SET RESOURCE GROUP group_name
[FOR thread_id [, thread_id] ...]
SET RESOURCE GROUP は、リソースグループの管理に使用されます (セクション5.1.16「リソースグループ」 を参照)。 このステートメントは、スレッドをリソースグループに割り当てます。 RESOURCE_GROUP_ADMIN または RESOURCE_GROUP_USER 権限が必要です。
group_name は、割り当てるリソースグループを識別します。 thread_id 値は、グループに割り当てるスレッドを示します。 スレッド ID は、パフォーマンススキーマ threads テーブルから決定できます。 リソースグループまたは名前付きスレッド ID が存在しない場合は、エラーが発生します。
FOR 句を指定しない場合、ステートメントはセッションの現在のスレッドをリソースグループに割り当てます。
スレッド ID を指定する FOR 句を使用して、ステートメントはこれらのスレッドをリソースグループに割り当てます。
システムスレッドをユーザーリソースグループに割り当てようとするか、ユーザースレッドをシステムリソースグループに割り当てようとすると、警告が発生します。
例:
-
現在のセッションスレッドをグループに割り当てます:
SET RESOURCE GROUP rg1; -
名前付きスレッドをグループに割り当てます:
SET RESOURCE GROUP rg2 FOR 14, 78, 4;
リソースグループ管理は、リソースグループが発生したサーバーに対してローカルです。 SET RESOURCE GROUP ステートメントはバイナリログに書き込まれず、レプリケートされません。
SET RESOURCE GROUP のかわりに、個々のステートメントをリソースグループに割り当てる RESOURCE_GROUP オプティマイザヒントがあります。 セクション8.9.3「オプティマイザヒント」を参照してください。