MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


4.6.8.1 mysqlbinlog 16 進ダンプ形式

--hexdump オプションを使用すると、mysqlbinlog はバイナリログの内容の 16 進ダンプを生成するようになります。

shell> mysqlbinlog --hexdump source-bin.000001

16 進出力は、# で始まるコメント行で構成され、前のコマンドの出力は次のようになります。

/*!40019 SET @@SESSION.max_insert_delayed_threads=0*/;
/*!50003 SET @OLD_COMPLETION_TYPE=@@COMPLETION_TYPE,COMPLETION_TYPE=0*/;
# at 4
#051024 17:24:13 server id 1  end_log_pos 98
# Position  Timestamp   Type   Master ID        Size      Master Pos    Flags
# 00000004 9d fc 5c 43   0f   01 00 00 00   5e 00 00 00   62 00 00 00   00 00
# 00000017 04 00 35 2e 30 2e 31 35  2d 64 65 62 75 67 2d 6c |..5.0.15.debug.l|
# 00000027 6f 67 00 00 00 00 00 00  00 00 00 00 00 00 00 00 |og..............|
# 00000037 00 00 00 00 00 00 00 00  00 00 00 00 00 00 00 00 |................|
# 00000047 00 00 00 00 9d fc 5c 43  13 38 0d 00 08 00 12 00 |.......C.8......|
# 00000057 04 04 04 04 12 00 00 4b  00 04 1a                |.......K...|
#       Start: binlog v 4, server v 5.0.15-debug-log created 051024 17:24:13
#       at startup
ROLLBACK;

現在、16 進出力には次のリストの要素が含まれます。 この形式は変更される場合があります。 バイナリログの形式の詳細は、「MySQL Internals: The Binary Log」を参照してください。

  • Position: ログファイル内のバイト位置。

  • Timestamp: イベントのタイムスタンプ。 示した例では、'9d fc 5c 43''051024 17:24:13' の 16 進表現です。

  • Type: イベントタイプコード。

  • Master ID: イベントを作成したレプリケーションソースサーバーのサーバー ID。

  • Size:イベントのサイズをバイトで表しています。

  • Master Pos: 元のソースバイナリログファイル内の次のイベントの位置。

  • Flags: イベントフラグ値。


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