MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


13.7.7.33 SHOW REPLICAS | SHOW SLAVE HOSTS ステートメント

{SHOW REPLICAS | SHOW SLAVE HOSTS}

ソースに現在登録されているレプリカのリストを表示します。 MySQL 8.0.22 から、SHOW SLAVE HOSTS のかわりに SHOW REPLICAS を使用します。これは、そのリリースから非推奨になりました。 MySQL 8.0.22 より前のリリースでは、SHOW SLAVE HOSTS を使用します。 SHOW REPLICAS | SHOW SLAVE HOSTS には、REPLICATION SLAVE 権限が必要です。

SHOW REPLICAS | SHOW SLAVE HOSTS は、レプリケーションソースとして機能するサーバーで実行する必要があります。 このステートメントは、レプリカとして接続されているサーバーまたは接続されているサーバーに関する情報を、次に示すように、1 つの複製サーバーに対応する結果の各行とともに表示します:

mysql> SHOW REPLICAS;
+------------+-----------+------+-----------+--------------------------------------+
| Server_id  | Host      | Port | Source_id | Replica_UUID                         |
+------------+-----------+------+-----------+--------------------------------------+
|         10 | iconnect2 | 3306 |         3 | 14cb6624-7f93-11e0-b2c0-c80aa9429562 |
|         21 | athena    | 3306 |         3 | 07af4990-f41f-11df-a566-7ac56fdaf645 |
+------------+-----------+------+-----------+--------------------------------------+
  • Server_id : レプリカサーバーオプションファイルまたは --server-id=value を使用したコマンドラインで構成された、レプリカサーバーの一意のサーバー ID。

  • Host: --report-host オプションを使用してレプリカに指定されたレプリカサーバーのホスト名。 これは、オペレーティングシステムで構成されているマシン名とは異なる場合があります。

  • User: --report-user オプションを使用してレプリカに指定されたレプリカサーバーのユーザー名。 ステートメントの出力にこのカラムが含まれるのは、ソースサーバーが --show-slave-auth-info オプションで起動された場合のみです。

  • Password: --report-password オプションを使用してレプリカに指定されたレプリカサーバーのパスワード。 ステートメントの出力にこのカラムが含まれるのは、ソースサーバーが --show-slave-auth-info オプションで起動された場合のみです。

  • Port: レプリカで --report-port オプションを使用して指定された、レプリカサーバーがリスニングしているソース上のポート。

    このカラムのゼロは、レプリカポート (--report-port) が設定されていないことを意味します。

  • Source_id: レプリカサーバーのレプリケート元のソースサーバーの一意のサーバー ID。 これは、SHOW REPLICAS | SHOW SLAVE HOSTS が実行されるサーバーのサーバー ID であるため、結果の各行に同じ値がリストされます。

  • Replica_UUID : レプリカで生成され、レプリカ auto.cnf ファイルで検出された、このレプリカのグローバルに一意の ID。


関連キーワード:  ステートメント, CREATE, TABLE, SLAVE, サーバー, DROP, サブクエリー, FUNCTION, REPLICAS, HOSTS