MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


28.4.4.3 execute_prepared_stmt() プロシージャ

SQL ステートメントを文字列として指定すると、準備されたステートメントとして実行されます。 プリペアドステートメントは実行後に割当て解除されるため、再利用されません。 したがって、このプロシージャは主に動的ステートメントを一度に実行する場合に役立ちます。

このプロシージャは、準備されたステートメントの名前として sys_execute_prepared_stmt を使用します。 プロシージャのコール時にそのステートメントの名前が存在する場合は、以前の内容が破棄されます。

パラメータ
  • in_query LONGTEXT CHARACTER SET utf8: 実行するステートメントの文字列。

構成オプション

execute_prepared_stmt() 操作は、次の構成オプションまたは対応するユーザー定義変数を使用して変更できます (セクション28.4.2.1「sys_config テーブル」 を参照):

  • debug, @sys.debug

    このオプションが ON の場合は、デバッグ出力を生成します。 デフォルトは OFF です。

mysql> CALL sys.execute_prepared_stmt('SELECT COUNT(*) FROM mysql.user');
+----------+
| COUNT(*) |
+----------+
|       15 |
+----------+

関連キーワード:  プロシージャ, summary, 関数, sys, latency, user, schema, setup, host, file