os_qnx.txt For Vim バージョン 8.2. Last change: 2005 Mar 29
VIMリファレンスマニュアル by Julian Kinraid
QNX qnx
1. 概要 qnx-general
2. Vimをコンパイルする qnx-compiling
3. 端末サポート qnx-terminal
4. Photon GUI photon-gui
5. Photon フォント photon-fonts
6. バグと今後の予定
==============================================================================
1. 概要 qnx-general
ONX上のVimはほとんどUNIXと同じように動作する。 os_unix.txt
==============================================================================
2. Vimをコンパイルする qnx-compiling
Vimは標準的なconfigure/makeのやり方でコンパイルすることができる。X11を使ってコ
ンパイルしたいならば、configure にオプション --with-x を渡す。そうではなく
./configure に引数を渡さない場合や、--enable-gui=photon を渡した場合には、
Photon GUIをサポートする。その他の有/無効を指定できる機能については
./configure --help を実行することで知ることができる。
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3. 端末サポート qnx-terminal
Vimはコンパイル時にオプションが指定されれば、ptermでのマウスとクリップをサポー
トしている。通常そのオプションは指定される。
マウスのサポートに関わるオプションには 'mouse' と 'ttymouse' がある。マウ
スを使用時には、単純に左右のボタンのクリックとダブルクリックのみがサポートされ
る。マウス使用中に<Shift>, <Ctrl>, <Alt>を押下状態にすると、ptermはマウスを自
分で解釈してしまう。その結果、範囲選択が成されるが、これはVimが行うのそれとは
本質的に異なったものである。
マウス使用時には<Alt-RightMouse>でptermのメニューを開くことができる。vim側でマ
ウスを無効にするには、オプション 'mouse' を空に設定する:
==============================================================================
4. Photon GUI photon-gui
GUIのVimを起動するには、gvimかvim -gを実行する。そうでなければ端末版が起動す
る。詳細な情報は - gui-x11-start
サポートされる機能:
:browse コマンド :browse
:confirm コマンド :confirm
カーソルの点滅 'guicursor'
メニュー :menu
ポップアップメニュー popup-menu
メニューの優先順位 menu-priority
ツールバー gui-toolbar
'toolbar'
フォント選択ダイアログ (:set guifont=*) photon-fonts
マウスフォーカス 'mousefocus'
マウスカーソルを隠す 'mousehide'
マウスカーソルの形 'mouseshape'
クリップボード gui-clipboard
未完成の機能:
様々な国際化のサポート、アラビア語やヘブライ語のサポート、
エンコードのサポート、その他諸々。
このヘルプファイル
サポートされていない機能:
検索/置換ウィンドウ :promptfind
切り取りメニュー
このリストに書こうとさえ思いつかない、だから書けない他のもの。
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5. Photon フォント photon-fonts
オプション 'guifont' でGUIのフォントを設定する:
指定するフォントは等幅でなければならず、フォント名の中の空白文字は '\' でエス
ケープする必要がある。PC端末で使われるデフォルトのフォントサイズは8である。
フォント名に '*' を使用すると、フォント選択のためにPhotonの標準的なフォント選
択ダイアログが開く。
フォント名に続いて、フォントのサイズとスタイルを制御するための補助設定を含める
ことができる。各補助設定は ':' で区切る。フォントが全てが、全部のスタイルをサ
ポートしているわけではない。
補助設定:
s{size} フォントのサイズを{size}に設定する。
b 太字
a アンチエイリアス(縁が滑らかになる)
i 斜体
例::
monospaceフォントをサイズ10のアンチエイリアスで
Courierフォントをサイズ12の太字 + 斜体で
ダイアログでフォントを選択する
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6. バグと今後の予定
既知の問題:
- 外部プログラムを実行すると時々Vimがハングする。回避方法:
次の行をvimrcファイルに追加する:
Bugs:
- メニューの強調にまだ少し問題がある
- phiditto/phinows/その他などの、太字をサポートしていないフォントを使
用すると、Vimが太字テキストを描画しようとした時に失敗してしまう。
{訳注: phidittoやphinowsはフォント名だと推測される}
- カーソルが時々、見え難くなる。
- 修正可能な相当数の一般的でない問題
Todo:
- 多言語対応を進める
- メニューとツールバーで使用されるフォントを設定するオプション
- 検索と置換のダイアログ
- クライアントサーバー通信の機能
- 切り取りメニュー(予定)
- 外部コマンドの実行をfork()からspawn()に切換える。
vim:tw=78:sw=4:ts=8:noet:ft=help:norl:
VIMリファレンスマニュアル by Julian Kinraid
QNX qnx
1. 概要 qnx-general
2. Vimをコンパイルする qnx-compiling
3. 端末サポート qnx-terminal
4. Photon GUI photon-gui
5. Photon フォント photon-fonts
6. バグと今後の予定
==============================================================================
1. 概要 qnx-general
ONX上のVimはほとんどUNIXと同じように動作する。 os_unix.txt
==============================================================================
2. Vimをコンパイルする qnx-compiling
Vimは標準的なconfigure/makeのやり方でコンパイルすることができる。X11を使ってコ
ンパイルしたいならば、configure にオプション --with-x を渡す。そうではなく
./configure に引数を渡さない場合や、--enable-gui=photon を渡した場合には、
Photon GUIをサポートする。その他の有/無効を指定できる機能については
./configure --help を実行することで知ることができる。
==============================================================================
3. 端末サポート qnx-terminal
Vimはコンパイル時にオプションが指定されれば、ptermでのマウスとクリップをサポー
トしている。通常そのオプションは指定される。
マウスのサポートに関わるオプションには 'mouse' と 'ttymouse' がある。マウ
スを使用時には、単純に左右のボタンのクリックとダブルクリックのみがサポートされ
る。マウス使用中に<Shift>, <Ctrl>, <Alt>を押下状態にすると、ptermはマウスを自
分で解釈してしまう。その結果、範囲選択が成されるが、これはVimが行うのそれとは
本質的に異なったものである。
マウス使用時には<Alt-RightMouse>でptermのメニューを開くことができる。vim側でマ
ウスを無効にするには、オプション 'mouse' を空に設定する:
:set mouse=
==============================================================================
4. Photon GUI photon-gui
GUIのVimを起動するには、gvimかvim -gを実行する。そうでなければ端末版が起動す
る。詳細な情報は - gui-x11-start
サポートされる機能:
:browse コマンド :browse
:confirm コマンド :confirm
カーソルの点滅 'guicursor'
メニュー :menu
ポップアップメニュー popup-menu
メニューの優先順位 menu-priority
ツールバー gui-toolbar
'toolbar'
フォント選択ダイアログ (:set guifont=*) photon-fonts
マウスフォーカス 'mousefocus'
マウスカーソルを隠す 'mousehide'
マウスカーソルの形 'mouseshape'
クリップボード gui-clipboard
未完成の機能:
様々な国際化のサポート、アラビア語やヘブライ語のサポート、
エンコードのサポート、その他諸々。
このヘルプファイル
サポートされていない機能:
検索/置換ウィンドウ :promptfind
切り取りメニュー
このリストに書こうとさえ思いつかない、だから書けない他のもの。
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5. Photon フォント photon-fonts
オプション 'guifont' でGUIのフォントを設定する:
:set guifont=Lucida\ Terminal
指定するフォントは等幅でなければならず、フォント名の中の空白文字は '\' でエス
ケープする必要がある。PC端末で使われるデフォルトのフォントサイズは8である。
フォント名に '*' を使用すると、フォント選択のためにPhotonの標準的なフォント選
択ダイアログが開く。
フォント名に続いて、フォントのサイズとスタイルを制御するための補助設定を含める
ことができる。各補助設定は ':' で区切る。フォントが全てが、全部のスタイルをサ
ポートしているわけではない。
補助設定:
s{size} フォントのサイズを{size}に設定する。
b 太字
a アンチエイリアス(縁が滑らかになる)
i 斜体
例::
monospaceフォントをサイズ10のアンチエイリアスで
:set guifont=monospace:s10:a
Courierフォントをサイズ12の太字 + 斜体で
:set guifont=Courier:s12:b:i
ダイアログでフォントを選択する
:set guifont=*
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6. バグと今後の予定
既知の問題:
- 外部プログラムを実行すると時々Vimがハングする。回避方法:
次の行をvimrcファイルに追加する:
set noguipty
Bugs:
- メニューの強調にまだ少し問題がある
- phiditto/phinows/その他などの、太字をサポートしていないフォントを使
用すると、Vimが太字テキストを描画しようとした時に失敗してしまう。
{訳注: phidittoやphinowsはフォント名だと推測される}
- カーソルが時々、見え難くなる。
- 修正可能な相当数の一般的でない問題
Todo:
- 多言語対応を進める
- メニューとツールバーで使用されるフォントを設定するオプション
- 検索と置換のダイアログ
- クライアントサーバー通信の機能
- 切り取りメニュー(予定)
- 外部コマンドの実行をfork()からspawn()に切換える。
vim:tw=78:sw=4:ts=8:noet:ft=help:norl: