MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


13.1.35 DROP VIEW ステートメント

DROP VIEW [IF EXISTS]
    view_name [, view_name] ...
    [RESTRICT | CASCADE]

DROP VIEW は、1 つ以上のビューを削除します。 各ビューに対する DROP 権限が必要です。

引数リストに指定されたビューが存在しない場合、ステートメントは、削除できなかったビューを名前で示すエラーで失敗し、変更は行われません。

注記

MySQL 5.7 以前では、引数リストに指定されたビューが存在しない場合、DROP VIEW はエラーを返しますが、存在するリスト内のすべてのビューも削除します。 MySQL 8.0 の動作が変更されたため、MySQL 8.0 レプリカでレプリケートすると、MySQL 5.7 レプリケーションソースサーバーで部分的に完了した DROP VIEW 操作が失敗します。 この失敗のシナリオを回避するには、DROP VIEW ステートメントで IF EXISTS 構文を使用して、存在しないビューに対してエラーが発生しないようにします。 詳細は、セクション13.1.1「アトミックデータ定義ステートメントのサポート」を参照してください。

IF EXISTS 句は、存在しないビューに対してエラーが発生しないようにします。 この句が指定されている場合は、存在しないビューごとに NOTE が生成されます。 セクション13.7.7.42「SHOW WARNINGS ステートメント」を参照してください。

RESTRICTCASCADE (指定されている場合) は解析されますが、無視されます。


関連キーワード:  ステートメント, CREATE, DROP, TABLE, サブクエリー, FUNCTION, SLAVE, 関数, REPLICA, 定義