クライアントによる MySQL Server への接続試行を認証するためのプラグイン。 プラグインは、複数の認証プロトコルで使用できます。 セクション6.2.17「プラガブル認証」を参照してください。

接続制御プラグイン。これにより、管理者は、クライアント接続試行が連続して失敗した後、増加する遅延を導入できます。 セクション6.4.2「Connection-Control プラグイン」を参照してください。

パスワード検証プラグインは、パスワード強度ポリシーを実装し、潜在的なパスワードの強度を評価します。 セクション6.4.3「パスワード検証コンポーネント」を参照してください。

準同期レプリケーションプラグインは、レプリケーション機能へのインタフェースを実装します。このインタフェースを使用すると、少なくとも 1 つのレプリカが各トランザクションに応答しているかぎり、ソースを続行できます。 セクション17.4.10「準同期レプリケーション」を参照してください。

グループレプリケーションを使用すると、MySQL サーバーインスタンスのグループ全体で可用性の高い分散 MySQL サービスを作成でき、データ整合性、競合検出および解決、グループメンバーシップサービスがすべて組み込まれています。 第18章「グループレプリケーション」を参照してください。

MySQL Enterprise Edition には、多数のクライアント接続のステートメント実行スレッドを効率的に管理することによってサーバーのパフォーマンスを向上させるために、接続スレッドを管理するスレッドプールプラグインが含まれています。 セクション5.6.3「MySQL Enterprise Thread Pool」を参照してください。

MySQL Enterprise Edition には、接続およびクエリーアクティビティを監視およびロギングするための監査プラグインが含まれています。 セクション6.4.5「MySQL Enterprise Audit」を参照してください。

MySQL Enterprise Edition には、アプリケーションレベルのファイアウォールを実装するファイアウォールプラグインが含まれており、データベース管理者は、受け入れられたステートメントパターンの許可リストに対する照合に基づいて SQL ステートメントの実行を許可または拒否できます。 セクション6.4.7「MySQL Enterprise Firewall」を参照してください。

クエリーリライトプラグインは、MySQL Server によって受信されたステートメントを調べ、サーバーが実行する前にリライトする可能性があります。 セクション5.6.4「リライタクエリーリライトプラグイン」およびセクション5.6.5「ddl_rewriter プラグイン」を参照してください。

バージョントークンを使用すると、アプリケーションが不正または古いデータへのアクセスを防ぐために使用できるサーバートークンを作成して同期できます。 バージョントークンは、version_tokens プラグインと一連のユーザー定義関数を実装するプラグインライブラリに基づいています。 セクション5.6.6「バージョントークン」を参照してください。

キーリングプラグインは、機密情報のためのセキュアなストレージを提供します。 セクション6.4.4「MySQL キーリング」を参照してください。

X プラグイン は、ドキュメントストアとして機能できるように MySQL Server を拡張します。 X プラグイン を実行すると、MySQL の ACID 準拠の記憶域機能をドキュメントストアとして公開するように設計された X プロトコル を使用して、MySQL Server がクライアントと通信できるようになります。 セクション20.5「X プラグイン」を参照してください。

クローンを使用すると、ローカルまたはリモートの MySQL サーバーインスタンスから InnoDB データをクローニングできます。 セクション5.6.7「クローンプラグイン」を参照してください。

テストフレームワークプラグインは、サーバーサービスをテストします。 これらのプラグインの詳細は、https://dev.mysql.com/doc/index-other.html で入手可能な MySQL Server Doxygen ドキュメントの「プラグインサービスのテスト」用プラグインに関するセクションを参照してください。