対象とした ":unmap" コマンド
:iunabbrev :iuna[bbrev] 挿入モードを対象とした ":unabbrev" コマンド
:iunmenu :iunme[nu] 挿入モードを対象にメニュー削除
:join :j[oin] 行の結合
:jumps :ju[mps] ジャンプリストの表示
:k :k マークを設定
:keepalt :keepa[lt] 代替ファイルを変更せずにコマンドを実行する
:keepmarks :kee[pmarks] マークを変更せずにコマンドを実行する
:keepjumps :keepj[umps] マークやジャンプリストを変更せずにコマンドを実
行する
:keeppatterns :keepp[atterns] 検索パターン履歴を変更せずにコマンドを実行する
:lNext :lN[ext] locationリストの前の項目の位置へ移動
:lNfile :lNf[ile] 前のファイルの最後の項目の位置へ移動
:list :l[ist] 行を表示
:labove :lab[ove] 現在の行の上のlocationにジャンプ
:laddexpr :lad[dexpr] exprからlocationリストの項目を追加
:laddbuffer :laddb[uffer] バッファからlocationリストの項目を追加
:laddfile :laddf[ile] 現在のlocationリストに項目を追加
:lafter :laf[ter] 現在のカーソルの後ろのlocationにジャンプ
:last :la[st] 引数リストの最後のファイルを編集
:language :lan[guage] 言語(ロケール)を設定する
:later :lat[er] バッファを時間的に新しい状態に戻す。リドゥ
:lbefore :lbef[ore] 現在のカーソルの前のlocationにジャンプ
:lbelow :lbel[ow] 現在の行の下のlocationにジャンプ
:lbottom :lbo[ttom] locationウィンドウの最下へスクロールする
:lbuffer :lb[uffer] バッファからlocationリストを解釈し、最初のエ
ラーへジャンプ
:lcd :lc[d] ウィンドウのカレントディレクトリを変更する
:lchdir :lch[dir] ウィンドウのカレントディレクトリを変更する
:lclose :lcl[ose] locationウィンドウを閉じる
:lcscope :lcs[cope] ":cscope" と同様だがlocationリストを使う
:ldo :ld[o] locationリストの各項目に対してコマンドを実行す
る
:lfdo :lfd[o] locationリストの各ファイルに対してコマンドを実
行する
:left :le[ft] 行を左寄せに整形
:leftabove :lefta[bove] ウィンドウが左もしくは上に分割されるようにする
:legacy :leg[acy] 次のコマンドで旧来のスクリプトの文法を使用する
:let :let 変数またはオプションに値を設定する
:lexpr :lex[pr] 式からlocationリストを読み込み、最初のエラーへ
ジャンプする
:lfile :lf[ile] ファイルからlocationリストを読み込み、最初のエ
ラーへジャンプする
:lfirst :lfir[st] 指定されたlocationへジャンプする。デフォルトは
最初のlocation。
:lgetbuffer :lgetb[uffer] バッファからlocationリストを取得する
:lgetexpr :lgete[xpr] 式からlocationリストを取得する
:lgetfile :lg[etfile] ファイルからlocationリストを取得する
:lgrep :lgr[ep] 'grepprg' を実行し、最初のマッチへジャンプする
:lgrepadd :lgrepa[dd] :grepと同様だが現在のリストに追加する
:lhelpgrep :lh[elpgrep] ":helpgrep" と同様だがlocationリストを使う
:lhistory :lhi[story] locationリストの一覧を表示する
:ll :ll 特定のlocationへ移動する
:llast :lla[st] 特定のlocationへ移動する。デフォルトは最後の
location
:llist :lli[st] 全てのlocationをリストする
:lmake :lmak[e] 外部プログラム'makeprg'を実行、エラーメッセー
ジを解釈する。
:lmap :lm[ap] ":map!" と同じだが、Lang-Argモードも対象
:lmapclear :lmapc[lear] ":mapclear!" と同じだが、Lang-Argモードも対象
:lnext :lne[xt] 次のlocationへ移動
:lnewer :lnew[er] 新しいlocationリストへ移動
:lnfile :lnf[ile] 次のファイルの最初のlocationへ移動
:lnoremap :ln[oremap] ":noremap!" と同じだが、Lang-Argモードも対象
:loadkeymap :loadk[eymap] 次の行からEOFまでキーマップを読み込む
:loadview :lo[adview] カレントウィンドウにビューを読み込む
:lockmarks :loc[kmarks] マークを調整せずにコマンドを実行する
:lockvar :lockv[ar] 変数をロックする
:lolder :lol[der] 以前のlocationリストへ移動
:lopen :lope[n] locationウィンドウを開く
:lprevious :lp[revious] 前のlocationへ移動
:lpfile :lpf[ile] 前のファイルの最後のlocationへ移動
:lrewind :lr[ewind] 指定されたlocationへ移動。デフォルトは最初
のlocation
:ls :ls すべてのバッファを表示
:ltag :lt[ag] タグへジャンプし、マッチしたタグをlocationリス
トに追加する
:lunmap :lu[nmap] ":unmap!" と同じだが、Lang-Argモードも対象
:lua :lua Lua コマンドを実行
:luado :luad[o] 各行に対して Lua コマンドを実行
:luafile :luaf[ile] Lua スクリプトファイルを実行
:lvimgrep :lv[imgrep] ファイルからパターンを検索する
:lvimgrepadd :lvimgrepa[dd] :vimgrepと同様だが、locationリストに追加する
:lwindow :lw[indow] locationウィンドウを開閉する
:move :m[ove] 行を移動する
:mark :ma[rk] マークを設定
:make :mak[e] 外部プログラム 'makeprg' を実行し、エラーメッ
セージを解釈する
:map :map マップの設定または表示
:mapclear :mapc[lear] ノーマルモードとビジュアルモードを対象にマップ
をクリア
:marks :marks すべてのマークを表示
:match :mat[ch] 指定したパターンの文字を強調表示する
:menu :me[nu] 新しいメニュー項目を追加
:menutranslate :menut[ranslate] 翻訳したメニュー項目を追加する
:messages :mes[sages] 直前に表示されたメッセージの表示
:mkexrc :mk[exrc] 現在のマップと設定をファイルに書き出す
:mksession :mks[ession] セッション情報をファイルに書き出す
:mkspell :mksp[ell] スペルファイル .splを生成する
:mkvimrc :mkv[imrc] 現在のマップと設定をファイルに書き出す
:mkview :mkvie[w] カレントウィンドウのビューをファイルに保存する
:mode :mod[e] スクリーンモードを表示または変更する
:mzscheme :mz[scheme] MzSchemeコマンドを実行する
:mzfile :mzf[ile] MzSchemeスクリプトファイルを実行する
:nbclose :nbc[lose] 現在の Netbeans セッションを閉じる
:nbstart :nbs[art] 新しい Netbeans セッションを開始する
:nbkey :nb[key] キーをNetbeansに渡す
:next :n[ext] 引数リストの次のファイルを開く
:new :new 新規に空のウィンドウを作成する
:nmap :nm[ap] ノーマルモードを対象とする ":map" コマンド
:nmapclear :nmapc[lear] ノーマルモードのすべてのマップを削除する
:nmenu :nme[nu] ノーマルモードのメニューを追加する
:nnoremap :nn[oremap] ノーマルモードを対象とする ":noremap" コマンド
:nnoremenu :nnoreme[nu] ノーマルモードを対象とする ":noremenu" コマンド
:noautocmd :noa[utocmd] 自動コマンドを実行せずにコマンドを実行する
:noremap :no[remap] 再マップされないマップを定義する
:nohlsearch :noh[lsearch] 一時的に 'hlsearch' の強調表示をやめる
:noreabbrev :norea[bbrev] 再マップされない短縮入力を定義する
:noremenu :noreme[nu] 再マップされないメニューを定義する
:normal :norm[al] ノーマルモードのコマンドを実行する
:noswapfile :nos[wapfile] スワップファイルを作らずにコマンドを実行する
:number :nu[mber] 行番号を表示
:nunmap :nun[map] ノーマルモードを対象とする ":unmap" コマンド
:nunmenu :nunme[nu] ノーマルモードのメニューを削除
:oldfiles :ol[dfiles] viminfo ファイルに記録されたマークを持つファイ
ルを表示する
:open :o[pen] openモードを開始(未実装)
:omap :om[ap] Operator-pending モードを対象とする ":map"
コマンド
:omapclear :omapc[lear] Operator-pending モードのマップをすべて削除
:omenu :ome[nu] Operator-pending モードのメニューを追加
:only :on[ly] カレントウィンドウ以外のウィンドウをすべて閉じる
:onoremap :ono[remap] Operator-pending モードを対象とする ":noremap"
コマンド
:onoremenu :onoreme[nu] Operator-pending モードを対象とする
":noremenu" コマンド
:options :opt[ions] オプションウィンドウを開く
:ounmap :ou[nmap] Operator-pending モードを対象とした ":unmap"
コマンド
:ounmenu :ounme[nu] Operator-pending モードのメニューを削除
:ownsyntax :ow[nsyntax] ウィンドウのローカル構文強調を新たに設定する
:packadd :pa[ckadd] 'packpath' からプラグインを追加する
:packloadall :packl[oadall] 'packpath' 下の全プラグインをロードする
:pclose :pc[lose] プレビューウィンドウを閉じる
:pedit :ped[it] プレビューウィンドウでファイルを開く
:perl :pe[rl] Perl コマンドを実行
:print :p[rint] 行単位で印刷する
:profdel :profd[el] 関数やスクリプトのプロファイリングを停止する
:profile :prof[ile] 関数やスクリプトのプロファイリングをする
:promptfind :pro[mptfind] GUIの検索ダイアログを開く
:promptrepl :promptr[epl] GUIの検索・置換ダイアログを開く
:perldo :perld[o] 1行ずつ Perl コマンドを実行
:pop :po[p] タグスタックの1つ古いエントリへジャンプ
:popup :popup 指定した名前のメニューをポップアップ表示する
:ppop :pp[op] プレビューウィンドウで ":pop" を実行
:preserve :pre[serve] すべてのテキストをスワップファイルに書き出す
:previous :prev[ious] 引数リスト中の前のファイルを読み込む
:psearch :ps[earch] ":ijump"と同じだが、結果をプレビューウィンドウ
で表示する
:ptag :pt[ag] プレビューウィンドウでタグを表示
:ptNext :ptN[ext] プレビューウィンドウで :tNext を実行
:ptfirst :ptf[irst] プレビューウィンドウで:trewind を実行
:ptjump :ptj[ump] プレビューウィンドウで :tjump を実行、タグを
表示
:ptlast :ptl[ast] プレビューウィンドウで :tlast を実行
:ptnext :ptn[ext] プレビューウィンドウで :tnext を実行
:ptprevious :ptp[revious] プレビューウィンドウで :tprevious を実行
:ptrewind :ptr[ewind] プレビューウィンドウで :trewind を実行
:ptselect :pts[elect] プレビューウィンドウで :tselect を実行、タグ
を表示
:put :pu[t] テキストにレジスタの内容を挿入
:pwd :pw[d] カレントディレクトリを表示
:py3 :py3 Python 3 コマンドを実行
:python3 :python3 :py3 と同じ
:py3do :py3d[o] 各行に対して Python 3 コマンドを実行
:py3file :py3f[ile] Python 3 スクリプトファイルを実行
:python :py[thon] Python コマンドを実行
:pydo :pyd[o] 各行に対して Python コマンドを実行
:pyfile :pyf[ile] Python スクリプトファイルを実行
:pyx :pyx python_x コマンドを実行
:pythonx :pythonx :pyx と同じ
:pyxdo :pyxd[o] 各行に対して python_x コマンドを実行
:pyxfile :pyxf[ile] python_x スクリプトファイルを実行
:quit :q[uit] カレントウィンドウを閉じる(ウィンドウが1つなら
Vim を終了)
:quitall :quita[ll] Vim を終了
:qall :qa[ll] Vim を終了
:read :r[ead] テキストにファイルを挿入
:recover :rec[over] スワップファイルからファイルを復元
:redo :red[o] 1回のアンドゥをリドゥする
:redir :redi[r] ファイルまたはレジスタにメッセージをリダイレク
トする
:redraw :redr[aw] 画面を再描画する
:redrawstatus :redraws[tatus] ステータスラインを再描画する
:redrawtabline :redrawt[abline] タブページ行を再描画する
:registers :reg[isters] レジスタの内容を表示
:resize :res[ize] カレントウィンドウの高さを変更
:retab :ret[ab] タブの大きさを変更
:return :retu[rn] ユーザー関数から戻る
:rewind :rew[ind] 引数リストの先頭のファイルを開く
:right :ri[ght] テキストを右寄せに整形
:rightbelow :rightb[elow] ウィンドウが右もしくは下に分割されるようにする
:ruby :rub[y] Rubyのコマンドを実行する
:rubydo :rubyd[o] 各行に対してRubyのコマンドを実行する
:rubyfile :rubyf[ile] Rubyスクリプトファイルを実行する
:rundo :rund[o] アンドゥ情報をファイルから読み込む
:runtime :ru[ntime] Vim script を'runtimepath'から探して実行する
:rviminfo :rv[iminfo] viminfo ファイルを読み込む
:substitute :s[ubstitute] テキストの置換
:sNext :sN[ext] ウィンドウを分割して、引数リストの前のファイル
を開く
:sandbox :san[dbox] サンドボックスでコマンドを実行する
:sargument :sa[rgument] ウィンドウを分割して、引数リストの指定ファイル
を開く
:sall :sal[l] 引数リストのすべてのファイルをウィンドウを作成
して開く
:saveas :sav[eas] 別の名前でファイルを保存する
:sbuffer :sb[uffer] ウィンドウを分割してバッファリストの指定した
バッファを開く
:sbNext :sbN[ext] ウィンドウを分割してバッファリストの前の
バッファを開く
:sball :sba[ll] バッファリストのすべてのバッファをウィンドウを
作成して開く
:sbfirst :sbf[irst] ウィンドウを分割してバッファリストの最初の
バッファを開く
:sblast :sbl[ast] ウィンドウを分割してバッファリストの最後の
バッファを開く
:sbmodified :sbm[odified] ウィンドウを分割してバッファリストの変更済み
バッファを開く
:sbnext :sbn[ext] ウィンドウを分割してバッファリストの次の
バッファを開く
:sbprevious :sbp[revious] ウィンドウを分割してバッファリストの前の
バッファを開く
:sbrewind :sbr[ewind] ウィンドウを分割してバッファリストの最初の
バッファを開く
:scriptnames :scr[iptnames] 実行済みVim script の名前を一覧表示する
:scriptencoding :scripte[ncoding] Vim script が使用しているエンコーディング
を指定する
:scriptversion :scriptv[ersion] 使用している Vim script のバージョンを指
定する
:scscope :scs[cope] ウィンドウを分割してcscopeコマンドを実行する
:set :se[t] オプションを表示または設定する
:setfiletype :setf[iletype] まだ設定されていなければ 'filetype' を設定する
:setglobal :setg[lobal] グローバルオプションを表示もしくは設定する
:setlocal :setl[ocal] ローカルオプションを表示もしくは設定する
:sfind :sf[ind] ウィンドウを分割して、'path' にあるファイルを
開く
:sfirst :sfir[st] ウィンドウを分割して引数リストの最初のファイル
を開く
:shell :sh[ell] シェルを実行する
:simalt :si[malt] Win32 GUI: Windows ALT キーをシミュレートする
:sign :sig[n] 目印を取り扱うコマンド
:silent :sil[ent] 実行したコマンドの出力を抑制する
:sleep :sl[eep] 数秒間何もしない
:sleep! :sl[eep]! カーソルを表示せず、数秒間何もしない
:slast :sla[st] ウィンドウを分割して引数リストの最後のファイル
を開く
:smagic :sm[agic] 'magic' オプションの下で :substitute を実行
:smap :smap ":map" と同様。選択モード用
:smapclear :smapc[lear] 選択モードのすべてのマップを削除する
:smenu :sme[nu] 選択モードのメニューを追加する
:smile :smi[le] ユーザーを幸せにする
:snext :sn[ext] ウィンドウを分割して引数リストの次のファイルを
開く
:snomagic :sno[magic] 'nomagic' オプションの下で :substitute を実行
:snoremap :snor[emap] ":noremap" と同様。選択モード用
:snoremenu :snoreme[nu] ":noremenu" と同様。選択モード用
:sort :sor[t] 行をソートする
:source :so[urce] Vim or Ex コマンドをファイルから読み込む
:spelldump :spelld[ump] ウィンドウを分割し、正しい単語を列挙する
:spellgood :spe[llgood] スペルチェック用に正しい単語を登録する
:spellinfo :spelli[nfo] 読み込んでいるスペルファイルの情報を表示する
:spellrare :spellra[re] スペルチェック用にレアな単語を追加する
:spellrepall :spellr[epall] 最後のz=と同様にすべての間違った単語を置換
:spellundo :spellu[ndo] 正しいまたは間違った単語を削除
:spellwrong :spellw[rong] スペリングの間違いを登録する
:split :sp[lit] カレントウィンドウを分割
:sprevious :spr[evious] ウィンドウを分割して引数リストの前のファイルを
開く
:srewind :sre[wind] ウィンドウを分割して引数リストの最初のファイル
を開く
:stop :st[op] Vimをサスペンドする
:stag :sta[g] ウィンドウを分割して、タグへジャンプする
:startinsert :star[tinsert] 挿入モードを開始する
:startgreplace :startg[replace] 仮想置換モードを開始する
:startreplace :startr[eplace] 置換モードを開始する
:stopinsert :stopi[nsert] 挿入モードを終了する
:stjump :stj[ump] ウィンドウを分割して、":tjump" を実行
:stselect :sts[elect] ウィンドウを分割して、":tselect" を実行
:sunhide :sun[hide] ":unhide" と同じ。
:sunmap :sunm[ap] ":unmap" と同様。選択モード用
:sunmenu :sunme[nu] 選択モードのメニューを削除する
:suspend :sus[pend] ":stop" と同じ。
:sview :sv[iew] ウィンドウを分割してファイルを読み込み専用
で開く
:swapname :sw[apname] 現在のスワップファイルの名前を表示
:syntax :sy[ntax] 構文強調表示 (syntax highlighting)
:syntime :synti[me] 構文強調表示の速度を測定する
:syncbind :sync[bind] ウィンドウのスクロール状態を同期する
:t :t ":copy" と同じ。
:tNext :tN[ext] 後方へ検索し一致したタグ位置へジャンプ
:tabNext :tabN[ext] 前のタブページへ移動
:tabclose :tabc[lose] 現在のタブページを閉じる
:tabdo :tabdo 各タブページでコマンドを実行する
:tabedit :tabe[dit] 新しいタブページでファイルを開く
:tabfind :tabf[ind] 'path'からファイルを探し新しいタブページで開く
:tabfirst :tabfir[st] 最初のタブページへ移動
:tablast :tabl[ast] 最後のタブページへ移動
:tabmove :tabm[ove] タブページの位置を移動
:tabnew :tabnew 新しいタブページでファイルを編集する
:tabnext :tabn[ext] 次のタブページへ移動
:tabonly :tabo[nly] 現在のタブページ以外をすべて閉じる
:tabprevious :tabp[revious] 前のタブページへ移動
:tabrewind :tabr[ewind] 最初のタブページへ移動
:tabs :tabs タブページとその中身を列挙
:tab :tab 新しいウィンドウを開くとき新しいタブを作る
:tag :ta[g] タグを検索しジャンプする
:tags :tags タグスタックの内容を表示
:tcd :tc[d] タブページのカレントディレクトリを変更する
:tchdir :tch[dir] タブページのカレントディレクトリを変更する
:tcl :tcl Tcl コマンドを実行
:tcldo :tcld[o] 各行の Tcl コマンドを実行
:tclfile :tclf[ile] Tcl スクリプトファイルを実行
:tearoff :te[aroff] メニューを切り離す
:terminal :ter[minal] 端末ウィンドウを開く
:tfirst :tf[irst] 複数一致した内の最初のタグへジャンプ
:throw :th[row] 例外を投げる
:tjump :tj[ump] ":tselect" と同様、ただし一致したタグが1つし
かない場合、その場所へジャンプ
:tlast :tl[ast] 直前に一致したタグ位置へジャンプ
:tlmenu :tlm[enu] 端末ジョブモードのメニューを追加する
:tlnoremenu :tln[oremenu] ":noremenu" と同様だが端末ジョブモード用
:tlunmenu :tlu[nmenu] 端末ジョブモードのメニューを削除する
:tmapclear :tmapc[lear] 端末ジョブモードのすべてのマップを削除する
:tmap :tma[p] ":map" と同様。端末ジョブモード用
:tmenu :tm[enu] ツールチップメニューを定義する
:tnext :tn[ext] タグを前方検索し、ジャンプ
:tnoremap :tno[remap] ":noremap" と同様。端末ジョブモード用
:topleft :to[pleft] ウィンドウが最も左もしくは最も上に分割されるよ
うにする
:tprevious :tp[revious] タグを後方検索し、ジャンプ
:trewind :tr[ewind] 最初に一致したタグ位置へジャンプ
:try :try コマンドを実行し発生したエラーや例外を処理する
:tselect :ts[elect] 一致したタグを一覧表示し、ジャンプ先のタグ
を選択
:tunmap :tunma[p] ":unmap" と同様。端末ジョブモード用
:tunmenu :tu[nmenu] ツールチップメニューを削除
:undo :u[ndo] 最後の変更を取り消す
:undojoin :undoj[oin] 次の変更を前のアンドゥブロックと連結する
:undolist :undol[ist] アンドゥツリーのリーフを列挙する
:unabbreviate :una[bbreviate] 短縮入力を削除
:unhide :unh[ide] バッファリストのメモリにロードされているすべて
のバッファをウィンドウを作成して開く
:unlet :unl[et] 変数を削除
:unlockvar :unlo[ckvar] 変数をアンロックする
:unmap :unm[ap] マップを削除
:unmenu :unme[nu] メニューを削除
:unsilent :uns[ilent] コマンドを silent でなく実行する
:update :up[date] バッファ内容が変更されていれば、ファイルに書
き出す
:vglobal :v[global] パターンにマッチしない行でコマンドを実行する
:var :var Vim9 での変数を宣言する
:version :ve[rsion] バージョン番号その他の情報を表示
:verbose :verb[ose] 'verbose' を一時設定してコマンドを実行する
:vertical :vert[ical] ウィンドウが垂直分割されるようにする
:vim9cmd :vim9[cmd] 次のコマンドで Vim9 script の文法を使用する
:vim9script :vim9s[cript] Vim9 スクリプトファイルであることを示す
:vimgrep :vim[grep] 複数ファイルからパターンを検索する
:vimgrepadd :vimgrepa[dd] :vimgrepと同様だが現在のリストに追加
:visual :vi[sual] ":edit" と同じ、ただし "Ex" モードから抜ける。
:viusage :viu[sage] ノーマルモードコマンドの概観
:view :vie[w] 読み込み専用でファイルを開く
:vmap :vm[ap] ビジュアル・選択モードを対象とする
":map" コマンド
:vmapclear :vmapc[lear] ビジュアル・選択モードのマッピングをすべて
削除
:vmenu :vme[nu] ビジュアル・選択モードのメニューを追加
:vnew :vne[w] 新しいウィンドウを垂直分割して作る
:vnoremap :vn[oremap] ビジュアル・選択モードを対象とする
":noremap" コマンド
:vnoremenu :vnoreme[nu] ビジュアル・選択モードを対象とする
":noremenu" コマンド
:vsplit :vs[plit] カレントウィンドウを垂直分割する
:vunmap :vu[nmap] ビジュアル・選択モードを対象とする
":unmap" コマンド
:vunmenu :vunme[nu] ビジュアルモードのメニューを削除
:windo :windo 各ウィンドウに対してコマンドを実行する
:write :w[rite] ファイルに保存
:wNext :wN[ext] ファイルに保存して、引数リストの直前のファイ
ルを開く
:wall :wa[ll] (変更した) すべてのバッファを保存
:while :wh[ile] 与えた条件を満たしている限りループする
:winsize :wi[nsize] ウィンドウサイズを取得もしくはセットする (古
いコマンド)
:wincmd :winc[md] ウィンドウコマンド(CTRL-W)を実行する
:winpos :winp[os] ウィンドウの位置を取得もしくはセットする
:wnext :wn[ext] ファイルに保存して、引数リストの次のファイル
を開く
:wprevious :wp[revious] ファイルに保存して、引数リストの直前のファイ
ルを開く
:wq :wq ファイルに保存して、ウィンドウもしくは Vim を
終了
:wqall :wqa[ll] すべての変更済みバッファを保存し、Vim を終了
:wundo :wu[ndo] アンドゥ情報をファイルに保存する
:wviminfo :wv[iminfo] viminfo ファイルに保存
:xit :x[it] バッファが変更されていたら保存し、ウィンドウを
閉じる
:xall :xa[ll] ":wqall" と同じ。
:xmapclear :xmapc[lear] ビジュアルモード時のマッピングを全て削除する
:xmap :xm[ap] ":map" と同様。ビジュアルモード用
:xmenu :xme[nu] ビジュアルモード時にメニューを追加する
:xrestore :xr[estore] Xサーバーの接続を復元する
:xnoremap :xn[oremap] ":noremap" と同様。ビジュアルモード用
:xnoremenu :xnoreme[nu] ":noremenu" と同様。ビジュアルモード用
:xunmap :xu[nmap] ":unmap" と同様。ビジュアルモード用
:xunmenu :xunme[nu] ビジュアルモード時にメニューを削除する
:yank :y[ank] 行をレジスタへヤンク
:z :z 行を表示
:~ :~ 直前に実行した ":substitute" を実行
vim:tw=78:ts=8:noet:ft=help:norl: