MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


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26.31 INFORMATION_SCHEMA SCHEMATA テーブル

スキーマはデータベースなので、SCHEMATA テーブルはデータベースに関する情報を提供します。

SCHEMATA テーブルには、次のカラムがあります:

  • CATALOG_NAME

    スキーマが属するカタログの名前。 この値は常に def です。

  • SCHEMA_NAME

    スキーマの名前。

  • DEFAULT_CHARACTER_SET_NAME

    スキーマのデフォルトの文字セット。

  • DEFAULT_COLLATION_NAME

    スキーマのデフォルトの照合。

  • SQL_PATH

    この値は常に NULL です。

  • DEFAULT_ENCRYPTION

    スキーマのデフォルトの暗号化。 このカラムは、MySQL 8.0.16 で追加されました。

スキーマ名は、SHOW DATABASES ステートメントからも使用できます。 セクション13.7.7.14「SHOW DATABASES ステートメント」を参照してください。 次のステートメントは同等です。

SELECT SCHEMA_NAME AS `Database`
  FROM INFORMATION_SCHEMA.SCHEMATA
  [WHERE SCHEMA_NAME LIKE 'wild']

SHOW DATABASES
  [LIKE 'wild']

グローバルな SHOW DATABASES 権限を持っていないかぎり、何らかの種類の権限を持っているデータベースしか表示できません。

注意

静的グローバル権限はすべてのデータベースに対する権限とみなされるため、静的グローバル権限を使用すると、ユーザーは、部分的な取消しによってデータベースレベルで制限されているデータベースを除き、SHOW DATABASES を使用するか、INFORMATION_SCHEMASCHEMATA テーブルを調べることで、すべてのデータベース名を表示できます。

メモ

  • SCHEMATA_EXTENSIONS テーブルは、スキーマオプションに関する情報で SCHEMATA テーブルを拡張します。


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