このセクションでは、組込みフィルタ、log_filter_internal
および JSON シンク、log_sink_json
を使用してエラーロギングを構成し、即時に有効にする方法と、その後のサーバー起動について説明します。 エラーロギングの構成に関する一般情報は、セクション5.4.2.1「エラーログ構成」 を参照してください。
JSON シンクを有効にするには、まずシンクコンポーネントをロードしてから、log_error_services
値を変更します:
INSTALL COMPONENT 'file://component_log_sink_json';
SET PERSIST log_error_services = 'log_filter_internal; log_sink_json';
log_error_services
がサーバーの起動時に有効になるように設定するには、セクション5.4.2.1「エラーログ構成」 の手順を使用します。 これらの手順は、ほかのエラーロギングシステム変数にも適用されます。
log_error_services
値で log_sink_json
に複数回名前を付けることができます。 たとえば、フィルタ処理されていないイベントをあるインスタンスで書き込み、フィルタ処理されたイベントを別のインスタンスで書き込むには、log_error_services
を次のように設定します:
SET PERSIST log_error_services = 'log_sink_json; log_filter_internal; log_sink_json';
JSON シンクは、log_error
システム変数で指定されたデフォルトのエラーログ宛先に基づいて出力先を決定します。 log_error
がファイルに名前を付ける場合、JSON シンクはそのファイル名と番号付き .
接尾辞に基づいて出力ファイルのネーミングを行い、NN
.jsonNN
は 00 から始まります。 たとえば、log_error
が file_name
の場合、log_error_services
値で指定された log_sink_json
の連続するインスタンスは
、file_name
.00.json
などに書き込まれます。
file_name
.01.json
log_error
が stderr
の場合、JSON シンクはコンソールに書き込みます。 log_sink_json
の名前が log_error_services
値で複数回指定されている場合は、コンソールに書き込まれるため、役に立たない可能性があります。