MySQL 8.0 リファレンスマニュアル


23.5.14.37 ndbinfo memory_per_fragment テーブル

memory_per_fragment テーブルには、個々のフラグメントによるメモリーの使用状況に関する情報が表示されます。

memory_per_fragment テーブルには、次のカラムがあります:

  • fq_name

    このフラグメントの名前

  • parent_fq_name

    このフラグメントの親の名前

  • type

    オブジェクトのタイプ (可能性のある値についてはテキストを参照してください)

  • table_id

    このテーブルのテーブル ID

  • node_id

    このノードのノード ID

  • block_instance

    カーネルブロックインスタンス ID

  • fragment_num

    フラグメント ID (番号)

  • fixed_elem_alloc_bytes

    固定サイズの要素に割り当てられたバイト数

  • fixed_elem_free_bytes

    固定サイズの要素に割り当てられたページ単位の残りの空きバイト数

  • fixed_elem_size_bytes

    固定サイズの各要素のバイト単位の長さ

  • fixed_elem_count

    固定サイズの要素の数

  • fixed_elem_free_count

    固定サイズの要素用の空き行数

  • var_elem_alloc_bytes

    可変サイズの要素に割り当てられたバイト数

  • var_elem_free_bytes

    可変サイズの要素に割り当てられたページ単位の残りの空きバイト数

  • var_elem_count

    可変サイズの要素の数

  • hash_index_alloc_bytes

    ハッシュインデックスに割り当てられたバイト数

メモ

このテーブルの type カラムは、このフラグメントで使用されるディクショナリオブジェクトのタイプ (NDB API では Object::Type) を示し、次のリストに示す値のいずれかを取る可能性があります。

  • System table

  • User table

  • Unique hash index

  • Hash index

  • Unique ordered index

  • Ordered index

  • Hash index trigger

  • Subscription trigger

  • Read only constraint

  • Index trigger

  • Reorganize trigger

  • テーブルスペース

  • Log file group

  • データファイル

  • Undo file

  • Hash map

  • Foreign key definition

  • Foreign key parent trigger

  • Foreign key child trigger

  • Schema transaction

このリストは、mysql クライアントで SELECT * FROM ndbinfo.dict_obj_types を実行して取得することもできます。

block_instance カラムは NDB カーネルブロックのインスタンス番号を提供します。 これを使用して、threadblocks テーブルから特定のスレッドに関する情報を取得できます。


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