MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


2.3.4.6 Windows のコマンド行からの MySQL の起動

MySQL Server はコマンド行から手動で起動できます。 これは Windows のどのバージョンでもできます。

コマンド行から mysqld サーバーを起動するには、コンソールウィンドウ (あるいは DOS ウィンドウ) を開け、次のコマンドを入力します。

C:\> "C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 8.0\bin\mysqld"

mysqld へのパスはお客様のシステムの MySQL のインストール場所によって異なる場合があります。

MySQL Server を停止するには次のコマンドを実行します。

C:\> "C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 8.0\bin\mysqladmin" -u root shutdown
注記

MySQL の root ユーザーアカウントにパスワードが設定されている場合は、mysqladmin-p オプションを使って起動し、要求されたらパスワードを入力する必要があります。

このコマンドは MySQL 管理ユーティリティー mysqladmin を起動してサーバーに接続し、サーバーにシャットダウンを命令します。 そのコマンドは MySQL root ユーザーとして接続します。これは MySQL の許可システムのデフォルトの管理アカウントです。

注記

MySQL 権限付与システムのユーザーは、Microsoft Windows のオペレーティングシステムユーザーから完全に独立しています。

mysqld が起動しない場合、エラーログを確認してサーバーがその問題の原因を示すメッセージを書き込んでいないか確認します。 デフォルトでは、エラーログは C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 8.0\data ディレクトリにあります。 サフィクス .err の付いたファイルです。または、--log-error オプションで渡して指定できます。 または、--console オプションを使用してサーバーを起動することもできます。この場合、問題の解決に役立つ有用な情報がサーバーの画面に表示されることがあります。

最後の選択肢は、mysqld--standalone および --debug オプションで起動することです。 この場合、mysqld がログファイル C:\mysqld.trace に書き出し、その中に mysqld が起動しない理由が含まれているはずです。 セクション5.9.4「DBUG パッケージ」を参照してください。

mysqld --verbose --help を使用して、mysqld がサポートするすべてのオプションを表示します。


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