MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


27.12.17.2 clone_progress テーブル

注記

ここで説明する「パフォーマンススキーマ」テーブルは、MySQL 8.0.17 の時点で使用可能です。

clone_progress テーブルには、現在または最後に実行されたクローニング操作の進捗情報のみが表示されます。

クローニング操作のステージには、DROP DATA, FILE COPY, PAGE_COPY, REDO_COPY, FILE_SYNC, RESTART および RECOVERY が含まれます。 クローニング操作では、各ステージのレコードが生成されます。 したがって、テーブルには 7 行のデータのみが含まれているか、空です。

clone_progress テーブルには、次のカラムがあります:

  • ID

    現在の MySQL サーバーインスタンス内の一意のクローニング操作識別子。

  • STAGE

    現在のクローニングステージの名前。 ステージには、DROP DATA, FILE COPY, PAGE_COPY, REDO_COPY, FILE_SYNC, RESTART および RECOVERY が含まれます。

  • STATE

    クローニングステージの現在の状態。 状態には、Not StartedIn Progress および Completed が含まれます。

  • BEGIN_TIME

    クローニングステージがいつ開始されたかを示す'YYYY-MM-DD hh:mm:ss[.fraction]'形式のタイムスタンプ。 ステージが開始されていない場合は NULL を報告します。

  • END_TIME

    クローニングステージが終了した時間を示す'YYYY-MM-DD hh:mm:ss[.fraction]'形式のタイムスタンプ。 ステージが終了していない場合は NULL を報告します。

  • THREADS

    ステージで使用されるコンカレントスレッドの数。

  • ESTIMATE

    現在のステージの推定データ量 (バイト単位)。

  • DATA

    現在の状態で転送されたデータ量 (バイト単位)。

  • NETWORK

    現在の状態で転送されたネットワークデータの量 (バイト単位)。

  • DATA_SPEED

    データ転送の現在の実際の速度 (バイト/秒)。 この値は、clone_max_data_bandwidth で定義されているリクエストされた最大データ転送レートとは異なる場合があります。

  • NETWORK_SPEED

    ネットワーク転送の現在の速度 (バイト/秒)。

clone_progress テーブルは読取り専用です。 TRUNCATE TABLE を含む DDL は許可されていません。


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