INNODB_CMP
テーブルおよび INNODB_CMP_RESET
テーブルは、compressed InnoDB
テーブルに関連する操作のステータス情報を提供します。
INNODB_CMP
テーブルと INNODB_CMP_RESET
テーブルには、次のカラムがあります:
-
PAGE_SIZE
圧縮されたページサイズ (バイト)。
-
COMPRESS_OPS
サイズ
PAGE_SIZE
の B ツリーページが圧縮された回数。 空のページが作成されたり、非圧縮変更ログ用の領域が不足したりするたびに、ページが圧縮されます。 -
COMPRESS_OPS_OK
サイズ
PAGE_SIZE
の B ツリーページが正常に圧縮された回数。 このカウントがCOMPRESS_OPS
を超えることは決してありません。 -
COMPRESS_TIME
サイズが
PAGE_SIZE
の B ツリーページの圧縮試行に使用される合計時間 (秒)。 -
UNCOMPRESS_OPS
サイズ
PAGE_SIZE
の B ツリーページが圧縮解除された回数。 圧縮が失敗したときや、圧縮解除されたページがバッファープールに存在しない場合に最初にアクセスするときに、B ツリーページは圧縮解除されます。 -
UNCOMPRESS_TIME
PAGE_SIZE
サイズの B ツリーページの圧縮解除に使用される合計時間 (秒)。
例
mysql> SELECT * FROM INFORMATION_SCHEMA.INNODB_CMP\G
*************************** 1. row ***************************
page_size: 1024
compress_ops: 0
compress_ops_ok: 0
compress_time: 0
uncompress_ops: 0
uncompress_time: 0
*************************** 2. row ***************************
page_size: 2048
compress_ops: 0
compress_ops_ok: 0
compress_time: 0
uncompress_ops: 0
uncompress_time: 0
*************************** 3. row ***************************
page_size: 4096
compress_ops: 0
compress_ops_ok: 0
compress_time: 0
uncompress_ops: 0
uncompress_time: 0
*************************** 4. row ***************************
page_size: 8192
compress_ops: 86955
compress_ops_ok: 81182
compress_time: 27
uncompress_ops: 26828
uncompress_time: 5
*************************** 5. row ***************************
page_size: 16384
compress_ops: 0
compress_ops_ok: 0
compress_time: 0
uncompress_ops: 0
uncompress_time: 0
メモ
これらのテーブルを使用して、データベース内の
InnoDB
テーブルの圧縮の有効性を測定します。このテーブルをクエリーするには
PROCESS
権限が必要です。INFORMATION_SCHEMA
COLUMNS
テーブルまたはSHOW COLUMNS
ステートメントを使用して、データ型やデフォルト値など、このテーブルのカラムに関する追加情報を表示します。使用法については、セクション15.9.1.4「実行時の InnoDB テーブル圧縮の監視」およびセクション15.15.1.3「圧縮情報スキーマテーブルの使用」を参照してください。
InnoDB
テーブルの圧縮に関する一般情報については、セクション15.9「InnoDB のテーブルおよびページの圧縮」を参照してください。