MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


8.3.2 主キーの最適化

テーブルの主キーは、もっとも重要なクエリーで使用するカラムやカラムのセットを表します。 それには、高速のクエリーパフォーマンスのため、インデックスが関連付けられます。 それには NULL 値を含めることができないため、クエリーパフォーマンスは NOT NULL 最適化からメリットが得られます。 InnoDB ストレージエンジンによって、テーブルデータが、主キーカラムに基づいて、超高速ルックアップおよびソートを実行するように物理的に編成されます。

テーブルが大きく、重要でも、主キーとして使用する明確なカラムやカラムのセットがない場合は、自動インクリメント値で個別のカラムを作成して、主キーとして使用できます。 これらの一意の ID は、外部キーを使用してテーブルを結合する場合に、ほかのテーブル内の対応する行へのポインタとして使用できます。


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