FLUSH ERROR LOGS
または FLUSH LOGS
文、あるいは mysqladmin flush-logs コマンドを使用してエラーログをフラッシュすると、サーバーは書き込まれているエラーログファイルを閉じて再度開きます。 エラーログファイルの名前を変更するには、フラッシュする前に手動で変更します。 ログをフラッシュすると、元のファイル名の新しいファイルが開きます。 たとえば、ログファイル名が
の場合、次のコマンドを使用してファイル名を変更し、新しいファイルを作成します:
host_name
.err
mv host_name.err host_name.err-old
mysqladmin flush-logs
mv host_name.err-old backup-directory
Windows では、mv の代わりに rename を使用してください。
エラーログファイルの場所がサーバーによって書込み可能でない場合、ログフラッシュ操作は新しいログファイルの作成に失敗します。 たとえば、Linux では、サーバーはエラーログを/var/log/mysqld.log
ファイルに書き込むことができます。このファイルでは、/var/log
ディレクトリは root
によって所有され、mysqld によって書込み可能ではありません。 このケースの処理の詳細は、セクション5.4.6「サーバーログの保守」 を参照してください。
サーバーが指定されたエラーログファイルに書き込んでいない場合、エラーログがフラッシュされてもエラーログファイルの名前は変更されません。