RPM パッケージには、個別の署名はありません。 RPM パッケージには内蔵の GPG 署名および MD5 チェックサムがあります。 次のコマンドを実行してパッケージを確認できます。
shell> rpm --checksig package_name.rpm
例:
shell> rpm --checksig MySQL-server-8.0.29-0.linux_glibc2.5.i386.rpm
MySQL-server-8.0.29-0.linux_glibc2.5.i386.rpm: md5 gpg OK
注記
RPM 4.1 を使用していて、「(GPG) NOT OK (MISSING KEYS:GPG#5072e1f5)」
と表示された場合、MySQL 公開ビルド鍵を自分の GPG 鍵リングにインポートした場合でも、この鍵をまず RPM 鍵リングにインポートする必要があります。 RPM 4.1 は、お客様個人の GPG 鍵リング (あるいは GPG そのもの) を使用しなくなりました。 RPM はシステム全体にわたるアプリケーションであり、ユーザーの GPG 公開鍵リングはユーザー固有のファイルであるため、RPM はむしろ独立した鍵リングを保持します。 MySQL 公開鍵を個人の RPM 鍵リングにインポートするには、まず鍵を取得してから、rpm --import を使用して鍵をインポートします。 例:
shell> gpg --export -a 5072e1f5 > 5072e1f5.asc
shell> rpm --import 5072e1f5.asc
あるいは、rpm は鍵を直接 URL からロードすることもサポートしていますので、このマニュアルページを使用できます。
shell> rpm --import https://dev.mysql.com/doc/refman/8.0/en/checking-gpg-signature.html
MySQL 公開鍵を取得する必要がある場合には、セクション2.1.4.2「GnuPG を使用した署名確認」 を参照してください。