ここで説明する「パフォーマンススキーマ」テーブルは、MySQL 8.0.17 の時点で使用可能です。
clone_progress
テーブルには、現在または最後に実行されたクローニング操作の進捗情報のみが表示されます。
クローニング操作のステージには、DROP DATA
, FILE COPY
, PAGE_COPY
, REDO_COPY
, FILE_SYNC
, RESTART
および RECOVERY
が含まれます。 クローニング操作では、各ステージのレコードが生成されます。 したがって、テーブルには 7 行のデータのみが含まれているか、空です。
clone_progress
テーブルには、次のカラムがあります:
-
ID
現在の MySQL サーバーインスタンス内の一意のクローニング操作識別子。
-
STAGE
現在のクローニングステージの名前。 ステージには、
DROP DATA
,FILE COPY
,PAGE_COPY
,REDO_COPY
,FILE_SYNC
,RESTART
およびRECOVERY
が含まれます。 -
STATE
クローニングステージの現在の状態。 状態には、
Not Started
、In Progress
およびCompleted
が含まれます。 -
BEGIN_TIME
クローニングステージがいつ開始されたかを示す
'
形式のタイムスタンプ。 ステージが開始されていない場合は NULL を報告します。YYYY-MM-DD hh:mm:ss
[.fraction
]' -
END_TIME
クローニングステージが終了した時間を示す
'
形式のタイムスタンプ。 ステージが終了していない場合は NULL を報告します。YYYY-MM-DD hh:mm:ss
[.fraction
]' -
THREADS
ステージで使用されるコンカレントスレッドの数。
-
ESTIMATE
現在のステージの推定データ量 (バイト単位)。
-
DATA
現在の状態で転送されたデータ量 (バイト単位)。
-
NETWORK
現在の状態で転送されたネットワークデータの量 (バイト単位)。
-
DATA_SPEED
データ転送の現在の実際の速度 (バイト/秒)。 この値は、
clone_max_data_bandwidth
で定義されているリクエストされた最大データ転送レートとは異なる場合があります。 -
NETWORK_SPEED
ネットワーク転送の現在の速度 (バイト/秒)。
clone_progress
テーブルは読取り専用です。 TRUNCATE TABLE
を含む DDL は許可されていません。